先日、とある方の話を聴いていて
「そ、、、それは、、、
ワタクシには、どうしようもないかも。。。」
と思ったよ久しぶりに。
内容は、
「こんな人に、どう接すればいいと思う？」
というもので。
その人っていうのが、
なんか、上から目線のマウント上等！！
といったタイプの
上位互換みたいな人らしい。
（そんな上位互換はカンベンしてほしい）
とにかく、
何かと文句を言っている。
話しかけると、否定から入ってくる。
でも、よくよく聞いてみると
否定したことと同じことを言っている。
きわめつけは、
自分が拒否反応を示したものに対しても
話が進んでいくうちに
「は？それ、私の方が前から詳しいですし？」
「アナタよりも先輩なんですけど？」
みたいにすり替わってゆくという。。。
恐ろしや！！！
なんなの？何が起こっているの？？
なにかの祟りなの？
ゴルゴムの仕業なの？（←誰にも伝わらない）
、、、そんな大混乱をしながらも、
話をしてくれた方に少しでも役に立つかと思い
そんな人の心理状態を少し整理してみたのだが。
たぶん、
その人は世界を「上下」だけで見ているのかもしれない。
垂直方向しかなく、水平方向への広がりはない。
そんな世界観。
その人も世界は３次元であることを理解しているのだけれど
自分は「上か、下か？」という価値観しかない。
「縦、横、高さ」で成り立っている世界を
「高さ」だけで把握しようとする。
二次元世界の亜種、みたいな？
もちろん、「縦、横」という概念があるのは知っている。
でも「高さ」から出ることはできない。
我々が「時間」という概念があるのを理解しつつも
その「時間」から出ることはできないのと同じように。
そして、もちろんそう言った人は
自分が「上」であることを是とする。
そんな世界観に住んでいると、どうなるか？
何か知らないことが起こると、
それを上か下かで判断するしかない。
普通の人は、程度の差こそあれ
知らないことがあると、
「え？あなたスゴイね！教えて！（フラット）」
と捉えることができるのだけれど、
「え？私がバカにされるの？許せん！（上下）」
となり、知ったかぶりを始めたりする。
また、
「まだまだ世界は広いなぁ（水平）」
と捉えればいいところを、
「私の見えている景色は、こうです」
と、聞いてもいない講釈を始める。
「見る、知る」ということが、
「現場で体験した人から吸収する」ではなく、
「自分のホームからの景色を伝える」となり、
どんどんチグハグになってゆくわけだ。
また、自分の「高さ」の概念しかない二次元人なので
「外」に出ることができない。
てか、自分の安全領域から出ようとしない。
なので、結果としては
相手をディスることが多くなってしまう。
私たちが普段住んでいる三次元空間で生きるためには、
自分の実体が必要。
なんだけれど、「高さ」だけの次元で生きているため、
実体を持てない。
となると、誰かの「影」になることで
実体を得ようとするわけだ。
影は、影だけで存在することはできないやん？
実体のあるものに沿うことで、
やっと実体らしきものを手に入れることができる、
という状態なんだろうね。
基本的には、自分がリーダーになることはなく、
主体的に生きている人をディスることによって
自分の方が「上」である安心感を得るわけや。
こう聞くと、
「もっと建設的に、
ほら、例えば誰かを応援するとかではダメなの？」
とも思うかもしれないけれど、
「高さ」の概念しかなく、
そこから景色は見ることができても出られない状態で、
「自分は上である」
という強迫観念に近い思い込みを捨てられない限り、
人を応援することもできない。
なぜなら、そう言う人たちの価値観では、
誰かの応援をするということは、
その「主役」よりも自分が「下」になることを意味するから。
ヒェッ。。。。ホラーーーー！！！！
、、、さてさて。
さすがにこんな、とんでもないシャドーは
あなたの周りには、いないだろう（と願う）。
しかし、
もしそんな「垂直二次元人」が
あなたをおびやかすようであれば、
「あ。それこそ住んでいる次元が違うのだな」
「私は三次元人で、
この人は二次元か、一次元の人なんだな」
と思って、そそそっと離れる方がいいかもしれないと
思うのみでありんす。
解決っ！！してないっ！(笑)
ではでは。