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つまり、やりたいから。

つまり、やりたいから。
 
ボランティアを
かなり大規模にされている方がいる。
 
でも、心からの厚意でやっていたとしても、
そのボランティア自体を
バッシングされたりもするそうだ。
 
 
根も葉もないような邪推をされたり、
「売名行為だ」と言われたり。
 
さらには、身銭を切ってやっているのに
「裏で横領している」とまでも。
 
 
 
その方は、そのような攻撃に長年さらされて
ある時、ふっと悟った。
 
 
「これは、私がやりたいからやっているんだ」
 
 
と。
 
 
 
だから今は、
 
批判されても、「あ、そうですか」。
 
感謝されても、「あ、そうですか」。
 
 
なぜなら、自分がやりたいからやっている
ということを、心の底から理解したからだ。
 
 
 
そんな話を知り、私も何となく理解した。
 
 
 
人がやっていることはすべて
「やりたいからやっている」ことなのだ。と。
 
 
 
ボランティアも、そうだろう。
 
趣味なども、そうだろう。
 
筋トレするのも、美しさをみがくのも、
人にやさしくするのも、正しく生きるのも。
 
 
 
ひるがえれば、
 
人を批判するのも、ケンカをするのも、
犯罪を犯すのですら、
「やりたいから」やっているにすぎない。
 
 
 
やりたいと思っていない仕事をしているのも、
会いたくない人と会うのも、
つまるところは「やりたいから」なのだろう。
 
 
 
なぜなら、まったく同じような
シチュエーションになった時、
別の選択をする人が必ずいるだろうから。
 
 
 
私たちは、いくつかの選択肢の中で、それを選んだ。
 
 
 
それはつまり、
 
「思い浮かんだ選択肢の中では
 一番やりたいこと」
 
だったに他ならないことになる。
 
 
 
 
、、、いや、反論したくなるだろう。
 
 
だから思う。
 
 
「やりたいことじゃないのにやっている」
 
という状況に陥らないためにも、
さまざまな選択肢をみつけられる
広い視野を持っておく意識が大切なのだと。
 
 
 
なので、いま自分がやっていることが
もしキツい、やりたくないと感じるのであれば、
 
 
「これは、自分が選んでいる」
 
「少なくとも、思いつく限りでは
 今は一番マシだと思っている」
 
「他を選ぶよりは、
 なにかしらのメリットがあると
 思い込んでいる」
 
 
ということに気がつくことが、
視野が変わってくるきっかけに
なるのかもしれないね。
 
 
 
他の選択をする人が
全人類の中に一人でもいれば、
今の状況は、その人の好みと思い込みでしかない。
 
 
そして、それでいいと思う。
 
 
 
 
さてさて。
 
 
今、やっていることは、
その人が「やりたいから」やっていること。
 
  
あるいは、選択肢が思いついていないから、
自分の思い込みの選択肢の中でそれを選んだこと。
 
 
あなたも、私も、例外ではない。
 
 
 
 
その中で、
できるかぎり幸せに生きていくためには、
 
 
・誰かが選択している生き方に、理解を示すこと。
 批判をしないこと。
 
 
・自分がやっていることは、自分の選択だと気づくこと。
 視野を広げること。
 別の選択をする人もいること。
 
 
・自分のやっていることは、やりたいから。
 全員に理解されることは、ないこと。
 理解してくれる人は、有り難いこと。
 
 
そんな事たちを
意識してゆくといいのかもしれないね。
 
 
 
あなたが一生懸命やっていることに
拍手を贈りたいと思います。
 
 
 
ではでは。
 

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