最近、特に
「今まで接したことがない世界の人」
と話す機会が多い。
それは、自分とはまったく違う大きな次元で
ビジネスを行なっている人であったり、
私にはまったく未知の領域の専門家であったり、
私とはまったく方向性の異なる思考回路を
持っている方であったり。
そして、そんな方々と話をしている中で、
「これが、コミュニケーションする上で、
もっとも大切なことだな」
と痛感することがしばしばだ。
その大切なこととは、
「早とちりをしないこと」。
どうしても、相手の反応や対応を
「こういう意図であるに違いない」
と思ってしまいがちなのだけれど、
よくよく聴いていくうちに、
「あ、、、そういうことだったのか」
とか、
「なにかの意図があったわけじゃないのか」
とか、
「悪意どころか、好意のつもりだったのか」
みたいなことが、本当によくある。
そして、その早とちりに気がつくと、
「あ、これは私が先を焦っていたせいなんだな」
「私が相手に期待をしていただけなんだな。
相手にその期待が伝わってなかったのだな。
だからスルーされた気持ちになっていたのだな」
なんてことも見えてくる。
たぶん、早とちりを防ぐためには、
・自分の予測、偏見、フィルターを通さずに
・ニコニコと笑顔で、粘り強く聴く
・ほがらかに、相手に自分の見えている世界を伝える
・分かるまでそれを続ける
をやれば、たいていのミスコミュニケーションは
なくなるのではないか?と思う。
もちろん、そんなコミュニケーションをするためには
相手も理性と知性を持ってくれている必要があるのだけれど。
さてさて。
この世の中で発生する問題の多くは、
きっと早とちりで、
それを防ぐ唯一の方法は、
自分の偏見を取り除くこと。
その偏見を取り除くのに
もっとも大切なことは、
相手へ敬意を持って接すること。
粘り強く。ほがらかに。
そんな風に思うのでありんす。
今、私と色々とコミュニケーションして
新しい世界を見せてくれている人たちに感謝。
ではでは。
YouTube版はコチラ
↓