男性性と女性性って、肉体的な部分よりも、
精神性や思考回路に、その違いが顕著に表れるなぁ、
と思う。
私はけっこう
「興味があることは、とことん追求する」
というタイプなので、いろいろと文献を読んだり
リサーチをしたりしていると、
「男性と女性って、もう、全く別の生き物なんじゃね?」
「どっちかが、地球外から来たんじゃね?」
と思うくらい、精神性や思考回路が違う。
その中で、
「男はもっと、オレパワーを磨かないとな」
と痛感した。
男性は、基本的にプライドの生き物だ。
自分のプライドを満たすために
生きている部分が非常に多いし、
自分のプライドを傷つけられることを
極度に嫌う。
初対面の人と出会っても
「どっちが(オスとして)優れているか?」
ということを、水面下ではかっていたりする。
それは、狩りの時代から現代にいたるまで、
そのような遺伝子が環境に適していたからそうなったわけで
別に悪いことじゃない。
ただ、プライドだけが先行してしまうと、
人間関係を構築する前に、破綻してしまう。
さらに、女性とのやり取りの中で
男性同士の「プライド合戦」を持ちこむと、
かなり滑稽な結果に終わる。
たとえば、
女性が男性と話をしていて、
その女性が、他の男性を誉めるとする。
その時、
女性が誉めた男性が魅力的であればあるほど、
また、その女性が魅力的であればあるほど、
男性は、
「ああ、あいつね。
でも、実は大したことないんだよ」
とか、
「彼もすごいけれど、まだまだだね」
と、誉められた男性をけなそうとする。
完全に、自分のプライドだけの問題だ。
しかし、残念ながら女性は、
他の男性をけなす男を見て
「あの人を“大したことない”
って言えるなんて、ステキ!」
とは思ってくれない。
「なんで私が誉めているのに、
共感してくれないの?
アンタ、バカぁ?」
となる。
なので。
特に男性のみなさま、
自分のプライドは別の所で満たすとして、
適度に折れていた方が、なにかといいみたいですよ。
ってなわけで、
「折れパワー」を磨くと、なにかと、いい。
男性からは「あいつは謙虚だな」と好感をもたれるし、
女性からは「余裕があるのね」と思われる。
「俺パワー」が強すぎても、ろくなことはない。
もちろん、
自分が譲れない何かについては、存分に
「俺パワー」
を発揮してくれればいいけれど、
そうでもない時は
「折れパワー」
を発揮して、どんどん譲っちゃった方が、いい。
「俺が俺が!」
と前面に出てくる男性より、
自分を立ててくれる人の方がありがたいし、
誰かを立てている人を見るのは、気持ちが良い。
「俺パワー」は、最小限に。
「折れパワー」で行きたいと思います。
と、言いつつ、
こんな記事を書くっていうことは、私自身
全然「俺パワー」を手放せていない証拠なんだけれどね(笑)
ではでは。