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男女で違う、成果の出し方。

先日、とても頭のいい友人と
じっくりと話しこんで来た。
 
 
その友人とは、いつも2月の立春を過ぎたころに
どちらからともなく
 
 
「話しましょうか?」
 
 
と誘い合い、とりとめもなく色々な話をする仲。
 
 
 
サシでじっくりと話すのは、実に1年ぶりだったんだけれど、
男同士二人で、和菓子の喫茶店で話すこと3時間。
 
いつまでも話題が途絶えることなく、
ものすごく充実した時間を送ることができた。
 
 
 
たとえば、
 
 
「今回のアメリカ大統領選と、中国バブルと
 SMAP解散劇報道と、ベッキースキャンダルと、
 清原さんの話は、抽象度を上げると全部同じ」
 
 
とか、
 
 
「ロボットのペッパーくんが高性能化して、
 1台のペッパーくんが学習したことが
 100万台のペッパーくんに瞬時にクラウドで広がる
 時代になった時、人間とは何になるのか?」
 
 
みたいな話。
 
(ぜんぜん「たとえば」になっていない。笑)
 
 
 
 
もちろん、そんな浮世離れした話だけでもなく、
お互いのビジネスでの進捗報告もしていた。
 
 
彼は、メインで2つのビジネスを手掛けていて、
その2つともが、「女性」がキーワードになっている。
 
 
ひとつは、女性の従業員さんだけに働いてもらっている経営。
 
もうひとつは、女性のお客さま向けのサービス。
 
 
 
彼自身は非常に男らしい骨太の思考をもっている中で、
女性への対応を現実レベルで深く吸収している。
 
ちなみに、長身細身のイケメンだ。ずるくね?(笑)
 
 
 
 
そんな彼に、
 
 
「女性とお仕事をしたり、
 女性に向けたサービスをする際、
 やっぱり男性と違うの?」
 
 
といった質問をしたところ、
 
 
「そうですね、違いますね、、、」
 
 
と、色々な話を披露してくれた。
 
 
今回はその中でも、
「成果」にまつわる違いをシェアしたいと思う。
 
 
 
さて。
 
 
男性も女性も、もちろん「何かが欲しい」という希望はある。
 
 
「健康になりたい。美しくなりたい」
 
「お金が欲しい」
 
「素敵なパートナーが欲しい」
 
「いい人間関係を作りたい」
 
「もっとやりがいのある事をやりたい」
 
 
なんてね。
 
 
 
 
そして、男女ともに、その欲しいものに向かうのだけれど、
成果が出るプロセスが、男性と女性とでは
かなり違うということだ。
 
 
 
 
そこには、「感情」が大きく関係してくる。
 
 
 
 
男性は、
 
「成果によって、感情が満たされる」
 
という傾向を持つ(あくまで、傾向ね)。
 
 
 
そして、それを経験上知っているので、
 
 
「欲しい成果を出すためなら、
 一時的に自分の感情を切り離し、置いておく」
 
 
ということができるし、
その方が成果に結びつきやすい。
 
 
 
たとえば、お金が欲しいのであれば
自分が本当にやりたいことを我慢してメイクマネーをする。
 
 
そして、実際にお金が手に入ると、
 
「やった!」
 
と感情が満たされるので、
それでオッケー!となるわけだ。
 
 
 
 
 
しかし、女性は(というか、女性性は)違う。
 
 
欲しい成果のために、感情を抑え込むことはできないし、
たとえ仮に抑え込んだとしても、
いつまで経っても、成果は出ない。
 
 
女性は、まず感情を満たすことが必要だ、
と、友人の彼は感じている。
 
 
 
感情を抑えて成果を出しても
(女性性的な)満足には結びつかないし、
そもそも成果が出ない。
 
 
 
 
なので、そうではなくて。
 
 
まずは、自分の感情を満たす。
 
すると、今まで執着をしていた成果に対して
変なこだわりを持たなくなる。
 
 
その結果として、いつの間にか
自分が欲しかった状態が、向こうからやってくる。
 
 
というような感覚らしい。
 
 
(彼はもっとうまく言っていたのだが、
 ニュアンスとしては、こんな感じだ)
 
 
 
別の表現をすれば、
 
男性は成果に対して、テクニックなどの
 
「外側」
 
からアプローチして、変化して成果を手にする。
 
 
 
しかし、女性は、まずは自分の心を満たす
 
「内側」
 
からアプローチして変化をしないと
テクニックなどは意味をなさない。
 
 
それは
 
「女性はテクニックを活用できない」
 
という話ではなく、
心が充分満たされていない状態では
テクニックに目を向けない、という意味ね。
 
 
 
 
彼自身も男性なので、もしかしたら女性から見ると
 
「まだまだ!」
 
「そうじゃない」
 
と思うフシもあるかもしれない。
 
 
彼の話を、男性である私がまとめているんだから
なおさらだ。
 
 
 
でも、毎日の実体験と試行錯誤の中で
感じとっている彼の感覚は、少なくとも私には
 
 
「なるほどなーー!!!」
 
 
と、深い勉強になった。
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
人は、自分が得意とするアプローチが
他の人にとっても一番だ、と勘違いしてしまう傾向がある。
 
 
男性と女性の違いは、頭では理解しているつもりでも、
まだまだ色々あるんだろう。
 
 
「どっちがいい」
 
「どっちが正しい」
 
 
という話ではなく、互いの違いを知り、
お互いに尊重し合える関係を作っていきたいなー、
と、あらためて感じることができました。
 
 
 
Cさん、ありがとう!
 
 
また、現実に即した話も、超絶抽象度の高い話も
いろいろとしようね!
 
 
ではでは。
 

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