どうやら分かってきたことがある。
それは、
「悩みは一生、なくならない」
ということ。
その時によって、
身を焼くような強い悩みだったり、
指先にトゲが刺さっているかのような
チクリとした悩みだったりもする。
また、
激しい痛みをともなうものだったり、
かなえたい事があるからこその
願望だったりもする。
ただ、いずれにしても、
悩みは一生、なくならない。
おもちゃを奪われてしまう悩みだったり、
自転車に乗れない悩みだったり、
成績が悪い悩みだったり、
青い恋の悩みだったり、
友達との悩みだったり、
外見の悩みだったり、
お金の悩みだったり、
家族との悩みだったり、
仕事の悩みだったり。
あらわれる形はいろいろだけど、
その一つひとつがあって、今がある。
悩みはあるもの。
生きている限り。
「今月は1ミリも、ひとつも悩まなかった」
なんて時は、訪れない。
それが1週間であれ、
あるいは1日であれ。
大丈夫。
今まで会ってきた全ての人が、
みんな悩みを抱えてる。
あなたが憧れる人も、
あなたが大嫌いな人も、みんな。
ならば。
どんな事で悩める自分になりたいだろう?
どうせ悩むのなら、
自分が「それ」に思い患うことを
あとで誇らしく思える悩みをもつ人でありたい。
さて、10年後、何で悩みたいだろう?
そしてそのために、
今の悩みに、どう向き合う自分でいよう?
10年後、できうるならば、
人の、社会の抱える悩みを
自分ごととしている人で在れますように。
あなたは10年後、何で悩みたい?
ではでは。