とてつもなく当たり前体操すぎて、
逆に炎上しそうなことを吠えてみようと思う。
SNSでの発信でも、メールでも、
何かを告知したりセールスしたりする時も、
ぜぇ~んぶに共通して言えるのだが、
「一番大事なこと」って、なんだと思う?
もちろん、何を伝えるか?も大事。
自分の想いも大切だし、
なぜそれを伝えたいのか?も大切。
だが、その前にもっと根本的に
絶対に外しちゃいけないことがある。
それが、
「誰に」
伝えようとしているのか?である。
これ、めちゃくちゃ当たり前なのだが、
ネット空間に文章を放った瞬間、
人類はビックリするくらい忘れる。がんばれ人類。
たとえば、めちゃくちゃ仲のいい友人になら、
LINEで
「ねぇ」
だけ送っても成立する。
なんなら、相手が常時クイックレスポンサーなら
その後3分返信がないだけで、
脳内では勝手にドラマが始まる。
「え?なに?」
「怒ってるのかな?」
「まさか…あの件か」
「いや違うな…借金してたっけ?」
みたいに。
しかし。
これを、道ですれ違った知らない人に対してやると、
話は変わる。
特に声をかけるのが男性の場合、リスク許容度が狭い。
「ねぇ」
相手は振り向く。
誰もいない。
いや、いる。
電柱の影に。
怖い。
もうこれはコミュニケーションではない。
都市伝説か、あるいは事案の発生である。
つまり、同じ「ねぇ」でも、
「誰に向けているか」
で、意味は全部変わる。
何かの告知についても同じだ。
すでに自分のことや、
商品やサービスを知ってくれている人に向けてなら、
「やっと準備できたよー」
だけで成立する。
「待ってました!」
「ついに!」
となる。
しかし、何も知らない人に向かって、
いきなり
「できたよー」
と言ったところで、
「なにがよー?」
で終わる。
反応してくれただけありがたいと思え、ってなる。
そうなんだよ。
発信って、郵便物みたいなものなのだ。
ちゃんと宛名が書いてあれば届く。
でも、
「誰か読んで!!!」
みたいに情報空間へ向かってブン投げると、
ぜんぜん関係ない家に届く。
しかも、そういう時に限って、
一番届いてほしくない人が開封する。
「なんだこの失礼な文章は!!」
とか言いながら。
いや、あなた宛じゃないんです。
誤配達なんですスミマセンスミマセン!
また、これまた当たり前なのだが、
その「誰に」の相手が、どんな人なのかによって、
伝える内容は「真」にも「偽」にもなる。
めっちゃマッチョ筋トレムーチョマッスラーに対して、
「1日スクワット10回でOK!」
なんて言ったら、
「え?それ、アップですらなくない?」
となる。
恋愛テクニックでも、
「相手をじらすことも大切☆」
なんて伝授したとしても、
それを読んだ人が狙っている相手が
超絶モテスターだった場合、
スターは、じらされていることにも気づかないまま、
次から次に現れるハイウェイアプローチの藻屑となる。
ビジネスもそうだ。
年商1000万を目指すなら、
コツコツ発信が大事かもしれない。
しかし、年商1億を超えたいなら、
さっさと数百万単位で広告を入れた方が早いケースもある。
つまり、アドバイスって、
「正しいか間違いか?」
ではなく、
「誰に飲ませる薬か?」
なのだ。
薬局ならば整頓された棚と
薬剤師さんがいるからいいが、
ネット空間は、五目チャーハンのように
パラパラになった情報が玉石混交に躍っている。
そして、そのほとんどに宛先は書いていない。
で!!!
ここからが大事なのだが、
自分が「どんな立場の誰に」
伝えようとしているのかが、
ブルースカイのようにクリアになっていないと、
困るのは自分自身。
つまり、平常運転時のワタシだ。
まぁ「学べよ!」と毎回ツッコむほどに困る困る。
「見てくれれば、誰でもいい」
「お客さんになってくれれば、どんな人でも」
「これは、どんな立場の誰にとってもプラス」
なんて思っていると、
クレームの嵐に巻き込まれたり、
自分が傷つくことになったり、
ちっとも求めていない人に執着されたりする。
SNSとかで、
「なんでそんな解釈になるの!?」
って怒っている人、いるでしょう?
あれ、かなりの確率で、
想定読者が霧散している。
逆に、それがクリアになっていれば、
ネガティブなことは起こりにくい。
仮に起こったとしても、
「あ、宛先ちがったんだな」
で済む。
そして。
自分にとってイラッとするようなネット情報や、
反論したくなる発信を見た時も、
「あ、これは私向けじゃないんだな」
と思うだけで、
ぶっちゃけ、かなりどうでもよくなる。
さてさて。
世の中には、様々な環境で暮らし、
様々な経験をし、
様々な価値観を持っている人がいる。
発信というのは、結局、
「私はこう思う」
を、
「誰かにも届くかもしれない」
と信じて投げる行為だ。
だからこそ、
少なくとも自分の中では、
「どんな立場の、誰に」
ということを咀嚼しておかないと、
いつまで経っても、
「ねぇ!?なぜ!?どうしてなのっファッッ????」
というループをグルグル回ることになる。
でも、そこが明確になれば、
相手を変えるのか。
内容を変えるのか。
伝え方を変えるのか。
タイミングを変えるのか。
少なくとも、次の行動の指針は見つかる。
もし、コミュニケーションや発信をしている中で、
「あれ?」
と思うことがあるのであれば、
最初に振り返るべきは、
「誰に向けていたのか?」
なのかもしれないよー。
まぁ、私も毎日のように
こんな風にせっせとラブコールを書きながら
誤配と未配と失敗に乾杯なのだが。
ではでは。
