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多くの時間を生きると、年をとらない

今、時間管理に関するセミナーをまとめているんだけれど、
今回は、その中のネタをひとつ披露しようと思う。
 
 
セミナー内容を披露する理由は2つあって、ひとつは、
 
 
「こんな感じで、いま検証をしているよ」
 
 
という明文化をすることで、自分の考えをまとめるため。
 
自分用のメモ、という意味だね。
 
 
 
そして、もうひとつは、
誰しも無料で読める記事にコンテンツ内容を書くことで、
 
 
「有料の正規メンバーには、
 もっと良いものを提供しないといけない!」
 
 
と、自分自身を追い込むためだ。
 
 
 
他の講師がどうやってコンテンツを作るかは
知らないけれど、私の場合は
 
 
「悶絶の末の、ひと絞り」
 
 
まで、カラカラに出した方が、いいコンテンツになる。
 
やっている間はキツイのだが、やっぱり
良いコンテンツを作りたいからね。 
 
まぁ、ひと言でいえば、ドMなのかもしれない。笑。
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
今回のセミナー内容は時間管理術なんだけれど、
その検証をしている間に行きついたのが、
 
 
「多くの時間を生きると、年をとらない」
 
 
という仮説。
 
 
 
「は?イグさん、なに言ってるの?
 たくさん時間を生きたら、その分年取るでしょ?」
 
 
と思うかもしれないけれど、
真実は逆のようなんだよね。
 
 
 
いやね。
 
地球の自転を変えられるわけじゃないし、
カレンダー上の年齢は、当然とっていきますよ?
 
ただ、そんなのどこか昔の他人が決めた
ものさしのひとつじゃない?
 
 
それよりも、
 
どれだけ健康でいられるのか?とか、
 
外見を若々しく保っていられるのか?の方が大事だし、
 
 
ある意味、カレンダーの年齢の方こそ、
ものさしが作りだした
 
 
「虚の年齢」
 
 
で、その人本人の生き方やあり方に
出てくる内面的・外面的要素の方こそ
 
 
「実年齢」
 
  
のような気すらする。
(ここまで行くと、少し飛躍しすぎかもだけれど)
 
 
 
 
で。
 
 
 
実際に周りの人を見てみると、
年齢の割に若い人と、老けている人って、いるじゃない?
 
 
それは食べ物とか呼吸とか体質とか、
いろいろな要素がからみあっているのは間違いないんだけれど、
 
 
「もっとも重要な要素はなんなのか?」
 
 
という事を検証していくと、
 
 
「より多くの時間を生きることが、若さの秘訣」
 
 
ということが、だいぶ分かってきた。
 
 
 
 
まぁ、
 
 
「より多くの時間」
 
 
というと語弊があるかもしれない。
分かりやすく言うと
 
 
「よりバラエティのある感情」
 
 
を、限られた時間の中でたくさん感じていて、
それを毎日続けている人は、若い。
 
 
それは精神的にも、外見的にも。
 
 
 
つまり。
 
 
あるひとつの感情だけで生きている人は、
どんどん老けてしまう。
 
 
特に心配ごとや、退屈、といった感情に浸っていると
どんどん年をとってゆく。
 
 
そして、心配ごと、怒り、悲しみ、退屈、
という感情よりはまだマシだけれど、
喜び、幸せ、という感情であっても、
それだけを感じていると、老けてボケる。
 
 
幸せも、たくさんの対象に幸せを感じていればいいけど、
たったひとつの対象に感じていると、それはボケまっしぐらだ。
 
恐怖とか怒りも、ひとつの対象に感じているくらいなら
たくさんの対象に感じている方が、まだマシだ。
 
  
 
たまに、
 
「恐怖のあまり、一晩のうちに老婆に」
 
みたいな表現があるけれど、それは
【 同じ対象に対する恐怖 】という
 
 
「たったひとつの感情」
 
 
を、一晩のうちに深く深く味わってしまったせいで
めっきり老けてしまったのであろう。
 
 
  
 
まぁ、そこまで極端な話じゃなかったとしても、
 
毎日、同じような事をしているだけの人だったり、
 
毎日、同じような感情を胸に抱いている人だったりする人は
 
外見上も老けてゆく。
 
 
 
逆に言うと、
 
そういう人の方が感情の波が激しくないので、
精神的にも「若くない」状態になることができる。
 
早いところ、大人に見られたかったら、
ずーーーーーーーーっと、同じ退屈や悲しみを抱いていると
外見的にも言動も、大人になることができる。
 
まぁ、オススメしないけれどね。笑。
 
 
 
「えー、本当??」
 
と思った人もいるかもしれないけれど、
あなたのまわりに居る人を思い浮かべると、
けっこう当てはまっていない?
 
 
 
その人のカレンダー上の年齢がどうであれ、
 
若々しい人は、好奇心を持ったり、楽しんだり、
有頂天になったりする。
 
さらに、悲しいことがあるとガンガン悲しむし、
怒ったりもする。
 
同じようなことがあっても、
そこで感じる「感情のバラエティ」が多い。
 
 
 
老けて見える人は、
 
基本的に退屈な毎日を暮らすことを選択していたり、
同じ事にずっと文句を言っていたりする。
 
そうじゃなかったとしても、悲しいことが起きた時にも
グッと「我慢」をしてしまったり、
無理に笑顔でいようとしたりする。
 
 
それは「大人」の対応だし、
「我慢」も感情のバラエティだから問題はないのだけれど、
いつもいつもそうやっている人は、
やっぱり外見上も老けていってしまう。
 
 
 
具体的な人の顔を思い浮かべながら
 
「その人の感情のバラエティは、多いか少ないか?」
 
を考えると、その人の若さとニアリィ・イコールだと思うけど
いかがでしょう?
 
 
 
そういう意味では、
 
より多くの人の目にさらされる方が
 
「感情のバラエティ」
 
は、多くなりやすいし、さらにさらに言えば、
 
「感情のバラエティ」
 
をもっとも増やす行為は、「恋愛」であるとも言える。
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
できることなら、
 
 
「精神的、知的には大人の円熟味もあり、
 外見的には若々しく、無邪気さも残っている」
 
 
みたいな人間が理想的だろうし、
そういう人もたくさんいる。
 
 
 
それもキーは
 
 
「より多くの時間(感情)を生きることが、若さの秘訣」
 
 
であり、
 
 
「より多くの時間(感情)を生きることが、円熟さの秘訣」
 
 
であることも、いま少しずつ解明している。
 
 
 
今回の記事では全部を語り切れないし、
まだツッコミどころがあるだろうけれど、
もう少ししたら、セミナーでお披露目できると思う。
 
 
(と、ここまで言いつつ、一般公開で
 このセミナーをやる予定はないんだけどね。笑)
 
 
 
今回お伝えしたいのは、
 
 
「若さを保つには、喜びも悲しみも
 思いっきりバラエティを持って味わうといいよ」
 
 
「同じ感情で滞留すると、老けるよ」
 
 
ということ。
 
 
 
肉体は、新陳代謝が落ちると老化する。
 
 
しかし、もっと大切なのは、
感情の新陳代謝である。
 
 
 
感情の新陳代謝が活発ならば
その人が老けることはない。
 
 
喜びも悲しみも、しばらく感じなくなると
 
「もう感じなくていいのか」
 
と、感じる能力が劣化し、感情の新陳代謝が衰える。
 
 
 
時計で刻まれる一秒一秒の時間の中で、
どれだけたくさんの時間を感じているか?
 
 
そこが運命の分かれ道なんだけれど、
たくさんの時間を生きた方が、ずっと若くいられるわけだから
感じちゃった方が得だよね!
 
 
あなたは、どんな時間を生きることにしますか?
 
 
ではでは。
 

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