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ギブしても報われない3つのパターン。

「イグさん、よく
 ” 人生の秘訣は与えること ” とか、
 ” ギブすれば返ってくる ”
 みたいに言うじゃないですか?」
 
「でも、ゼンゼン報われる気配が
 ないんですけれど?
 どうしてなんですか?」
 
 
ってなご質問をいただいた。
 
 
えーと、、、
 
どう答えていいものやら。。。
 
 
それはおそらく、
「ギブしてもアカンパターン」
にハマっちゃっているのかもしれないねぇ。。。
 
 
ざっくり分けると、そのアカンパターンってのは
3つほどございまして。
 
 
1.自己犠牲ギブ
 
2.押し売りギブ
 
3.テイカーにギブ
 
 
ってな感じ?
 
すべて文字通りなんだけれど
ちょいちょい解説すると。
 
 
 
【 1.自己犠牲ギブ 】
 
自分が満たされていないのに
それを差し置いて無理して誰かに「与えて」も、
「飢え」は、止むことはないのでありんす。
 
 
だって人は基本、楽しい人が好きだ。
 
 
人間的に豊かな人であればあるほど、
自分のまわりも幸せであってほしいと願っている。
 
 
そして、互いの余裕のある中で
助け合って、和気あいあいと過ごしたいと思っている。
 
だから、自己犠牲で痛々しく「与えて」いる人には
できるだけ近寄りたくないと思ってしまう。
 
 
たまに無理することがあったとしても、
無理がスタンダード!みたいな人とは
距離を置きたくなるのが人間ってぇもんだ。
 
 
 
「使える魔法はホイミ(回復魔法)だけです」
 
っていう人なら、
 
「わぁ!ステキ!
 ぼくの仲間になってよ!」
 
と思えるし、お互いに協力し合って
レベルを上げて行きたい!とも思える。
 
 
 
でも、
 
「使える魔法はメガンテ(自己犠牲魔法)だけです」
 
ってなったら、
 
「え、、、いつもアナタが爆発するのを
 見なきゃいけないの。。。?」
 
と、まともな人なら敬遠するでしょ?
 
 
「おぅ!ソレハ スバラシイ!
 ぜひ私の仲間に!」
 
なんて近寄ってくる人は、
あなたを利用する気まんまんの人だよね?
 
そんな人が、「ギブギブの循環」なんて
考えるはずがないよね?
 
 
 
なので、
 
まともな人と出会いたいのであれば、
まずは自分を満たすことを優先した方がいいのだす。
 
 
そうじゃないと、メガンテするたびに
誰かにザオリク(復活魔法)をかけさせる
はた迷惑キャラになっちゃうから。
 
 
 
 
はい次!
 
 
【 2.押し売りギブ 】
 
 
別名、下心ギブ。
 
 
自分が何か(物的なものでも、精神的なものでも)
もらうことを期待してギブしたところで、
相手がそれを見透かすわ。
 
 
「花をあげます!」
 
「わぁ、ありがとう!」
 
「はい、ではお代を払ってください」
 
って、海外のお子様がやっている詐欺やん?
 
 
「ご試食をどうぞ!」
 
って、売る気まんまんで差し出されたら
「それ」を本当に必要としている人は
対価を支払う心の準備をして受け取るかもだけど、
必要としてなかったら、受け取らずにスルーするよね?
 
  
そうじゃなくて、
「もらえるの?タダなの?やったね!」
という人は、あなたが本当に受け取って欲しい人なのかは
疑問じゃね?
 
 
あと、なぜか分からんけれど、
 
「下心が見え見えになりまくっている人からは
 タダでもらってもいいと思えちゃう心理」
 
ってのが(特に異性間だと)起こりやすい。
 
 
下心ゼロ!ってのは難しいかもしれんけど、
そもそも下心あってのギブって、ギブじゃなくね?
 
「貢献!」って意識したとたん
それは貢献じゃなるなるよね?
 
「笑おう!」って思ったとたん、
それは作り笑顔じゃね?
 
 
 
ってなワケで、そんな押し売りギブの時も
幸せな報われは少ないのでおりんす。
 
 
 
 
んでもって。
 
 
【 3.テイカーにギブ 】
 
 
ま、これに尽きるんだけど。
 
 
ギブしてもギブしても報われない。
それは相手がテイカー(受け取るだけ、あるいは奪う人)
だからだよ。
 
 
ま、
 
「こいつはくせぇーーー!!
 ゲロ以下のにおいがプンプンするぜっ!
 環境で悪人になっただと?
 ちがうねッ!!
 こいつは、生まれついてのワルだッ!!」
 
みたいな人は、100人に3人くらいしかいない。
(いや、3人てそんなにいるのかよ)
 
 
だいたいは、
 
 
・なんとなく、あなたからは受け取っていいと
 思っちゃってる。
 
・受け取ってうれしかったけど、忘れちゃった。
 
・あなたがギブだと思っていることは、
 相手にとっては、さほどではない。
 
 
とか、そんなのが理由だ。
 
 
「真祖テイカー」より「関係性テイカー」が多いけど、
いずれにしても、そこにギブっても
なかなか実りはないよね~。
 
 
なので、相手との関係性とか
相手の本性を再チェックしたりすることも
肝要かと存じ上げたてまつる次第。
 
 
 
ま、ギバーとギバーは引き合う、という
スタンド使いみたいな法則もあるので、
 
 
「あれ?なんか最近、
 まわりに気持ちのいい人が多いな」
 
と思うのだったら、
あなた自身がギバーになっているってことだし、
 
 
「わたしばっかり!!!!
 なんで与える一方なのっ!!!!??」
 
と思うのだったら、
実のところ、あなた自身がテイカーに
なっちゃっているのかもしれんので候でござる。
 
 
 
 
さてさて。
 
 
途中でも書いたけれど、
ギブは意識したとたんギブじゃなくなる。
 
 
自然な呼吸は意識したとたん自然じゃなくなるし、
自然な呼吸は余裕のある時にしかできない。
 
 
ギブがキツイ時は、
無理してやらんでもいいんやで?
 
 
物的なものも、好意や精神的なものも、
必要とする相手がいて、自然な自分がいて
はじめてギブになるんや。
 
 
そうじゃないと、
 
「あなたの幸せを祈らせてくださいっ!」
 
「いや、まずお前が幸せなのかよっ!?」
 
というシチュエーションになっちゃうからな。
 
 
 
楽しく生きていきたいものでありんす。
 
 
ではでは。
 

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