最近（？）ちまたでは、
「相手を認める」
というメッセージ、あるじゃない？
相手を認めて、
自分も自分自身を認める。
「私もいいね。あなたもいいよね」
という状態が平和で建設的だよね、的な。
もう、ホント、コレな !!!!!!!!
この
「 I’m O.K , You’re O.K 」
ってのは、ホントに大切な状態で、
これこそが人間関係を素敵にしていく
最大の奥義だと、私は思う。
その上で。
先日、
「でもイグさん。
誰かがまったく真逆の意見を言っているのに
両方に”いいね！”って言ったら、
八方美人になっちゃいませんか？
イグさんは、そんな生き方でいいんですか？」
「自分は受け入れられていない意見にも
” いいね！ ” って言うのは、
嘘みたいでイヤなんですけど。。。」
というご質問をいただいだ。
OH !!!!
ソレ、チガウヨ！！！
チョ・マテヨ！！
チャイ・マンネン！！！！
それは、完全なる
「まぜるな危険！！」
シチュエーションだよ！！！
な？落ち着こう？聞いて。
「 I’m O.K , You’re O.K 」
は、あくまで「O.K」だ。
「あなたの意見や生き方もアリだね素敵だね！」
という状態だ。
が！
誰も「Like（好き）」とは言ってないし、
「Agree（同意）」とも言ってない。
私は私のスタンスがある。
でも、あなたのスタンスも分かるよ！
ってのが
「 I’m O.K , You’re O.K 」
で、そこから先は、また別の話だ。
分かったからと言って即座に好きになるかは分からないし、
完全同意するかは、全然違う。
そこから先は有料だ 。←
「ボク、セーラームーンが好きなんです」
「へぇ、そうなんだ。いいんじゃない？」
「おお！ってことは
あなたも好きなんですねセーラームーン！
ファンクラブに入るんですねセーラームーン！！
さっそく入会手続きをセーラームーンんんん！！！！！」
って、、、ならないやろ？
「私、夏がダメだったりセロリが好きだったりするんです」
「そうなんだ。オッケーなんじゃない？」
「あなたは私を認めましたね！？
あなたも夏がダメだしセロリが好きなんですね!!!!?」
って、、、もともとどこ吹く他人だから
価値観はイナメナイじゃない？？
そんな風になっていったら
少しのズレも許せないせこい人間になって
カラのカラダがとぼとぼと
はしゃぐ街を歩いちゃうじゃない？
なので。
「相手を認める」
ってことに、そんなにナイーブになることはない。
相手が勘違いをしそうだったら
少し補足する必要はあるかもしれないけど。
オッケー！で、いいんよ。
「あなたの生き方もいいね！
彼の生き方もいいね！」
って。
そんな風に、たくさんの人の生き方に
「O.K」していると、自分も否定されにくくなるし、
なにしろ自分が無駄なネガティブエネルギーを
使わなくなって、楽だ。
だから（ってこともないけど）
相手の生き方、考え方、センス、スタンス。。。。
たくさんの人のいろいろなものに触れて
いろんな価値観を見ればいいと思うんさ。
さてさて。
わかる。好きか嫌いかは別だけど。
わかる。同意するかは別だけど。
同じ道を歩くかは別だけれど、邪魔もしない。
力を貸すかは分からないけれど、あなたに敬意を払う。
それでいいし、それがいいと思う。
そして、
私のことも、好きにならなければダメなわけじゃない。
力を絶対貸してほしいとか、
何かを差し出して欲しいなんて言わない。
ただ、お互いに、意図的な邪魔だけは
しない方が気持ちいいと思うんだ。
そんな中で、
手と手を取り合える人がいてくれる。
ありがとう。
というスタンスで良いように私は思う。
もちろん、これも強制するつもりもないけどな。
消極的に聞こえるかもしれないけれど、
言いたいことはそうじゃなく。
「 I’m O.K , You’re O.K 」
ってのは、相手に身も心も捧げるという話ではなく、
互いに尊重できる関係を築く精神状態なんじゃね？
という話。
そこのところを混ぜ込みすぎると、
自分が苦しくなっちゃうし、
妥協してみたり多くを求めたりなっちゃうし。
認め合い、
手を携えられる人と歩む。
がんばってみるよ やれるだけ
がんばってみてよ 少しだけ
なんだかんだ言っても つまりは単純に
君のこと好きなのさ。
そんな感じでいいんとちゃいますか？
と、思うのでありんす。
ではでは。