いつの世も、熱狂みたいなものはあるワケで。
古くはチューリップバブルとか、
産業革命とか、ゴールドラッシュとか。
日本のバブル経済や、IT革命、
仮想通貨バブルみたいなものまで。
そうそう、御察しの通り、
今はまさに、AIがこの「熱狂」状態ってわけ。
なんか「乗り遅れたらダメなんじゃないか?」
と、焦燥感を煽られる感覚があるよね。笑。
まぁ、厳密に言えば技術革新と
「え?結局なんだったの?」みたいなブームは違えど、
価値の登場
↓
熱狂!「乗り遅れるな!」
↓
異常な資金流入
↓
崩壊と定着
みたいな流れはあるなー、と。
で。
どの熱狂も、関わり方がざっくり4つある。
まったく気にしない人もいれば、
完全に定着してから
のそりと生活に取り入れる人もいるが、
「熱狂中の関わり方」
としては、大きく4種類かな、なんて思う。
今回はそれを見てみようと思う。
4種類にそれぞれ、
1.見つける人
2.整える人
3.語る人
4.踊る人
と名付けて、話を進めてみよう。
—
1.見つける人
別名としては「進める人」になるかな?
新しい技術や価値を発見し、
それそのものに触れて進めてゆく人。
たとえば蒸気機関を発見/発展させてゆく人だったり、
ゴールドラッシュ時に金の鉱脈を見つけたりした人。
チューリップバブルとかも現代の我々から見たら
「え?バカなの?」
と思っちゃうが、当時としては新技術から生まれた新文化だ。
球根を発展させた人は、すごいわけだ。
仮想通貨を作り出していった人、
そしてAIを生み出してきた方々も、この
「見つける人」にカテゴライズされる。
それぞれの時代で崇高な役割を果たしたと言えるけれど、
こと経済的な恩恵という意味では
そこまで莫大な利益を得る人は少ないかもしれない。
人類の歴史を動かすことへの貢献度は
計り知れない、という見方も一方でできるだろう。
—
2.整える人
別名としては「支える人」だろうか?
たとえば現在のAIで言えば、
コンピュータの冷却施設を作ったり、
AIを動かすための高性能な機材や、
AIを便利に使えるサービスを用意したりする人。
ゴールドラッシュの時に
スコップを売ったり、ジーンズを作ったりした人で、
その時に「熱狂」の渦にあるものを
周囲から支えるものを供給する人。
土地バブルや仮想通貨バブルで言うと
仲介や証券会社になるのかな?
参入障壁がこれから説明する
「語る人」「踊る人」よりも高くなるし、
なにより地味なので、熱狂の渦中にいる人からは
「え?そっち?」みたいに思われつつも感謝される。
そして、経済的な恩恵という意味では
ココが一番大きいんじゃないのかなー、と思えるほど
最終的には成功をおさめやすいと言えるかもしれない。
—
3.語る人
別名「意味付ける人」「広げる人」かな?
どんな技術や発見であっても、
それを多くの人々が「価値がある!」と認知しなければ
宝の持ち腐れになる。
なので、ストーリーテリングを使って
人々に「それ」の価値を伝えてゆき、
「踊る人」を増やしてゆく役割。
代表例としては、やはりアップル創業者の
スティーブ・ジョブズ氏になるのかな?
氏の場合は、語るだけで終わっていないけれど。
今だと、AIの使い方を教えたり、
AIの未来を語って希望を持たせたり不安を煽ったり(笑)
「お金が儲かりますよ」とそそのかす人。
ほとんどの場合は、その「熱狂」について詳しい場合が多いが、
そうでなくても語ることはできる。
自分の得意分野と、熱狂されているものを
無理やりくっつけて語ったりもできたりする。
参入障壁が比較的低く、初期投資なども限られ
リスクも少ないことから、ある程度の認知ができてくると
ドドっと人が増える。
本人が受ける経済的恩恵という意味では、かなり大きい。
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4.踊る人
別名「使う人」「プレイヤー」になるかな?
熱狂されているものの渦中に入って
利益を得ようとする人たち。
チューリップの球根を買ったり、
株や土地を買いまくったり、
仮想通貨を購入したり、
AIを使って儲けようとする人々。
経済的な恩恵という意味においては
最も恩恵に近いとも言える。
が。
なにせ「参入障壁が、やたらと低い」という特徴がある。
そのため、ライバルがめっちゃあふれる。
そのライバルに先んじるために
「語る人」から情報収集したり、
設備を「整える人」から購入したり、忙しい。
今回ジャンル分けした人々の中で
最もハイリスクハイリターンである関わり方だが、
当人たちは、ほとんどそれに気づいていない場合が多い。
仮想通貨で億り人になった人とか、
IT会社の社長とかが成功例なのかな?
語られずに散っていった勇者たちに敬礼!
—
さてさて。
個人的には、このような「熱狂」が
人々の生活を直接間接に豊かにしていっていると思っている。
なので、新技術、新価値、新展開は
ウェルカム!という立場だ。
ただ、
熱狂の渦に巻き込まれて
「出遅れたら負けだ!」
なんていう強迫観念で動いたら、
それこそ「負け」確定だな、とも思っている。
たしかに、チューリップバブルでも
産業革命でも、ゴールドラッシュでも、
日本土地バブルでも、ITバブルでもAIでも、
それを契機に
「人生激変!」
した人もいるし、
新技術の定着の中で、なくなっていった職業などもある。
でも、ほとんどの場合は出遅れても「負け」にはならず、
そろりそろりと定着をしていくものに着いていくだけで
生活は成り立ってゆくことが多い。
本当に「負け」になっちゃうのは、
自分の欲に突き動かされて、
「踊らされた」時だけなので、まぁ、落ち着いていきましょうや。
自分にとって、本当に必要で大切なものは、
目を向ければ揃っていることが多いので。
ではでは。
