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野心を耕す

昨日は友人と焼鳥屋で飲んでいたんだけれど、
(我ながら、よく飲みに行く)
その中で友人が使った言葉が響いた。
 
 
それが「野心を耕す」という言葉。
 
 
 
友人は、今までの経歴も実績も素晴らしく、
人間的魅力もあり、頭の回転も速く、
仕事もできる、いわゆる
 
「イケてる男」
 
だ。
 
 
 
 
そんな彼が、お酒を飲みながら
このようなニュアンスのことを語る。
 
 
 
「考えてみると、最近、大きなハングリー精神、
 渇望感をもっていないなぁ、と感じる。
 
 いい意味でギラギラした野心を持っている人に
 積極的に接していって、
 自分の野心を耕し直さないとね」
 
 
 
これ。
 
 
個人的に、けっこう「ガーン」とくる
言葉だったんだよね。
 
 
 
 
 
 
野心。
 
 
私も「成長欲求」とか「向上心」というのは、
たぶん少なからず持っているとは思う。
 
 
ただ、もっとギラギラした渇望感、
どんな「世界」でもいいので、
 
「世界をこの手につかみたい!」
 
というほどの、激しい欲望みたいなものは
ちょっと忘れていたなぁ、と
振り返っちゃったんだよね。
 
 
 
 
 
もちろん、ギラギラしていれば良い、
というわけではないんだけれど、
 
野心要素ゼロ、という男は、
どんどん魅力も衰えるんじゃないかなぁ、
と反省した次第。
 
 
 
 
 
そして、
 
 
友人も、自身の野心パワーが
少なくなってきたのを実感して
 
 
「野心を耕さねば」
 
 
と思ったんだろうね。
 
 
 
 
私は、彼に言われて初めて
 
 
「ああ、野心って、耕すものなんだ。
 耕せるものなんだ」
 
 
と気付かせてもらったんだよね。
 
 
 
 
 
人が、他の人から影響を受ける力は
想像しているよりも、はるかに大きい。
 
 
自分に足りないものがある時には、
足りないものを持っている人のそばを
うろつくだけでも、大きなプラスになる。
 
 
お金が欲しい時には、
お金を持っている人のそばをうろつく。
 
 
知恵が欲しい時には、
知恵を持っている人のそばをうろつく。
 
 
愛が欲しい時には、
愛を持っている人のそばをうろつく。
 
 
夢が欲しい時には、
夢を持っている人のそばをうろつく。
 
 
 
直接的に、その人から受け取る必要はない。
 
 
そばをうろつくだけで、共振作用が働き、
あなたの中で眠っていたものが目を覚まし、火がつく。
 
 
 
あなたのお金を稼ぐ才能に火がつき、
 
あなたの知恵が目を覚まし、
 
あなたが愛を思い出し、
 
あなたの夢があったことに気づく。
 
 
そんな感じだと思うんだよね。
 
 
 
 
そして。
 
 
もし野心が足りないと思うのであれば、
 
自分の中の野心を目覚めさせるために、
野心のある人のそばに行き、
そのエネルギーを浴びればいい。
 
 
それが「野心を耕す」
 
 
ということなんだろうな、と思ったんだけれど
あなたはどう感じるだろう?
 
 
 
 
すぐに、思い通りに手に入らないかもしれない。
 
でも、それでも日々コツコツと「耕す」。
 
 
野心に限らず、そんな気持ちで
今、自分に必要なものに目を向けているのが
いいのかもしれないね。
 
 
 
 
 
 
特にこれを読んでくれている
野心を忘れた男性のみなさま。
 
 
「成長」とか「向上」っていうのもいいけれど、
 
もっとガツガツした「野心」ってやつも思い出して、
むき出しにしてみる時を作りません?
 
 
 
 
そして、これを読んでくれている
女性のみなさま。
 
 
男の「野心」ってやつは、
時に子供っぽく見えたり、
なんだかよく分からないこともあると思います。
 
 
でも、そんな理解不能で
子供っぽい側面を持つ男性が増えることを
どうぞ温かい目で見守ってやってください。
 
 
 
もちろん、私も、もう一度
自分の野心を耕し直してみますわ。
 
 
ではでは。
 

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