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量がないと。

仕事のやり方はさまざまなので
どんな風にやってもいいと思うのだけれど。
 
やっぱり、「量」の上に「質」は現れる、
というのが、個人的な意見。
 
 
たとえばフォトグラファーさんなら
数百枚と撮った中で、たった一枚の写真が選ばれる。
 
 
くまモンができるまでには、
数千パターンの「くまモン候補」が描かれ、
その中で選ばれた。
 
 
私の友人は、野菜とかの皮をむく
ピーラーを開発するのに、
 
「ピーラーの持ち手の角度を一度ずつ変えて」
 
ピーラーを試作し、
その中でベストなものを商品化した。すごすぎ!
 
 
 
そんな中、ワタクシはコピーライターとしては、
 
「1時間で50個キャッチコピーを作る」
 
ということを、やらせていただくことがある。
 
 
同じ商品について、
表現がまったく違うキャッチコピーを
ズババババっ!と50個作って提案するのだ。
 
もちろん、その前に顧客層は
ある程度しぼられている状態で。
 
 
これは人によって意見が分かれるかもだけど
数個のキャッチコピーを納品するのって、
単に自分の「押し付け」になるやん?
 
 
ある程度の数の中から選んでもらい、
そこからさらに磨きをかける方が
お客さまの求める形になると思うんだよね。
 
 
「1時間50個」
 
は、あくまで目安だけれど、
それくらいの「量」から「質」は生まれてくるように思う。
 
 
 
採用されるのは、数十数百数千の中からひとつ。
 
 
だから、パワーが宿るんじゃないかな?
なんてことも思ったりするのでありんす。
 
 
 
日本がお休みなムードの中、
「量」をみがくのに時間をかけてみても
アリなのかもしれないね。
 
 
ではでは。

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