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「良さ」が分かるようになるためには?

先日、とても仲の良い経営者さんにお会いして
のんびり話していて。
 
「イグさん、最近また視野を広げようと思って
 絵画を見に行ったんです」
 
と、ふらりとそんな話題になった。
 
 
ちなみに、その経営者さんは
規模的にも社会的影響力という意味でも
そして人格的にも素晴らしい人で
 
「もう、それくらいの視野でいいんじゃね?」
 
とも思えちゃうんだけど、
やっぱそういう人は、あくなき好奇心を持ってるよね。
 
 
で、
 
 
そこで経営者さんは、
エレファントエレファント町
みたいな会社名の社長さんだった人
(もと彼女が名前だけものすごく力が強そうな人)が
買ったという、123億円もする絵とかを見に行き、
その感想を教えてくれた。
 
 
 
「その絵画を僕、じっくりと味わったんです」
 
「ふむふむ」
 
「すると、そのエネルギーを感じ、、、、」
 
「おおっ!」
 
「、、、、ないんですよ。わかんない」
 
 
ズコーーーーーーッ!!!!
 
 
分かんないんかいっ!!
 
 
 
けっこうな時間をかけて、
その絵の素晴らしさを見出そうと思ったそうなんだけれど、
結局、分からなかったそうな。
 
 
「でね、イグさん。
 もしかしたら、絵画は難しいのかもしれないと思って
 その後、仏像を見に行ったんです」
 
 
その経営者さんは、そうとう仏教に精通しているので
仏像ならばイケる!と踏んだんだそうだ。
 
 
「するとですね、、、、イグさん。
 仏像としっかりと向き合うと、、、、
 これまた分かんないです良さが」
 
 
そっちもかーーい!!
 
 
 
で、その経験を踏まえて、
 
「イグさん、僕が絵画や仏像を見ても分からないのは
 圧倒的に見ている量が足りないんですよ」
 
と伝えてくれた。
 
 
 
さまざまな経験をし、
多くの人に慕われる人格者でも
いきなり絵とか仏像とかの良さが分かるわけではない。
 
 
そこにちょっとした安堵と、
それをカッコつけずに正直に教えてくれる経営者さんに
 
「いやんカッコいい!」
 
と感じずにはいられなかった。
 
 
 
 
 
そう。
 
 
良さが分かるためには、
 
「見貯める」
 
が必要。
 
 
 
絵画の良さが分かるためには
多くの絵画に触れる必要がある。
 
 
仏像もしかりだろうし、
他にもワインの良さとか、
写真の良さとかもそうだろう。
 
 
 
そして。
 
 
経営者さんに聞いてみた。
 
 
「でも、というか、だから
 どのビジネスがうまくいくか?とか
 人を見た時に実のある人か嘘つきかは
 わかるわけですね?」
 
 
すると、経営者さんは
 
 
「少なくとも、絵画や仏像よりは、ね。
 見貯めてるから」
 
 
と笑った。
 
 
 
  
なるほどね。
 
 
見貯めること。ストックすること。
 
 
 
もちろん、それがすべてとまでは言わないけれど、
かなり本質に近いだろう。
 
 
 
自分にとって素晴らしい人に会うためには、
たくさんの人に触れること。
 
 
中には、素晴らしく見えるけれど実のところ
「成功者芸人」みたいなマガイモノもいたりする。
 
そして本当に素晴らしい人に会っても
その素晴らしさが分からなかったりもする。
 
 
我々が人に会った時に、つい脳内でしてしまう評価は
その時までの「見貯め」によって、大きく左右される。
 
 
 
 
と、するならば。
 
 
今の人間関係が、パーフェクトに素晴らしい!
とは言い切れなかったとしても、
 
「これも、これから素晴らしい人間関係に
 出会うための ” 見貯め ” なんだ」
 
と思えたらいいのかもしれないね。
 
 
 
さてさて。
 
 
人間に限らず、絵画に限らず、
 
「良さが分かる」
 
ってのは、豊かなことだと思う。
 
 
その「良さ」っていうのは
もちろん他の人の基準じゃなくて
自分の基準でいい。
 
 
 
その上で、
 
本当に自分にとって素晴らしい豊かさに出会うために
多くの「見貯め」、そして経験を重ねるのは
それこそ人生の営みとして美しいことなんだろうね。
 
 
 
あなたが今までに味わってきたもの。
そして素晴らしいと心から感じるものはなんですか?
 
 
ではでは。
 

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