「イグさん、人と仲良くする秘訣って何?」
と、ご質問いただいだ。
え?はい?
そんなん、ワタシが知りたいわ!!!!
、、、とも思うんだけれど、
まぁ、ものすごく基本に立ち返るとするならば、
「相手を一人の人間として尊重し、
自分も一人の人間として接する」
っていうことになるんじゃないかな?
とは思う。
人間対人間として、その人と向き合う。
これ以上の本質ってぇのは、
なかなかないんとちゃうかな?
で。
「相手を一人の人間として尊重する」
ってのは、もっと具体的に言うとなんなのか?
というと、
「ステレオタイプの見方を、一旦解除する」
という言い方もできると思う。
ステレオタイプってぇのはつまり、
最近の若者は○○、とか
男性は、とか、女性は、とか
職業が○○な人は、とか、専業主婦は、とか
宗教がなんちゃら、とか、思想がなんとか、とか
こういうファッションの人は○○だ、とか
バブル世代だ団塊の世代だゆとり世代だ、とかそういうの。
つまりそういった、なんかどっかに
ひとまとめしようとする思考。
十把ひとからげ的な?
そこには、個人への尊重は
生まれにくいんじゃないかと思うんだよね。
なので、
そういった見方をしていることに気がついたら
ひとつひとつ解除して、相手を知ろうとする。
それが「尊重」のひとつのあらわれに
なるんじゃないかな?どうやろ?
相手への情報が少ないと、つい
短絡的なものの見方をしようと
脳がサボろうとするんだけれど、
その先に、相手との相互理解はない。
まぁ、たしかにステレオタイプの見方をして、
「あ、やっぱりそうなんだ」
みたいな時も少なくはないかもしれない。
でも、
「まずは、一旦」
そのステレオタイプを脇に置くことが
相手への敬意を育むように思う。
意識してみると、思いのほか
目の前にいる相手をステレオタイプに
片付けようとしてしまっていることは多いように思う。
、、、んだけれど、
「あなたって○○だから、こうなんでしょう?」
と、あからさまにステレオタイプに
当てはめられたとしたら
あなたは嬉しい?
よほどポジティブな意味合いで
言われたのでない限り、
あまり面白くはないんじゃないかな?と思う。
そうじゃなくて、
「あなた本人を知りたい」
という態度が見える人に、心を開くんじゃないかな?
なんて思うのでありんす。
さてさて。
相手と絶対に仲良くなる方法なんて
パーフェクトなものはないだろう。
その上で、
「尊重のひとつの形として、
ステレオタイプの見方をやめてみる」
ってのは、アプローチとしては
アリかもしれないよね。
あなたが仲よくしたい人の、
ステレオタイプをひとつ外してみるとしたら
それはどんなものになります?
ではでは。