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コンテンツ作りの舞台裏。

今回のテーマは、どれだけの人にニーズがあるか
全然分からないんだけれど、たまに
 
 
「イグゼロさんって、どうやってセミナーの
 コンテンツを作っているんですか?」
 
 
という質問をいただくので、
そこを軽くお伝えしておこうかなー、と思います。
 
 
セミナーをやる人だけでなく、
なにかの商品を作ったりする人の参考になったり、
 
「へぇ~、こんな作り方もあるのかぁ~」
 
「いやいや!イグゼロの作り方は、間違っちょる!!」
 
などの励みやインスピレーションになれば幸いです。
 
 
 
。。。と言いつつ、書いて読みなおしてみたら、
なんか私自身に焦点が当たっている記事になってので、
今回は
 
 
「がんばっているよー。ほめてほめてー」
 
 
という自己満足だと思って、読んで下さる方は
 
 
「ははっ、まだ青いのぉ」
 
 
と気軽に読み流してくれれば幸いです。
 
 
 
まぁ、立春だから、いいよね?(笑)
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
考えてみると、私がやっているセミナーは
ビジネス系から始まり、
 
・伝え方
・話のきき方
・株トレーダーのマインド
・お金の本質
・お金を受け取るブロックの外し方
・男性と女性の違い
・健康法
・気功
・時間管理
・自分のアピールの仕方
・ライティング
・欲求の本質
 
など、ジャンルがバラバラだ。
 
 
ひと言でいえば、
 
 
「アンタ、だれ?」
 
 
状態である。
 
 
 
でも、コンテンツが生まれてくる
きっかけは、ただ一つで、
 
 
「誰かからのリクエスト」
 
 
が、コンテンツ作りのスタートだ。
 
 
 
私が
 
 
「セミナーをやるために、自分でまとめよう!」
 
 
と、「自分発」でまとめたコンテンツは
目標設定のコンテンツしかない。
 
 
それは、何年も目標設定をやってきて、
 
「そろそろ、この方法の再現性を知りたい」
 
と思って、3年半くらい前から伝えるようになったんだけど、
あとのコンテンツは、
 
 
「ねぇイグさん。
 こんなことって、教えてもらえないの?」
 
 
という誰かからのリクエストがあり、
 
 
「ああ、たぶんお伝えできるよー」
 
 
という気軽な返事から
コンテンツ作りがスタートする。
 
 
 
 
ちなみに私の講師デビュー(たしか2007年)は
株のコンテンツだったんだけれど、
それも当時、私が専業トレーダーだった時に、友達から
 
 
「株、教えてくれない?」
 
「セミナーってものを、やってみない?」
 
 
と誘ってもらって完成した。
 
 
そのセミナーデビューのDVDが、たしか
のべで5,000本くらい売れたんだから、
その友達のプロデュース力はすごいよね。
 
(とさりげなく書いていつつ、軽く自慢でもある)
 
 
 
 
で。
 
 
 
リクエストをもらって
 
「たぶん、そんなセミナーもできるよー」
 
と返事をする時には、大抵、頭の中には
その材料はすでにある。
 
 
なにしろオタクなので、
いろんな事に興味を持っているし、誰かが
 
「お金を払ってでも、知りたい!」
 
と思うことは、
私も思いっきり悩んだことがあることが多い。
 
 
 
なので、
 
 
「このポイントをお伝えすればいいなー」
 
 
という「タネ」は、持っている状態なのが常だ。
 
 
 
 
が、
 
 
が!!
 
 
そこから、大抵3ヶ月から半年くらいは悶絶する。
 
 
 
私自身が、漠然と かじったことがある、
程度の知識や経験では、絶対に他の人には伝わらないので、
 
漠然と、なんとなくやっていたことを洗い出して、
まずは広げる。
 
そして、もっとも楽しく学べるように
無駄な部分を削ったり、
話す順番を変えたりしながら作ってゆく。
 
 
 
で、さらに同時にそのセミナーのメインテーマの
「定義」を作ってゆく。
 
 
 
つまり。
 
 
お金だったら「お金って、一体何?」
 
健康だったら「健康って、一体どういうこと?」
 
時間だったら「時間とは?」
 
ライティングだったら「書く、とは?」
 
  
と、その時のセミナーのテーマの定義をしっかり作る。
 
 
 
なぜなら、
 
「定義があいまいなままセミナーをしても、
 持って帰れるものもあいまいになるだろう」
 
という、個人的こだわりから、
 
 
「〇〇とは、△△である」
 
「〇〇とは、△△な状態である」
 
 
という「イグゼロの考える定義」を作るわけだ。
 
 
まぁ、良く言えば変態の域に属すると思う。笑。
 
 
 
それはともかくとして、例えば、
 
 
「お金が欲しいですか?」
 
「欲しいです」
 
 
というやり取りがあった時に、
 
 
「で、お金ってなんですか?」
 
 
という定義がはっきりしていなければ、
 
 
「なんか良く分からないものを欲しいんです」
 
 
という状態になるので、絶対に手に入らない。
と思うので、そこをきっちりと作るわけだ。
 
(まぁ、極端だけどね。
 講師なんて、偏ってて極端なモンだ。笑)
 
 
 
 
この前なんかは、
「欲求」についての定義を作るために、
宇宙開びゃくまでさかのぼって
 
 
「うわ! コレ、誰も欲しがらないわ」
 
 
というマニアックな定義にまで行きそうになったし、
 
 
今は今で、「時間」を定義しようとしていて
気が狂いそうになっている状態だ。
 
 
誰にも頼まれていないのに、それでも作る。
 
 
それはきっと、私が変な人だからだろうな、と
しみじみ思う。
 
 
 
 
そして。
 
 
定義を作って、
コンテンツを作り、
そしてまたぶっ壊して、順番を変える。
 
 
 
 
そんな繰り返しをしたあと、
 
そのセミナーの内容を1枚の紙にまとめる。
 
 
 
1枚の紙にまとめるのも、
かなり前からやっている、私のこだわりだ。
 
 
 
だって1枚の紙にまとめた方が、コピー代がかからな。。。。
 
 
いや、受講して下さった方が復習する時に
必要なものがきっちりまとまっている方が便利だろうと思い、
基本的には、どんなに長いセミナーでも
 
(極端な話、3泊4日のセミナーでも)
 
1枚の紙にまとめる。
 
 
 
 
そして、そうやって完成したセミナーを
数か月「寝かせる」。
 
 
その間に、反証ができるのではないか?
例外があるのではないか?
 
 
とか、
 
 
こうやったら、もっと面白くね?
 
 
とかを考えて、ブラッシュアップするわけ。
 
 
 
まぁ、そんな余裕がない時もあるんだけれど、
自分の中のいわゆる定番のセミナーは、
そんな感じで作る。
 
 
なので、本邦初公開セミナーでも
1枚の資料のバージョンが
 
「Ver.1.02」
 
とかになっていることもある。もう変態(笑)。
 
 
 
そして本番を迎えるわけだけど、
それでも実際にやると、
頭で考えていたのとは違う反応だったり、
 
「あ、そんな場合もあるね」
 
という意見を、あっさり言われたりするので
そこがまた面白いと思う。
 
 
 
セミナーで予定調和を作ってもしょうがないので、
 
「がっつり作って、あとは現場で」
 
というスタンスでやっています。
 
適当ってワケじゃないんだけれど、
意固地になってもしょうがないなー、と思ってますわ。
 
 
 
 
 
てなわけで。
 
 
 
まとめると、
 
 
1.誰かからリクエストを頂く。
 
2.すでにあった「タネ」を広げる。
 
3.広げた後、無駄を削ったり順番を変えたり。
 
4.テーマの「定義」を作る。
 
5.一枚の紙にまとめる。
 
6.上記3~5を繰り返す。寝かせる。
 
7.本番を迎えて、あとは現場のノリに合わせる。
 
 
そんな感じで作っています。
 
 
 
 
ふう。
 
 
 
今回、この記事を書き終わった後、
  
 
「あれ?誰がこれを読んで楽しいんだろう?」
 
 
とも思ったんだけれど、
たまにはこんな自分フォーカスの記事も
発進させてくださいませm(__)m
 
 
今後ともごひいきに。
 
 
ではでは。

 

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