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いきなり、かめはめ波!

今回の話は、ビジネスに精通している人には
当たり前の話なんだけれど、
いろんな人の相談に乗っていると
 
「おっと、そこで迷っているのね~」
 
という「基本」があるので、
今回はそれをシェアしたいと思う。
 
 
 
さてさて。
 
 
タイトルの「かめはめ波」だけれど、
これって、国民的マンガ「ドラゴンボール」の
主人公の必殺技。
 
 
これはひとつの例えであって、別に
 
 
「いきなり、ライダーキック」でも、
 
「いきなり、スペシウム光線」でも、
 
「いきなり、夢想転生」でも、
 
「いきなり、ひゃくれつ肉球」でも、
 
 
なんでもいい。
 
 
とにかく、最も得意としていて、
かつパワフルでインパクトのある
 
「自分の中の必殺技」
 
は、いきなり初回から出した方が効果がある。
 
 
物語の世界では、出来る限り
最後の方で繰り出した方がカッコいいんだけれど、
現実世界では違う。
 
特に、ビジネスにおいては
 
「お客様がもっとも興味を持ってくれて、
 こちらとしては最大限の価値を提供できるもの」
 
を、もっとも先に、そして出来る限り安く提供するのが
鉄則中の鉄則だ。
 
 
 
それは、自分が作りだせるコンテンツの中でも
もっとも「おいしい」部分だったり、
 
料理とかでも、最高の味のものだったり、
 
サービスでも、最高峰のサービスを前面に出すといい。
 
 
 
と。
 
ここまで説明すると
 
 
「でもイグゼロさん。
 いきなり最高のものを提供してしまったら
 あとで息切れしませんか?」
 
 
「どんどん盛り上がって行く方が
 お客様としても嬉しいと思うんですけれど?」
 
 
みたいな質問をいただくことがある。
 
 
 
たしかに一理ある。
 
が、そういう
 
「はじめチョロチョロ、あとからゴージャス☆」
 
という流れができるのは、
 
 
「お客様が、あなたの商品以外のものは選べない」
 
 
という状況においてだけだ。
 
 
 
 
基本、お客様とは一期一会。
 
あなたの商品に興味を持てなかったら、
さっさと次の商品に目移りして行ってしまう。
 
 
あなただって、一日のうちで
テレビや、ネットや、雑誌や、電車の中づり広告で見た商品のうち
よほど興味を持ったもの以外は、忘れちゃうでしょ?
 
 
 
お仕事をしていると、つい
 
「お客様は、私と同じくらい、私の商品やサービスに
 興味を持っている」
 
という錯覚をしてしまいがちだけれど、
それはたぶん、若さゆえのあやまちだ(笑)
 
 
お客様のほとんどは、
あなたの商品やサービスの事を考えてくれていない。
 
だって、忙しいんだもの(笑)
 
 
 
 
だから。
 
まずは、最高のパワーを発揮したものを
お客様に提供する。
 
 
そして、一度興味を持ってくれて、つながってくれたのであれば、
 
「ああ、あそこの商品か」
 
と、お客様は時間をとってくれやすくなる。
(もちろん、初回に満足すれば、ね)
 
 
そうならない限りは、お客さまにとって
あなたの商品は「世界に存在しない」のと、まったく同じだ。
 
 
 
お客様が時間を取ってくれるようになれば、
お客様から声をいただける。
 
声をいただければ、その声を反映して
また別のニーズにお応えすることも出来る。
 
つながりを創ることこそが、
まずは必須課題だと思うんだけれど、
いかがざんしょ?
 
 
 
 
まぁ、たしかに、
 
「最初から、自分が出せる最高のものを出す」
 
というのは、怖い。
 
 
後に続かないのでは?という恐怖もさることながら
 
 
「最高のものを出したのに、
 全然お客様が来なかった」
 
という現実を突きつけられる可能性もあるからだ。
 
 
 
でも、その現実に
 
「ぐぬぬ」
 
と言いながら、提供できるものを磨き、
提供しているものの素晴らしさを
伝えて行くしかないんじゃないかな?
 
 
 
さてさて。

 
「いきなり、かめはめ波」。
 
 
お客様との一期一会の中で、
最高のつながりができるといいよね♪
 
 
 
あ!
 
ちなみに、狙っている異性とのデートコースで
 
「いきなりディズニーランド!」
 
「いきなりヘリコプタークルージング!」
 
「いきなり婚姻届け!」
 
みたいのは、やめておくことをお勧めします。
 
それは、また、別で(笑)
 
 
ではでは。
 

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