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原因究明は、フラットに。

今日はワタシの恥ずかしい失敗談。
 
 
ここだけ(どこだけ?)の話、
しばらくの間、私のもう一つの顔である
 
「株式トレーダー」
 
の成績が、イマイチふるわなかった。
 
 
 
。。。いや、今ウソつきましたごめんなさい。
 
イマイチどころでなく、ボロボロでした。
 
 
 
来る日も来る日も、損失を出し続け
アリ地獄にハマったアリのようになってしまい、
 
ズルズルと堕ちながら、心から
 
「ウス バカ ゲロォォオーーーーッ!!!」
 
と叫ぶような毎日を送っていたんだよね。
 
 
自分だけでなく、
大切な仲間にも迷惑をかけてしまうような状況だったので
なんとかして脱却を試みようと、様々な検証をして
もがきにもがいていたわけ。
 
 
 
市場の変化なのか?
 
私の手法が陳腐化したのか?
 
それとも。。。
 
 
 
 
と、色々と考えたんだけど、
最も疑ったのは、
 
「私自身の、心の在り方」
 
だった。
 
 
 
自分の心の甘えが、
この状況を生み出しているのではないのか?
 
 
大きな成果を出してしまうことへの
潜在的な恐怖を抱いてしまっているのではないのか?
 
 
何かを破壊したいのだろうか?
だとしたら、それは一体なにを。。。?
 
 
 
いろいろな自分のマインドへの疑惑を投げかけ、
そこを改められるように、
自分の中にいるであろう「犯人」を特定しようと
やっきになった。
 
 
でも、がんばればがんばるほど
実際のパフォーマンスは落ちてゆくばかり。
 
 
 
どうしよう
 
ああどうしよう
 
どうしよう
 
 
 
 
そんな中、仲間が助け船を出すように
トレード自体を一時休憩できるタイミングを作ってくれた。
 
 
そこで、一度
実際のトレードから離れて
 
「なんでだろうー? なんでだろうー?」
 
と、また新鮮な気持ちで原因を調べていたのだけれど、、、、
 
 
 
やっと、わかった。
 
 
原因は、驚くべきところにあった。
 
 
 
原因は。。。。
 
 
なんと、使っている株式ソフトのエラー。
 
 
 
そこかよっ!?
 
 
内面とか、あり方とかじゃなくて、そこかよっ!?
 
 
もう、家電の説明書にある
 
「故障かな?と思ったら」の
 
 
「電源は入っていますか?」
 
「コンセントは抜けていませんか?」
 
「電池は正しく入っていますか?」
 
 
レベルの、イージーミス。。。
 
 
 
すごい残念な気持ちになるとともに、
ひとつの学びを得たね。
 
 
 
【 人は、自分の苦手とすることは
  外側に原因を探し、
  自分の得意とすることは、
  内側に原因を探そうとする 】
 
 
という学び。
 
 
 
 
自分が、まだマスターしていないことについては
 
 
「これ、道具が悪いんじゃないの?」
 
「もっといい教材があるんじゃないの?」
 
「世の中が悪いんじゃないの?」
 
 
みたいに、自分以外のことに原因を見出そうとしがちだ。
 
 
 
本当は、
 
私の使っている道具で、
私以上の成果を出せる人もいるし、
 
私が習ったことで、
私以上の素晴らしい状態になる人もいる。
 
世の中が悪いんじゃなくて
私の世の中の見方が悪いだけ。
 
 
そんなことが、ほとんどだ。
 
 
 
  
それは分かっていたんだけれど、
 
自分が、ある程度自信を持っていることになると、逆に
必要以上に、自分自身を責めたがる傾向もあるようだ。
 
 
変な自負心というか、
今までの経験が、目をくらませているというか、
そんなことも起こるらしい。
 
 
ゴルゴ13でも、照準がずれていたら
的に当てられないだろうし、
 
圧力鍋のパッキンがなかったら
どんな料理研究家でも圧力かけられないだろう。
 
 
「プロだったら、そんなん
 すぐに気が付くだろ?」
 
というのも、ごもっとも。
 
 
だから、今回の私の失敗は
まるごとひっくるめて、私自身のせい。
 
 
。。。なんだけれど、
 
「自分のあり方のせい」だけを見るんじゃなくて、
 
自分の内側も、自分の外側も
フラットに原因を究明しないといかんのだなぁ、と
あらためて気づいた次第。
 
 
 
さてさて。
 
 
 
外側に原因を求めているうちは、まだまだ素人。
 
とはいえ、外の原因を一切排除して考えるのも
それまたプロフェッショナルじゃないよね。
 
 
内側も、外側も大切にする。
 
 
そんなことを
あらためて教えてもらった今日この頃です。
 
 
ではでは。
 

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