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器が広がる4ステップ。

人としての器がぁ~、とか、
人徳のぉ~!とか、
いろいろありますやん?
 
 
ワタクシほどの、
オチョコくらいの大きさしかない人が
器の話をしてもどうなの?と思うんだけれど、
本日は器のお話。
 
 
 
 
さて、器が広がるプロセスってぇのは、
こんな感じだと思う。
 
 
1.今まで入っていたものが出てゆく。
 
2.オープンマインドにする。
 
3.新しく入ってきたものを受け入れる。
 
4.余裕を作る。
 
 
かな?
 
 
 
これから、ひとつひとつを説明していくけれど、
まずは「器」ってどんなものなの?というと。
 
 
なんか「器」って聞くと、
陶器とか漆喰みたいなイメージがあるかもしれないけれど、
本来、近いのは、風船とか、布袋とか、
胃袋みたいな感じなんじゃないかな?
 
 
一気に入れすぎるとパンクしちゃうけれど、
少しずつ広げていくと、無限に広がるようなイメージ。
 
ムリするのは禁物だけれど、
可能性としては、いくらでも入るような。
 
 
そんなイメージをしてもらいながらだと
本日の話は分かってもらいやすいかもですわ。
 
 
 
さ、説明ね!
 
 
 
まずは、
 
 
【 1.今まで入っていたものが出てゆく。】
 
 
という体験。
 
 
なんでかは知らんけれど、
今のマックス状態から、いきなり新しいものを
取り入れようとしても、あまりうまく行くことはない。
 
 
満員電車にいきなり新しい人が入ろうとしても難しいし、
ギチギチの物置に詰め込もうとしても無理なのと同じように。
 
 
 
まずは、今あるものが出てゆく。
 
そんな経験が必要なようなんだよね。
 
 
その「今あるもの」ってのは、様々で。
 
 
仕事の場合もある。
 
お金の場合もある。
 
ま、もっとも多いのは
自分にとって大切な人なんじゃないかな?
 
 
いずれにしても、そんな「今あるもの」たちが
自分の手からこぼれ落ちることで
自分の器が胎動を始めるわけだ。
 
 
 
カミサマもイジワルなもので、
 
「新しいものが入ってきた後に
 今あるものが去ってゆく」
 
だと、まだ安心できるんだけれど、
現実の順番は逆。
 
 
 
今あるものが、ふいになくなる。
 
 
そして、しばらくは新しいものが入ってこない。
 
 
その不安と寂しさと虚無感。
 
 
 
どうにかならんものかの?
 
と、思うけれど、残念ながら法則なので
どうにもならない。
 
 
そして、次のステップに進むわけだ。
 
 
 
で、
 
 
【 2.オープンマインドにする。】
 
 
となるわけだが、これがまぁ大変。
 
 
 
大切な何かが自分の中で失われたわけだから
ショックやダメージは大きい。
 
 
しかし、そこでふさぎ込んでいたら
次の「風」は吹いて来ない。
 
 
「ふさぎ込む」って、言い得て妙だよね。
 
器(袋)を「ふさぎ込んで」いるのだから、
新しいものが入ってくるワケがない。
 
 
 
なので、心は苦しくても、
少しずつでいいので、口角をあげて笑顔になり、
心を開いてゆこう。
 
 
そうすることによって、
サヨナラ祭りから脱却し、
新しい局面を迎えられるようになる。
 
 
 
で、
 
 
【 3.新しく入ってきたものを受け入れる。】
 
 
虚無感からオープンマインドへの変遷を経ると、
新しいものが入ってくる。
 
 
多くは、今まで会ったことのない人との出会いや、
今までは、さして深い仲ではなかった人との
あらためましての出会い。
 
 
新しい関係性。
関係性の再構築。
 
 
そんなことが起きてくる。
(そしてそれは、新しい仕事やお金や時間を生むだろう)
 
 
 
そこで味わうのは、「違和感」。
 
 
だって、今までとは違うカタチのものが
自分の器に入ってくるんだもの。
 
そりゃ、違和感あるよね?
 
 
 
今まで入っていたのは丸型だったのに、
え?今度は星型??
 
とか、
 
今まで食べていたのは和食だったのに、
え?これからはスカンジナビア料理??
 
みたいな違和感。
 
 
 
でも、
 
その違和感があることによって
「器」は大きく鍛えられ、包容力を増してゆく。
 
 
新しいものは、今まで何かが入っていたスペースに
そのままストンとスッキリおさまるのではなく、
 
今までのスペースとは違うカタチで入ってくる分、
その「違うところ」の分だけ、器は伸びて広がる。
 
そんなイメージ。
 
 
カタチが違うのだから、
 
今までなかった違うカタチのところは広がり、
同じカタチのところにはおさまり。
 
そして、今まで使っていたけど
新しいものは入らない場所は、
そのまま「スペース」となる。
 
 
この「スペース」こそが
「器」の大小を決めてゆくわけ。
 
 
 
 
で、もって。
 
 
【 4.余裕を作る。】
 
 
となるのでありんす。
 
 
 
しばらくは違和感のあった「新しいもの」も、
段々と自分の「器」に慣れてくる。
 
(ま、あるいは違和感がありすぎて
 途中で吐き出しちゃうこともあるだろうけれど)
 
 
 
時が経つにつれ、
心に吹いていた虚無感の嵐も止み、
新しいものが心と脳と自分の時間を埋めるようになる。
 
 
ただ。
 
 
離れて行ったもの。
 
なくしてしまったもの。
 
ほどけてしまった縁、人。
 
 
それらがすべて、なくなってしまうわけではない。
 
 
 
それは、いい意味での
心の隙間となって存在し続けてくれる。
 
 
その空間は、本人にとっては
少し苦みも伴っていたりもするが、
それを誰かは「余裕」と見るかもしれない。
 
 
 
「こんなこともあったな、気をつけよう」
 
「人を大切にしよう」
 
「あの時の時間が、私を作ってくれている」
 
 
そんな積み重ねを、もしかしたら
人は「器」と呼ぶのかもしれないよね。
 
 
 
 
さてさて。
 
 
毎度のことながら、
人はどんな風に生きたっていい。
 
 
心のダメージを抱え込んで
新しい風の入り口をふさぎ込んでしまってもいい。
 
 
新しいものを受け入れる前に拒否してもいいし、
すぐに吐き出してしまったっていいと思う。
 
 
 
その上で、もし
 
 
「なんか、いいことないかな」
 
「幸せになりたいな」
 
「人としての魅力を高められたらいいな」
 
 
と思うのであれば。
 
 
サヨナラを受け入れ、
ふさぎ込むのをやめ、
新しい風が吹くに任せる。
 
 
そんな方法もあるかもしれないよね。
 
 
 
あなたに、良い風が吹きますように。
 
 
そしてもし、いま幸せを感じていたり
昔よりも余裕のあるひとときがあるのならば、
過去に器を広げてくれた人に
想いを馳せるのもアリかもしれないよね。
 
 
感謝!
 
 
 
ではでは。
 
 
 

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