これは人によって違うと思うのだけれど、
少なくとも私の場合、自分の思考を
支えてくれているのは、完全に「人」なんだよね。
誰とも話さないと、本当に何も出てこない。
アイディアも、言葉も、愛情も。
なので、「人」こそが私の思考の源泉で、
少し大げさに言えば、私の世界を創っている。
で。
じゃあ、その思考の源泉を支えてくれている人って
何人くらいいるのか?というと、
そんなに大勢じゃないように思う。
目安で言うと、
「少なくとも2~3週間に一度は
コンスタントに一対一のコミュニケーション、
やり取りがある」
という人となると、
本当に限られてこない?
もうしばらく間が空いても
互いに大切にし合っている関係もあるだろうけど、
それを含めても、そこまでは広がらない。
家族、友達、仕事仲間、異性の友達。
それこそ人によるだろうけれど、
「自分の世界を支えて、創ってくれている人」
ってのは、まぁ多くても30人くらいじゃないかな?
もっと多い?本当?
もっと少ない?そうかもしれない。
ためしに、ここ3週間で
社交辞令ではないやり取りをした人を
数えてみるのもいいかもしれない。
相手の感情や思考、息づかいが見えるやり取りは
思いのほか少ないかもしれない。
そう。
コンスタントに連絡を取り、
その人の日常や考えに触れ、
互いの毎日に栄養を注ぎ合う。
たまには何週間も連絡が途切れることがあっても、
心のどこかで
「どうしてるかな?」
とその人の穏やかな顔が浮かび、
どちらからともなく、また連絡を取り合う。
そんな数少ない人たちに、
私は心から感謝をしている。
自分の価値観。
自分が「今を生きていてもいい」という充足感。
「あなたの考え」という新しい風。
それは、もう世界と言っていいように思う。
そんな「わたし自身」を支えてくれているのは、
何十億もいる世界の人たちの中で、
ほんの数十人。
そう考えると、とっても奇跡的なことだと思うし、
偉大なことだとも感じる。
あなたにもあなたの世界観を
支えている誰かがいて、その人の世界にあなたもいる。
そうやって、少しずつリンクしながら
世界ができているんだろうね。
わたしの世界を支えてくれているあなたに
心からの敬意と感謝を。
ありがとう。
ではでは。