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趣味がない。

つい先日、ふと気が付いてしまったことがある。
「あれ…?ワタシって、趣味がない…」と。
 
いやね、趣味っぽいものはあるのよ。
 
たとえば料理とかは30年以上続けているし、
氣功も18年くらいやっている。
また、生年月日を聞けば、その人の傾向を
ある程度は読み解きもできる。
 
他にも食べ歩きとかゲームとかも好きだし、
興味あることは少なくない。
 
もちろん、文章を書くこともずっと続けている。
 
 
が!
 
それらって「趣味なの?」と問われると、
首をかしげて、もげそうになってしまうところがある。
 
ワタシがやっている「趣味っぽいもの」は、
ものすごく浅いか、実利が伴うものばかりである。
 
 
料理は
「自分が食べたいものを、食べたい最高の味付けで食べたい」
という、この短い文章の中に3回も「食べたい」が出てくるほど
食欲という下心がなければやっていない。
 
 
氣功は、初っ端は「人を…人を吹っ飛ばしてみたい…」という
なんともゲスな動機から始めたし、今となっては
 
「これがなくなったら、いよいよ体を動かさない老人まっしぐらだ」
「眠りが深くなるし」
 
という健康・睡眠目的で継続している感が否めない。
 
 
生年月日から読み解く占いも、
 
「ああー!!!人とのコミュニケーション、取れねぇなぁ!」
 
という所から興味を持ち、今では
 
「もう、頭の上に本人の生年月日とかが浮かんで見える
 目が欲しいなぁ…そのためなら、寿命3日くらい縮んでもいい」
 
と、相手とやり取りする際の必須ツールと思っているフシしかない。
 
 
そう。
 
「趣味を楽しむ」じゃねぇんだよワタシの場合。
 
ピュアに「好き!」とか「楽しい!」という動機ではなく
食欲とか睡眠欲という基本的欲望から発祥している行動だ。
(性欲については発言を控えておこう)
 
 
また、食べ歩きやゲームに関しては
そこまで「得たい成果」みたいのはないのだが、浅い。
 
気に入った店があれば、同じ店に何回も通っちゃうし、
なんなら料理1ジャンルにつき1店お気に入りがあれば
それでもう新規開拓はほとんどしない。
 
私との付き合いが長くなってくると、
「あれ…?こいつ、いつも同じ店に行きやがる…?」
となる。
 
それは相手を軽んじているのではない。
むしろ心を開いている状態なのだが、
 
「怠慢だよね!?」
 
と言われたら、まっすぐに相手の目を見つめることしかできない。
反論は、ないからだ。
 
 
ゲームに関しても、新しいゲームを買うのは1年に1~2本くらい。
 
しかも、その時のトレンドのゲームを買うか?というとそうでもなく、
 
「それは最新だね!」
 
というゲームを買ったのは『ゼルダの伝説』くらいなので、
もう何年も前の話だ。
 
最近までは『メタルギア・ソリッド』(しかも1)をやり直したり、
今は『風来のシレン』(これは一応新作)をやって
ハラハラしている。
 
 
ね!浅いでしょう?
 
 
そして「文章を書く」に至っては、それはもう
趣味と言ってはいけないよね?
 
シンガーさんが「趣味はカラオケです」と言うのと、
ケーキ屋さんが「ケーキ作りが趣味です」と言うのと、
あまり変わりがない。
 
大工さんが「趣味は日曜大工で…」って、
平日平日!とツッコみたくなるのと同じ気がする。
 
 
文章を書いているからこそ
あたたかい布団で寝ていられるようなワタシが
文章を「趣味」と言ってはいけない気がする。
 
 
そうなんだよ!!
 
趣味ってさぁ!もっと純粋でピュアなものでしょう?
 
たとえば漫画の単行本の背表紙の絵を見るだけで
何巻のものかわかったり、1コマ見るだけで
「あ、このシーンは…」と20分くらい語れたり。
 
あるいは、別にプロを目指しているわけでも
健康のためでも、モテるためでもなく
シンプルに「楽しいから」でテニスしたりするやつでしょう?
 
 
以前も少し「趣味がないな…」と振り返り、
さまざまな趣味について調べたことがあるのだが、
 
「ふむ…こんな趣味もあるのか…
 じゃあ、コレをワタシがやったとして、その出口戦略は…」
 
とか呼吸をするように思考してしまったことで、
 
「ダメダメダメ!脳みその中からやめろバカと喚くモラリティ!」
 
と、自分の下心を支えているミトコンドリアに
その場で土下座しながら熱唱したこともあるくらいだ。
 
 
そんな私なので、マジで
不特定多数が集まるパーティとか、
なんとなくシェフと話をしなければならない高級店とか、
タクシーとか美容院が、ある種ホラースポットである。
 
「お仕事は?」
 
と聞かれても、
 
「あー…コピーライターやってます。でも、依頼受けてません」
「セミナー講師もやっていますが、いつやるかは分かりません」
「あとは、ちょっと説明しにくいです」
 
となるし、いよいよ
 
「ではご趣味は?」
 
みたいに話を振られると、
 
「あなたの下心は?」
 
と聞かれているのと同義になるし、
会話のキャッチボールの最中、相手に
 
「あ!私も同じ趣味です!」
 
なんて言われようものなら、
 
「違うんです違うんです!あなたのように高尚じゃなくて
 三大欲求がやれよと命ずるままに
 欲望の下僕となりさがったまま続けているだけなんです!」
 
となるか、
 
「浅いんです浅いんです!なんか質問されても
 1ミリもいい返しとかできません!なんなら
 趣味じゃない人の方が詳しいレベルです!」
 
となり、話が弾まない。
 
 
なので、初対面で、かつ私が
「ここ、ワタシのフィールドじゃないなー」と思っているところでは、
壁に貼りついて時間が過ぎるのを待つタイプだ。
 
私の方から
 
「へー!あなたはどのようなお仕事を?」とか、
「ご趣味は?」とか、
「今のお仕事をはじめたきっかけは?」とか聞く時は、
本当にシンプルに興味があるということと、
 
「私に話を振るなよ、シラケるから」
 
という自己防衛だったりもする。
 
 
しかし、そういう場に慣れている人々は、
 
「あ、仕事の質問をしてくるってことは、
 本人もしゃべりたいのだろう そうでしょう?」
 
という配慮をしてくれる人が圧倒的に多く、
たいていカウンタークエスチョンをくらい、
だいたい見事に場をシラケさせる。
 
 
 
さてさて。
 
子供の時は、
「つまらない大人になんか、なりたくないなぁ…」
なんて、うすらボンヤリ考えていたが、
 
気が付いたら「無趣味。損得で動く。浅め」という
ピンポイントでつまらない人間になってしまったのかもしれない。
 
 
そんな中で仲良くしてくれる方々には感謝しかないし、
 
「いかにワタシに趣味がないか」
 
という、中身がヘチマのようにスカスカな記事を
ここまで読んでくれたあなたにも大感謝☆
 
きっといいことあるよ!
 
お互い、楽しく生きていこーね!
 
 
ではでは。
 
 

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