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ドヤ顔ヌーボー

昨日は、毎年恒例の
 
「ボジョレーヌーボー解禁日」
 
だったよね。
 
 
 
個人的には、以前お酒の業界にいたので、
色んな思い出がよみがえる。
 
 
ボジョレーの営業ノルマにヒィヒィ言ったり、
 
売れ残ったボジョレーを売る策を練ったり、
 
解禁日前日という忙しい時に
株の絶好の買い場が重なって、
目を回しながら株取引したり(笑)
 
 
いろいろあったけれど、
今思うと、なかなかエキサイティングだったなぁ
と、感慨深いんだよね。
 
 
 
で、
 
 
お酒の業界にいると、ボジョレーの季節に
必ず「自称ワイン通」が言うセリフがある。
 
 
それは、
 
「ボジョレーヌーボーって、
 ワインとしては美味しくないよね」
 
「同じ値段で、もっと美味しいワインが
 いくらでもある」
 
「ボジョレーヌーボーだけ飲んで
 ボジョレーのワインを語っちゃダメだよね」
  
「これだからミーハーは困るんだよね」
 
なんていうセリフ。
 
 
 
まぁ、個人の感想なので、
誰がどう思おうが構わないんだけれど、
 
そのセリフの奥には、
 
「私はワインの味を知っている」
 
「みんなは分かってないけれど、
 私は分かっている人」
 
というエゴが見え隠れする。
 
 
 
ぶっちゃけ、ボジョレーヌーボーと
同じ値段を出せば、より好みに合った
ワインを飲めるだろう。
 
ボジョレーには、ヌーボーだけじゃない
素晴らしいワインがあるのも事実だろう。
 
 
 
でもね、
 
 
そんな「自称ワイン通」は、
個人的には「粋」じゃないなぁ、と思うんだよね。
 
 
ボジョレーヌーボーは、お祭りなんだから
お祭りを楽しもうよ、と思う。
 
 
 
ボジョレーヌーボーの味うんぬんを
ドヤ顔で語っているのは、
 
近所のお祭りで
焼きそばや、たこ焼きを買って、
 
「同じ値段でも、もっと美味しい
 焼きそばがあるのに」
 
とか、
  
「お祭りのたこ焼きだけ食べて、
 たこ焼きを語ってほしくないね。
 そもそもたこ焼きというのは…」
 
 
なんて語っているのと同じくらいカッコ悪い。
 
 
 
お祭りなんだから、いいじゃん!
 
楽しもうよ!
 
と、思っちゃうんだけど、あなたはどう思う?
 
 
 
そして、
 
 
自分を振り返った時に、
同じようなことをしていないか、気になった。
 
 
みんなが盛り上がっている時に
水を差すような知ったかぶりをしていないか?
 
 
自分の知識をひけらかすこと
そのものが目的になっている時はないか?
 
 
 
けっこう、あるような気がする(笑)
 
 
 
人に対してどうこう言う前に、
ちょっと反省してみよう、と思った次第。
 
 
お祭りはお祭り。
知識は知識。
 
両方を、バランス良く楽しめる人になれれば
とっても素敵だよね。
 
 
 
ではでは。
 
 

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