先日、ネットでいろんな記事を読んでいた中に、
「誠実なオトコを見極める方法」
みたいなものがあったのね。
「へぇ~、いろんな方法があるものだなぁ」
と、その記事の内容を読んでみたところ、
その方法というのが
「財布を忘れたフリをしてみましょう!
不誠実なオトコなら、不機嫌になったり
逆に、おごったりして下心を見せます」
「体調が悪いと言ってみましょう!
誠実なオトコなら心配してくれますが、
不誠実なら不機嫌になったり、あなたを
ホテルに誘ったりします」
「今日は帰りたくない、と言ってみましょう。
誠実なオトコなら、帰らないとダメと心配しますが
不誠実なら、待ってましたとばかりにアナタを誘います」
みたいな感じの事が、わらわら書いてあった。
わー、すごいわかるわー。
めっちゃ、勉強になるわー。
勉強できるのは、
「不誠実なオトコの見分け方」
というよりは、
「この方法を鵜呑みにして試す女子は、
間違いなく不誠実な女子」
ということだけど(笑)
さてさて。
基本的に、周りにいる人は自分の鏡だ。
1~2回 会っただけの人ならいざ知らず、
何回も、そしてずっと一緒にいる人は、
自分自身を映し出してくれている。
だから、
「この人は誠実か?不誠実か?」
と、相手の心をのぞきこんでいるつもりが、
それは実は、自分の心の不誠実さを
のぞきこむことになってしまう。
さまざまな方法があるし、
さまざまな人と出会うけれど、
どれを、そして誰を採用・選択するのかを決めるのは、
間違いなく自分自身だ。
無限の解釈の中で、
私たちは「それ」を選ぶ。
それはつまり、誰かの言葉や行動から
のぞきこんでいるのは、
相手の心ではなく、自分の心だ、ということになる。
そしてこれは、誠実さだけの話ではなく
なんでもそうなのだと思う。
自分がお金にフォーカスしている時は、
お金にフォーカスしている人が集まってくる。
そのフォーカスも、
「お金とは、豊かなもの」と思ってのフォーカスなのか、
「お金がないと苦しい」と思ってのフォーカスなのかで、
集まってくる人は変わる。
同じように、
自分が理念にフォーカスしている時は
理念にフォーカスしている人が集まってくる。
「自分にふさわしい人がいない!」
と思っている時は、自分自身が、誰にとっても
ふさわしくない人間になることを選んでいる。
自分が調子のいい時は、
同じく好調の波に乗った人を引き寄せ、
不調な人は、なぜか寄ってこない。
そして、自分が不調な時は
せっかく近くにいる素晴らしい人たちを傷つけ、
自ら不調グループに身を投じてゆく。
そんな感じなのかもしれないよね。
。。。とまぁ、
まるで他人事のように上から目線で語っているけれど、
かく言う私も、そのど真ん中にいる。
ビジネス上で、せっかく一生懸命
一緒にやってくれている人に
その人の気持ちよりも自分の状態を優先させてしまったり、
大切にしたい人に、冷たい態度をとってしまったり。
まぁ、いろいろだ。
「自分の“あり方”が、すべてだよ」
「本人が“ある”ように、ものごとは“なる”んだよ」
というのが、本当にその通りだよなぁ、
なんて、あらためて思う。
そして。
「心から願っているものは
引き寄せられて自分のところにもたらされる」
という「引き寄せの法則」は、
実際にあると思う。
その中で、その「引き寄せ」を
現実にもたらしてくれるのは、
九分九厘、誰か「人」であるように思う。
「どんな人が自分との交流を選んでくれて、
どんな人が離れて行ってしまうのか?」
というのは、不思議な世界とか
スピリチュアルの話を持ち出すまでもなく、
自分自身の対応、あり方が決定づけている。
今の自分のあり方が、
どんな人を引き寄せて、魅き寄せていて、
どんな人を遠ざけてしまっているのか?
それが、毎日、試されているんじゃないかな?
と思う。
だから。
できる限り自分にとって素晴らしい人を
引き寄せ続けたい!
と願うのであれば、
今、身近にいる、離れて行って欲しくない人を
遠ざけないような「あり方」を、
自分が持つことが必要なんだろうね。
スーパー自己反省を含みつつ、
自分の心を見つめて行きたいと思いますわ。
ではでは。