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義務感の限界。

世の中、いろいろと
「やらなきゃいけないこと」ってぇのは、ある。
 
朝、起きなきゃいけない。
ゴミを出さなきゃいけない。
仕事に行かなきゃいけない。
子育てしなきゃいけない。
 
人づきあいもしなきゃだし、
税金も払わなきゃいけない。
 
まぁ、いろいろだ。
 
 
そんな「やらんとあかん」は
もちろん、きっちりとやった方がいい。
 
が!
 
んが!
 
 
義務感だけで自分の時間を埋めていくと、
絶対にお金も時間も足りなくなる。
 
なぜなら、義務でやることは、
 
「人を巻き込むことができない」
 
からだ。
 
 
義務感でやっていることを人にやってもらうためには、
メリットか、強制力を発揮しないといけない。
 
 
たとえば、ゴミ出しを頼むのであれば
 
「ゴミを出しておいてくれたら、○○してあげる」
 
とか、あるいは
 
「もう!それくらい手伝ってよ!!!!」
 
という「圧」が必要やろ?
 
 
で、
 
そのメリット提示には
時間的、お金的、人間関係的な
コストが必要になる。
 
また「圧」の強制力は、
自分の信頼残高を
少なからず取り崩して使っているので、
再び信頼を預け入れないと、いつか枯渇する。
 
 
なので、
 
一日のすべてのことを義務感でやっている人は、
一人で抱えるか、コストを支払うしかない。
 
だから、やることが増えれば増えるほど
いっぱいいっぱいになってしまう構造に陥る。
 
 
この「義務感」は、けっこう厄介で、
たとえば、
 
「もういい大人なんだから、
 お金の知識も勉強しなきゃ」
 
とか、
 
「自分の家族なんだから
 私がしっかりしなきゃ!」
 
とか、
 
「自分が始めたプロジェクトなんだから
 最後までやり遂げなきゃ!」
 
っていうのも、「義務感」の混合率があればあるほど
その成果は残念なものになってゆく。
 
 
義務感からの行動に、個人のフルパワーは出ないし、
人も巻き込めないのだから、当然やろ?
 
 
 
なので。
 
もし、あなたが
 
「時間も欲しい!お金も欲しい!」
 
と思っているのであれば、
毎日の中で少しずつでもいいので、
「義務感」からではない行動をすべきだ。
 
 
ちなみに、
 
「ネットを見る」
「マンガを読む」
 
などは、ほとんどの人にとって行動ではなく
「精神の回復時間」だ。
 
取り違えないよう、気をつけたいっすね。
 
 
 
さてさて。
 
 
「やらなきゃいけないことがありすぎて
 自分のやりたいことができない!」
 
それは分かる。
 
 
ただ、順番が逆なんだ。
 
 
自分の積極的責任において
主体的にやることをやらない限り
時間は増えない。
 
義務を放棄しろ、とは言わないが、
どんなに些細な時間であったとしても
 
「自ら選んで責任を取りに行く」
 
という行動だけが、あなたの時間とお金を増やす。
 
 
それがたとえゴミ出しであったとしても、
主体的に責任持ってやっていたら、
応援者が現れるかもしれない。
 
税金を納めるのを主体的責任でやってたら
累計納税額日本一になって
めっちゃ信者が増えちゃった人もいる。
 
 
義務と責任は違う。大違いだ。
 
 
義務も大事。
義務を継続している間に成長もするだろう。
 
ただ、責任を選択した時、
成長でなく、進化が待っている。
 
 
これから、やろうとしていること。
 
義務の混合率はどれくらい?
積極性の混合率はどれくらい?
 
 
時間とお金、そして人からの応援が欲しいのであれば
やる前に振り返ると、後が楽になるぜぃ。
 
ではでは。
 

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