いや、もうホントすごいわ。
何がすごいって、ワタシのまわりにいる人たち。
私の師匠にあたる方々は、
それぞれ信じた道のトップオブトップである。
にも関わらず、
常に試行錯誤を繰り返し、世界を広げ
実社会にも、より大きな影響を与え続けている。
友人。
友人たちも、その人が「これだ!」と信じた道を
突き進み続けている。
ある人は、英語教育を根本から変えようとしているし、
またある人は、肉体の限界に挑むレースに参加するし、
またある人は、ビジネスにおいて
より大きな、国を動かすような貢献を果たそうとしている。
歌、アロマオイル、美容、写真、料理など、
人生を豊かにするクリエイティブなことで
発信の質を高めている人もいる。
そして、
「私の師匠はイグさんです」
みたいに言ってくれる人たちも、すごいったら
ありゃしない。
(ちなみに、勝手に師匠!と読んでくれているだけで
こっちからすれば、大切な友達です)
「いや、もうアナタの方が
ワタシよりすごいですやん」
と、こちらが色々と教えてもらいたいくらいだ。
そんな風に、
私との関係性は様々だけれど、
それぞれの人が、それぞれの人生において
飛翔をしていたり、飛翔の準備をしている。
今、目立った動きが見えていない人も
いるかもしれないけれど、
美しい蝶になるために、日々
「変容のもがき」
を戦っている。
そんな人たちと仲良くさせてもらっている中で、
強く思うこと。それは、
「悟ってる場合じゃねぇ!!!!」
ということ。
まわりがすごい!と
自分を嘆いたりしているわけじゃない。
また、虎の威を借りるキツネみたいに
「ドヤ!すごい人たちと友達だろ?」
と、自分の大切な人たちを
勲章みたいに扱ったりもしない。
(人を、自分を大きく見せる勲章のように
ツールあつかいする人はキライだ)
ただ。
フラットに「すげーっ!!」って思って、
私自身も、視野を広げるきっかけをいただく。
対して。
たまに、
「私、達観しました」
「世界とはどういうものなのか分かりました」
「みんなが好きです。
嫉妬したり、あこがれたりする人なんていませんね」
と「悟った」人だったり、
自分を頂点としたピラミッドを作り、
あとはその「配下」を作ること以外に興味がない
コントローラーがいたりする。
それは、その人の生き方だから、批判は
しないしてるかもしれないけどしないいやちょっとまて。
ただ、
「悟りました」
という言葉は、私には
「自分の世界を広げることを放棄しました」
と聴こえる。
世界は広い。
とてつもなく広い。
変化と混沌と試練と成長に満ち溢れている。
世界を分かったつもりになっていたら、
それは、ごくごく小さな世界だったなんてことだらけだ。
世界のキングだと思っていたら
ムシキングだったみたいなものだ。
自分の世界を広げることだけが「正義」ではない。
それは、重々分かっている。
日々を生きることを選択した人も美しい。
ただ、
「悟りました」
と言って、自分を特別な位置に置いて
未知の領域に行くリスクから目を背けて
外を見ず、人を見下すような、
そんなヒマは、私にはないな、と
痛切に感じる。
そして、そんな
「世界は広い!」
と、目の前で見せてくれる大切な人たちに
心から感謝と尊敬の念を届けたい。
「悟った系」「頂点系」の人たちに
「あなたは間違っている!」
なんてことを言いたいわけじゃないし、
そもそも言えない。
その上で、
私自身は、世界を舐めるような人にならず、
コツコツ、自分のできることをしていきたいと
思っています。
もし、ワタシが調子に乗り始めたら、
「ほら、これ」
と、今回の文章を突き付けてくださいね(笑)
ではでは。