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言葉という薬。

日々、飽きもせず色々と書かせてもらい、
また、色んな相談とかを
聞かせてもらっていて思うのは、
 
 
「ホント、言葉って薬になるなぁ」
 
 
ということ。
 
 
落ち込んでいる人を元気にさせたり、
 
暴走している人を落ち着かせたり、
 
今までと違う視点を提供したり。
 
 
 
ただ、この「薬」というのは
使い方を一歩間違えると、
 
「毒」
 
にも
 
「劇薬」
 
にもなってしまうという意味も
含まれているなぁ、なんてことも同時に感じる。
 
 
 
ものすごく自信をなくしてしまっている
タイミングの人に対して
 
「とにかく行動だよ!」
 
とか、
 
「歴史上の偉人達をみなよ!」
 
とか言いながら、名言を引用したりすれば、
相手を元気にさせるどころか、
かえってダメージを与えてしまう事もある。
 
 
体調が弱っている時には
おかゆくらいしか食べられないのに
 
「元気が出るぜ!」
 
と、ステーキを提供するような
ちぐはぐ感が出てしまう事もある。
 
 
 
自分の話を、自分の言葉で話したい人に対して
 
「ああ、要はこういう事でしょ?」
 
とか
 
「早い話が、、、、」
 
なんてまとめようとすると
「早い話」どころか、ちっとも進まないことも
あったりする。
 
その「早い話」、ぜんぜん早くないよ!みたいな(笑)
 
 
 
日々、不特定多数に向けて発信をしている記事は
さすがに
 
「読む人全員に対して、100%フィットする」
 
という言葉や文章を書くことはできないだろう。
 
 
でも、言葉を扱う者としては、
せめて一対一で話をしていて
その時に相手が「言葉の薬」を求めているような時には、
 
その人の、今その時の「症状」に合わせて、
 
出来る限りベストな言葉を「処方」できるように
なれたらいいなぁ、なんて考える次第。
 
 
ついつい、効果もあるけれど副作用も大きいような
 
「言葉の劇薬」
 
を叩きこみたくなるようなシチュエーションも
あるかもしれないけれど、
できるかぎり副作用のない、
 
「自然の生薬」
 
みたいな言葉で、相手が望む結果を
サポートできればいいなぁ、と思うんだよね。
 
 
ついつい「名言」みたいのを
振りかざしそうになる自分に、自戒の意味をこめて。
 
 
今日は、ちょい短め。
 
ではでは。
 
 

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