先日、
「本当の中身を持っている人と、嘘つき。
見貯めていくと分かるようになってゆく」
みたいな話を書いた。
相手の「見た目」じゃなくて、
自分の「見貯め」に沿わないとね、って話。
そんな中、
「それじゃあ、イグさんは
どんなところで人を判断しているんですか？」
みたいなご質問をいただいた。
えー、そんなん分からんわ！
それこそ、なんか、雰囲気？オーラ的な？
、、、とも思うのだが、
まぁ無理くりに言語化してみると。
たぶん、コンプレックス・ヴァンパイアは苦手だ。
あくまでワタシの独断と偏見だけれど。
いやね。
人はすべからくコンプレックスを持っている。
自分がダメな人なんじゃないかと思う時もあれば
我こそは神！フハハハハハ！！！みたいな時も
人によってはあるだろう。
ま、どちらも出方が違うだけで
コンプレックスの顕在化やん？
で、コンプレックスを持っていること自体は
悪いことじゃない。
むしろいいことだと思うんだ。
コンプレックスがあるからこそ、
今とは違う自分になろうとするわけだし、
人の気持ちにも寄り添えるようになるわけだから。
また基本、個人事業主とかはコンプレックスの塊だ。
コンプレックスがあるからこそ、
自分の商品はコレだ！と発見できたりもするし、
お客さまの心理も分かったりもする。
はじめからコンプレックスのない部分は
自分にとって当たり前なので、
それをビジネスにしようという発想にすらならない。
痩せている人はダイエット商品は作らない。
もともとコミュニケーション能力が高い人は
それを勉強しようともしないし、ビジネスにしない。
仲間をはじめから大切にしている人は、
ことさらに世界の中心で「仲間！」と叫んだりしない。
もともとお金持ちの人は、
お金儲けセミナーとかをやったりはしない。
自分の家庭が平和な人は、世界平和を訴えたりしない。
だって、「それ」があるのは、普通の事なのだから。
でも、だからこそ、様々なコンプレックスと対峙して
それを克服するような爆発的なエネルギーは
同じ悩みを持つ人たちへの光となる。
だから、美しくなる。
ただし。昇華されていれば。
コンプレックス・ヴァンパイアというのは、
（ワタシの造語だけれど）
自分のコンプレックスを未消化のまま、
誰かを食い物にしている人たち。
もちろん、線引きはあいまいなので
一概には言えないのだけれど、
人のコンプレックスにダイレクトで訴えかけ、
その実、自分のコンプレックスとは向き合っていない人。
未消化でもかまわないんだけれど、
消化する自分との戦いを放棄して、
誰かのコンプレックスにはアンテナ張っている人、
自分のコンプレックスには無頓着（なフリ）のまま、
誰かをチューチュー吸っている人、
みたいな感じを受けるのは、
ヴァンパイア濃度が高いようにも思う。
具体的には、大きく訴えていることと
その人の実情がギャップありまくりな人は
やっぱり「嘘つき」に属しちゃうんじゃないかな？
億万長者セミナーとかやっていながら
その人の純資産はそうでなくて、
参加者からお金を吸っている人とか、
平和を語りながら
本人の日常はちっとも平和じゃない人とか、
仲間が大切！とか言いながら
「仲間だから」という理由で、
なぜか仲間認定した人に対しては金払いが悪い人とか。
そんな方々は、あまり好きになれないっす。
コンプレックスがある ←人間
コンプレックスを隠したがる ←人間
コンプレックス未消化 ←人間
コンプレックスを見ないふりする ←人間
コンプレックスから嫉妬する ←人間
コンプレックスと向き合う ←人間
誰かのコンプレックスを利用する ←ヴァンパイア
って感じかな？感覚的？
でも、分かるやろ？
コンプレックスと戦いながら、
それでも誰かのために役に立とうとするのと、
自分のコンプレックス経験から
そのココロのスキマに忍び寄って
「ドーーーン！」
とせぇるす
するのは、ぜんぜん違うということは。
さてさて。
今回の話は一概には言えないし、
ワタシ自身も誰かのヴァンパイアに
成り下がっている可能性は大いにある。
ただ、その上で、
あなたのコンプレックス「を」癒そうとしているのか、
あなたのコンプレックス「で」潤そうとしているのか？
そこの違いは大きいと思うのでありんす。
、、、と、コンプレックスの塊であるワタシは
思うのでありんすよ。
ヴァンパイアにご注意を！
（ワタシを含むぜ。フフフフフ。。。。）
ではでは。