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エゴを飼い慣らす

「この人は人間的にパワーがあるなぁ」
 
と、そばにいるだけで
元気をもらえるような人がいる。
 
 
反面、そうでない人もいるわけなんだけれど、
その両者の違いは何なのだろう?
と、考えてみると。
 
 
パワーのある人は、
とにかく自我が強い。
 
いわゆるエゴイストと言ってもいい。
 
ただ、そんな自分のエゴを
「飼いならしている」印象だ。
 
 
自分と、自分のエゴの
主従関係を確立している。
 
エゴの奴隷になるのではなく、
エゴの統治者となっている。
 
エゴという荒馬の手綱を
きちんとさばけている。
 
そんなイメージ。
 
 
逆にエゴを飼いならせず、
エゴという荒馬に翻弄されてしまうと、
 
「かまってちゃん」とか
「私を見てちゃん」とか
「マウント野郎」とか
 
残念な人になってしまう。
 
 
かと言って、
自分が安全にコントロールできる
エゴだけにとどめようとすると、
自分を矮小化して
大望を諦めて生きるようになる。
 
 
 
荒々しく暴れ、何度も振り堕とそうとする
エゴという名の暴れ馬。
 
イメージとしては、
呂布や関羽の赤兎馬。
ラオウの黒王などだろうか?
 
常人にはその背を許すことのないであろう
エゴに乗りこなす。
そのための理性と自制心を持つ。
 
そんな人が、
人間力の高い人に映るのかもしれないね。
 
 
 
さてさて。
 
別にパワーのある人間になるかならないかは
本人の自由だ。
 
ただ、その上で、
 
「欲を手放しましたー!」
 
なんてみんなにアピールして
注目を浴びようとしたり、
 
自分を「まぁ、このあたり」
とスケール制限する人よりは、
 
溢れ出る欲望の大海原に呑み込まれずに
航海を続けられる人の方が、
多くの困難とリスクと、
それに見合う成果と人間力を
勝ち得るのだろうね。
 
 
エゴと理性、
自我と超自我が人馬一体となったときに
最高のパフォーマンスを発揮する。
 
で、あるのならば、
ちっぽけなエゴよりも
強大なエゴを乗りこなし
飼いならせる力を持つ。
 
そんな人が、世の中を切り拓いて
行けるのかもしれない。
 
 
大きな野望をフハハハハ。
自分の横暴を許さない強い勇気を蒸着!
 
 
ワタクシもがんばりたいと思います。
 
 
ではでは。

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