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加速する類友

今って、大きく価値観が変化している時だよね。
 
ハンコがなくなるとか、
会議とかがオンラインになるとか。
 
 
でも、そういった表面的なところじゃなくて、
もっともっと大きな変化が、
うねりをあげている気がする。
 
 
 
最近、
 
特に「類は友を呼ぶ」が加速している感覚があって、
 
「この人、いいな。素敵だな」
 
と思える人との縁が深まって、
そうでない人は、フェードアウトするように
自分の日常から存在を薄めていっている。
 
 
これって、私だけなのかな?
なんて思っていた時期もあったのだけれど、
どうやらそうじゃないらしい。
 
 
友達に聴いてみても、
 
「なんか、今まで仲良かった人が
 スーッと離れて行ってしまっている」
 
「特に何かがあったワケじゃないのに、
 いつのまにか疎遠になっているけど
 これって大丈夫なの?」
 
みたいな話が、後を絶たない。
 
 
もしかしたら、今これを読んでくれている
あなたも、そんな「人が離れる」感覚があって、
それを心配しているかもしれない。
 
 
 
でも、その心配はしなくていい。大丈夫。
 
 
 
 
今、世界中の一人ひとりが、きっと
 
「今まで必要だと思っていたことって、
 本当に必要だったのかな?」
 
「これからの私にとって、
 本当に大切なことって、なんだろう?」
 
と意識的、あるいは無意識に
自分に問いかけている。
 
 
その一人ひとり、一つ一つの問いが集合無意識となって、
より大きな「雰囲気」を醸成している。
 
 
 
なので、いちいち言葉にしなくても、
なにかのきっかけがなかったとしても、
 
互いに必要だと思う人との縁が深まり、
そうでない人は、互いに距離ができてゆく。
 
そんな時なのだ。
 
 
 
今はその過渡期だから、もしかしたら
 
「深い縁」
 
を感じるよりも
 
「離れてゆく寂しさ。寂寥感」
 
の方が強い人も多いだろう。
 
 
 
でも、その寂しい時間は、そんなに長くない。
 
 
 
あなたにとって、本当に大切にしたい価値観。
 
それを共有できる人が、
あなたの目の前に、これから何人も現れるだろう。
 
あるいは、昔に別れてしまった人が、
時を経てまた、互いに求め合うようになるだろう。
 
 
 
なので。
 
今、一番もったいないことは、
 
「自分じゃない人を演じる」
 
「いつわりの発信をする」
 
こと。
 
 
 
今までは、それでよかったかも知れないけれど、
特に今の時期に「自分への嘘」をつくと、
けっこう大きな損失を被ると思う。
 
 
今のいつわりは、そのいつわりを
あなた自身だと思って近づいてくる人を引き寄せるか、
いつわることを止めていない人を招くことになる。
 
 
いや、全部の自分をさらけ出せ!
と言っているわけじゃない。
 
誰にだって、言いたくないことの
ひとつやふたつあるだろう。
 
 
 
でも、シンプルに
 
 
 
これは好き、これは苦手。
 
これは大切、これはそうでもない。
 
これは奪われたくない、これは提供できる。
 
 
 
そんなことを、肩ひじはらずに
つらつらと発信すればいいと思う。
 
 
 
誰かの生き方を否定するのではなく、
自分の生き方を肯定する。
 
誰かの「好き」にも敬意を示し、
自分の「好き」を大切にする。
 
誰かの平和とご機嫌を奪うことなく、
自分の平和とご機嫌を育てる。
 
 
ワガママに好き勝手にするのではなく、
自分の好きを丁寧に扱ってゆく。
 
自由をはき違えるのではなく、
毎日を大切に重ねてゆく。
 
 
そんな風に過ごしていれば、
あなたの「好き」を大切にしてくれる人が
そのアンテナを働かせてあなたに会いに来るので。
 
 
 
あなたのその「好き」、素敵だと思います。
 
 
 
 
ではでは。
 

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