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あなたの中の「ニートな部分」

今、社会的に「問題」と言われている
ニートの人って、いるよね。
 
 
私自身は、そんなにその問題に詳しいわけじゃないし、
本当に困っている関係者もいるのかもしれない。
 
 
ただ、個人的には
以前もちょっと書いたことがあるんだけれど、
 
「前の世代の典型的日本人と、
 いったいどこが違うの?」
 
なんて思っちゃうんだよね。
 
 
 
だって、いわゆるニートの人の特徴って、
 
 
・コミュニケーションが下手
 
・部屋にこもって、細かいことをしている
 
・社交的じゃないけれど、コミュニティ内では
 独自の社交性を発揮する。
 
・クォリティに関する、異常なまでのこだわり。
 
・既存のものを加工して、新しい価値を作るのが得意
 
・異性には、特にぶっきらぼう
 
・自分の価値観を曲げない頑固さがある。
 
 
こんな感じでしょ?
 
 
 
 
技術立国日本を支えてきた職人さんや、
昭和を生きてきたオトーサンたちと、
一体なにが違うか、私には全然わからない。
 
 
唯一違う点を挙げるとするならば、
 
「働いているか、いないか」
 
くらいじゃないかな?
 
 
でもそれって、
 
モノを作り出したら売れるという仕組みが
機能していたからお金になっただけだよね?
 
 
今、ニートと言われている人(の一部)が
無償で生み出しているものだって、時代が時代なら、
相当金銭的価値があるものもあるだろう。
 
 
 
 
 
自分の生み出したものが、みんなに喜ばれて
金銭的にも恩恵を受ける。
 
 
それだったら、ポジティブにもなるし、
また頑張ろうっていう気にもなりやすいだろう。
 
 
だから、個人的には
前世代の人と、現代の若者との差異ってのは、
ほとんどないと思うんだよね。
 
 
(むしろ、今ニートの人も
 時代に恵まれていれば、憧れの人に
 なった人だっているだろう)
 
 
 
 
 
それはそれとして。
 
 
 
 
だからと言って
 
「時代が悪い」
 
「時代に恵まれていなかった」
 
と、愚痴っていても、はじまらない。
 
 
自分が得意とする分野で、
誰かを喜ばせることが出来ないかを考えるのは
とっても大事だと思うんだよね。
 
 
コミケとかに、自分の作品を出品するのも
素晴らしいと思う(行った事ないけど)。
 
 
自分が書いた漫画や小説やイラストを
ネットで販売してみてもいいと思う。
 
 
たとえお金にならなかったとしても、
誰かがその作品たちを見た時に心が動いたとすれば、
それはそれで素敵な価値だ。
 
 
 
 
で、ここからが今日の本題。
 
 
 
さてさて、あなたの中にも、こんな
「不遇なニート」は、いないだろうか?
 
 
好き、得意、頼まれなくてもやっちゃう。 
 
でも、お金にもならないから、とか
世間体が悪いから、という理由で、
ひっそりと閉じこもっちゃってるアイデンティティ。
 
 
 
もし、そんな「ニートな部分」があるのだとしたら、
それは朗報だ。
 
 
なぜなら、また時代が変われば、
そこにスポットライトが当てられる可能性は
充分にあるからだ。
 
 
 
 
どんな鈍感な人でも
 
「これから日本や世界は、さらに変わっていく」
 
という空気は感じているだろう。
 
 
感受性の高いあなたならば、なおさらのことだ。
 
 
 
今までもてはやされてきた
能力や、技術や、会社がバタバタ倒れているのは
今や毎日の「平凡な」ニュースになっている。
 
 
そんな変革の時に、あなたが現在お金を得ている手段が
すたれる可能性は、充分にある。
 
 
でも、それ以上に
あなたの中に閉じこもっている「ニートな部分」が、
巨万の富や人をもたらす可能性だって、充分ある。
 
 
 
今は、たくさんのニーズがあり、
ニーズを持っている人にアクセスできる
ツールや環境だって揃っている。
 
 
今すぐに、とは行かないかもしれないけれど、
あなたの「ニートな部分」が
社会的な価値を認められることだってあるだろう。
 
 
 
 
なので、
 
 
今稼いでいる能力を磨くのと同時に、
 
今は全然パッとしないし、
人に言ったら眉をひそめられるような自分の側面も
充分に愛して、こっそりと温めてあげて欲しい。
 
 
 
人をあやめる能力が、最高の能力だった時代もある。
 
チューリップの球根を選別する目が、
もっとも憧れられた国や時代もある。
 
茶碗で日本の権力者を牛耳った時代もある。
 
 
あなたのもっている「ニートな部分」が、
これからの日本や世界の中心的価値に
ならないとも限らない。
 
 
日本や社会なんていう大げさなものじゃなくても、
あなた自身の人生に、大きなインパクトを
与える可能性は、充分にある。
 
 
 
小さいころから駄文を書くのが大好きで、
みんなよりも、ちょっと株を始めるのが早かった
ただの根暗野郎が、今こうして、
 
あなたに文章を読んでもらったり、
 
本を出版したり、
 
人様にトレードを講釈したりしている。
 
 
 
もともとサラリーマンをやっていた時には
全然関係ない、私の「ニートな部分」だ。
 
 
 
 
あなたにも、きっとそんなパワーが宿っている。
 
 
あなたのパワーが、花開くことを願って。
 
 
ではでは。

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