最近、気がつけば
会わなくなってしまった人。
いつからか合わなくなり
疎遠になってしまった人。
辛い別れをした恋人。パートナー。
自分の言動が発端で
縁が途切れてしまった人。
いずれにしても、
今の自分とは、願おうが願うまいが
もう関係が変化してしまった人。
その人たちは、
一体どうなってゆくのだろう?
答えは、
「あなたとの関係がどうなろうが
その人はその人らしく生きてゆく」
だ。
その人をどんなに嫌おうが、
その人はあなたの思っている以上に
その人の人生を生きてゆく。
「あの人は絶対に
どこかで失敗する」
なんて思ったとしても、
そんなことなく、その人らしく。
あなたとは違う世界で、
その人を認める誰かと
けっこう楽しく生きてゆく。
「ほーら、私がいなくなったから!」
なんて、ドラマチックな転落もないし
逆に、あなたがいなくなったことで
大飛躍することもほとんどない。
その人が、その人の
あり方と、実力と、がんばりで
未来を創ってゆくだけだ。
逆に、
その人のことをどんなに想おうが、
その人はその人の人生を歩んでゆく。
心のどこかで
あなたをふと思い出すことはあっても、
毎日の中で、それらは薄らいでゆく。
そして、その人らしい、
いや実にその人らしい年輪を重ねてゆく。
そう。
あなたが昔、仲良かった人も、
心の底から憎んだ人も、
風のうわさで聞いてみれば、実に
「その人らしく」
生きているのを知るだけだ。
ほら。
あなた自身が
(良きにしろ悪しきにしろ)
実際に縁を持ち、縁が薄らいだ人を
思い返して見るといい。
あなたがいようがいまいが、
その人は、実にその人らしい足跡を
綴っているのではないだろうか?
、、、いやいや、言いたいことを
勘違いすんなよ?
だから、縁は不要とか、
すべて無駄、とかじゃない。そうじゃない。
その人とご縁が合った時があった。
こんなにたくさんの人がいる中で。
そこで共に笑い、泣き、
心を動かせた。
何かを学び、与え、受け取り、
それはいつか思い出と呼ばれるものになる。
それぞれの人生の道の中で、
どこかの交差点で出会い、
共に肩を並べて道を歩む時期があり、
そしてどこかの交差点で、また離れた。
そういうことだ。
もしかしたら、
またどこかの交差点で会うかもしれないし、
もう二度と交わらないかもしれない。
そんなことを恐れても期待しても
どうなるかなんて分からない。
だから。
その人との関わりが
どんなものであったにしても、
会い、共に時間を歩んだことに
感謝すればいい。
その人のこれから生きる道を
どうなるのだろう?と
あなたが予想したり危惧する必要はない。
あなたは、今のあなたを生きればいい。
あなたはあなたの境涯のまま。
その人はその人の境涯のまま。
そうすれば。
あなたにとって、
失った存在が大きければ大きいほど、
また、今のあなたの境涯に沿った
新しい出会いがあるから。
、、、いやいや、
なんか最近、私の周りの人が
そんな時期に差しかかってる人が多くてね。
もちろん、私も他人事では
ないのだろうけれど。
あなたを生きれば、それでいい。
そこに合った人が
遅すぎず、早すぎないタイミングで
あなたの交差点に現れるから。
ではでは。