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スベらない事業計画

最近、私のまわりで、
様々な事業計画を立ち上げる人が
たくさん出てきている。
 
 
現在は会社に勤めているんだけれど、
独立、起業を果たそうとしている人。
 
 
同じく会社をやめて、
専業の株式トレーダーになろうと
頑張っている人。
 
いろいろだ。
 
  
  
会社に勤めているということも素晴らしいし、
独立をしようとしている人も素晴らしい。
 
 
自分が「どう生きるか?」ということに
真剣に向き合って出した結論ならば、
その答えが
 
会社員だろうと、
 
起業家だろうと、
 
トレーダーだろうと、
 
僧侶とか世捨て人であろうと、
 
等しく素晴らしいと思うし、
たとえそれが上手く行かなかったとしても
私はその人を尊敬したいと思っている。
 
 
 
で、 
 
その上で、事業計画を立てる時に、
私が色々と教えてもらったプロジェクトチームが
やっていたことをシェアしたいと思う。
 
 
これは、
 
「起業する」
「会社をやめて、別の道を行く」
 
という大きな事業計画(というかライフプラン)の時にも
効果を発揮するし、
 
「今回の商品のマーケティング」
「株トレーディングのルール作り」
 
などという、細分化された事業計画にも役に立つ方法だ。
 
 
 
 
 
 
 
次々と大きなプロジェクトを成功させている
プロジェクトチームがやっている事業計画。
 
 
それは、
 
 
「2つのシナリオを用意しておく」
 
 
という、シンプルなものだ。
 
 
 
2つのシナリオというのは、
 
あるプロジェクト、事業がうまく進んだ場合の
 
「最良のシナリオ」
 
と、
 
 
プロジェクト、事業がうまく進まなくても
最低ここまでの成果は出るであろうという
 
「最悪のシナリオ」
 
の2つ。
 
 
 
そして、
 
「最悪のシナリオ」に進んで行きそうな場合の
方向修正案を、あらかじめいくつか用意しておくことだ。
 
 
 
たとえば、ある商品を売り出そうと決めた時に、
 
まずは順調に売れると、
これくらいは売れるであろうという予測を立てる。
 
 
これは、見込み客の人数と、リサーチと、
見込み客のうちの何%が実際の購入に踏み切るかを
把握すれば、そんなに難しくないだろう。
 
(トレードであれば、売買回数と、投入金額と
 1回ごとの期待利益%を把握すればいい)
 
 
 
ただ、
 
世の中そう簡単にうまく行かないことも多い。
 
 
見込み客が、思っていたより少なかったとか、
 
リサーチが甘くて、お客さんの欲しい商品じゃなかったとか、
 
興味は持ってくれたけれど、実際の購入に踏み切らないとか。
 
 
 
そんな「最悪のシナリオ」を回避するために、
あらかじめ修正案を用意しておくということだ。
 
 
見込み客を増やすために、協力企業に応援を依頼するとか、
 
お客さんに伝わっていない商品価値を伝えるために
セールス方法を見直すとか、
 
シンプルに価格を下げるとか。
 
そんな修正案の数々だ。
 
 
 
 
  
 
プロジェクトが立ち上がり、
実際に動き出す前に、いくつもの選択肢を用意しておく。
 
その結果、
 
プロジェクトの進み具合自体は止まらず、
 
チームの中に動揺も走らず、
 
より大きなプロジェクトやライフプランを
ぐらつかせないで済む。
 
 
 
そして。
 
 
万が一
 
「最良のシナリオ」以上にうまく行ったり、
 
「最悪のシナリオ」でも想定していなかった事態が起きた時は、
 
 
一度立ち止まって、プロジェクト自体を見直すのだ。
 
 
いわゆる「ゼロベース」に立ち戻って、
徹底的にやりなおす。
 
 
そんな覚悟が必要なんだろうね。
 
 
 
 
ちなみに、私が色々と教えてもらった
プロジェクトチームが携わった計画は、
 
たまに「最良のシナリオ」か、それ以上の成果を出し、
 
だいたいは、2つのシナリオの中間点におさまり、
 
「最悪のシナリオ」は、一度も経験していなかった。
 
 
もちろん、プロジェクトの途中には
色々なことが起きるんだけれど、
着地点としては、素晴らしい成果をあげる。 
 
 
 
それだけ、「最悪のシナリオ」を回避する
選択肢を、プロジェクト前に出していることが
うまくいく秘訣なのかなぁ、と思う。
 
 
 
 
 
 
私自身にも言える事なんだけれど、
 
何かをやり始める時に、つい
 
「こんなになっちゃうかも・・・ムフフ」
 
と、「最良のシナリオ」ばかりを夢想してしまう。
 
 
 
でも、現実世界でうまくいくプロジェクトは、
大抵の場合は「最良のシナリオ」と
「最悪のシナリオ」の中間点だ。
 
 
 
なので、
 
「最良のシナリオ」だけでなく、
「最悪のシナリオ」も描いていたほうが
上手く行くんだろうね。と思う次第。
 
 
 
事業家、ビジネスマン、トレーダーとして
まだまだ中途半端な私。
 
 
なので、
 
「イグゼロは、書いて、アウトプットすることで
 自分に言い聞かせているんだな」
 
と思って、プロのビジネスマンは
温かく見守って下され(笑)
 
 
 
ではでは。
 
 

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