スポンサーリンク

共感なんて意識しなくていい。

「これからは人間関係がモノを言う」
 
「IQ(知能)じゃなくてEQ(心)」
 
みたいに言われている中で、
 
 
「人の話を聴く時は
 共感することを意識しましょう」
 
 
みたいなことも言われてるよね?
 
 
 
でもさ。
 
 
 
「ワタシはアナタに今っ!共感んんっ!している!」
 
みたいな態度って、透けて見えるとウザくね?
 
 
 
「うんうん!分かる分かる!」
 
「今、あなたは○○って思っているんだね」
 
 
とか、テクニカルな感じでやられても
 
 
「努力はありがたいけれど。。。
 お引き取りくださっていいすか?」
 
 
って気持ちになるやん?
 
 
 
「相手の言った言葉を繰り返す」とか、
 
「相手と同じような姿勢を取る」とか、
 
「話すスピードを合わせる」とか、
 
「目を見て微笑む」とか、
 
 
それって、結果としてそうなるもので、
テクニックファーストだと、
なんとなく違和感を覚えちゃう。
 
 
それって、
 
 
「ホームランを打つには一本足で」
 
「料理がうまくなるには、ノッポの白い帽子をかぶる」
 
「将棋がうまくなるには寝ぐせをつける」
 
「ニュータイプになるにはブライトさんに殴られる」
 
 
みたいなもんで。
 
 
 
逆ゥっ・・・!!!!!
 
そこじゃなーーーーい!!!!!
 
 
 
相手を理解しようと真剣に向き合った結果、
そりゃ言葉を繰り返すこともあるだろうし、
同じ姿勢、同じ話すスピードになったりもするし、
目を見て笑みがこぼれることもあるだろうさ。
 
 
でも、
 
「こうすれば、相手が心を開くドヤッ!!!」
 
ってのは、よっぽど愛に飢えてる人にしか
通用しないわな。
 
 
 
だって、テクニックでなんとかなると
思っている時点で、相手をバカにしてるやん?
 
人間対人間のフラットな関係を
そもそも放棄してるやんか?
 
 
 
そう。人を理解するのは、とてつもなく難しい。
 
 
1日のうちでも何回もコロコロと動く心に
しっかりと向き合うというのは
どんな関係の深い同士であっても
間違いながらも、互いを慈しむ姿勢がないと無理。
 
 
それを、そんな薄っぺらいテクニックで
なんとかなると思った時点で、
本人の薄っぺらさがアップするだけだ。
 
 
 
「じゃあ、共感とか意識しないで
 どうすればいいんですか?」
 
 
ってことだが、
ワタシ自身もできてない自信しかないのだが。
 
 
「私見は、相手から本当の許可が出るまで言わない」
 
 
という在り方になると思う。
 
 
 
私見というのは具体的には。
 
 
相手の言動を評価したり、
 
自分の立ち位置から質問や誘導をしたり、
 
自分の経験からアドバイスをしたり、
 
相手の言動を解釈したり、
 
 
そんなこと?
 
 
そういったことは、全部が「私見」だし、
相手を理解しようとする姿勢とは真逆のものだ。
 
自分のフィルターで解決しようとしているんだから
方向性として正反対と言えるよね。
 
 
とはいえ、
 
話してみると分かるけれど、
上記のような「私見」を排除しようとすると
とんでもなく難しい。
 
 
もう、
 
「今から外国語しゃべっちゃダメ!ゲーム」
 
よりも、
 
「評価、探り、助言、解釈ダメ!ゲーム」
 
の方が難しい。
 
 
 
「ハーイ!いま評価したー!」
 
「ざんねーん!いま解釈入ってましたー!」
 
「ブッブー!UNOって言ってなーい!」
 
 
みたいになり、本当にいつも自然と
私見だらけで話していたことに気付く。
 
ぜひやってみて、むずかしいから。
 
 
 
 
さてさて。
 
 
 
相手を本気で理解しようと真剣になり、
私見を封印する。
 
 
 
そうすると、
 
「共感を意識」
 
とか、そんなのがとんでもなく
ライトでカジュアルでテクニカルでオッパッピー
だったのかが痛感できる。
 
 
 
結果として共感することになるのだけれど、
「共感を意識」してテクニカル共感するのと、
まるで違った世界が繰り広げられるようになる。
 
 
 
もちろん、テクニックは、時として必要だろう。
 
 
 
ただ、特に人間関係に関しては
テクニックありきだと、もう完全にアウト。
 
 
だから、共感なんて意識しないでいい。
 
 
そもそも、それを意識した時点で
「共」に「感」じてないやんけ。な?
 
 
 
ってなワケで、みんなは頑張ってくれ!
 
ワタシもがんばるが、できてなくても
いじめないでくれ!
 
 
私の言っていることをやるといいぞ!
私のやっていることをやるんじゃない!笑
 
 
 
ではでは。
 
 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク