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「深く考える」は、2種類ある。

「俺、考え過ぎるところがあるからなぁ」
 
「私、深く考えるタイプだから」
 
 
と、自分のことを評する人って、いるよね?
 
 
 
ものごとを深く追求するのは素晴らしいし、

かくいう私も、
 
 
「なんでそんな妄想ばっかりしているの?」
 
 
と呆れられるタイプなので、
深く考える人のことは、大好きだ。
 
 
 
 
ただ、
 
 
ごくまれにだが
 
 
「深く考えるタイプ、っていう割に
 同じような失敗ばっかりしているよね?」
 
 
とか、
 
 
「言っちゃ悪いけれど、
 本当に深く考えてる?」
 
 
と思う人もいる。
 
 
 
 
まぁ、本当に深く物事を考える人は、自分から
 
 
「私はものごとを深く考えるタイプだ」
 
 
とは言わないから、
「深く考えるタイプ宣言」をしている時点で
たかがしているのかもしれない。
 
 
 
もちろん、その代表は、私なんだけど(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、どうも、
 
 
「深く考える」っていうのには、
2つのタイプがあるみたいなんだよね。
 
 
 
あるタイプは、深く考え、その思考力で
自分の人生をより良い方向に向ける
推進力を手に入れる。
 
 
 
もう1方のタイプは、
深く考えてはいるんだろうけれど、
同じようなところをグルグル回っているだけで
あまり発展性がない。
 
 
 
 
そんな気がする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その2つのタイプを分けているのが、
 
 
 
「起こること」を深く考えているのか?
 
 
 
それとも、
 
 
 
 
「起きたこと」を深く考えているのか?
 
 
 
 
その違いだと思うけれど、どうだろう?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今の自分の立ち位置、
持っている知識やスキル、人脈などの資産
向かおうとする到達点。
 
 
そんなことを総合的にとらえて、
 
 
「こういう事が起きたら、どうなるだろう?」
 
「もし万一の時は、どう動こう?」
 
「この可能性を広げるためには?」
 
 
と、「起こること」を深く考える時間を取っている人は、
様々な可能性の中から具体的な行動を起こしてゆき、
トラブルにも対処できる。
 
 
 
過去に起きたことも
「起こること」を考える上での資源には活用するけれど、
そこにとらわれることはない。
 
 
 
そんな人は、
 
 
「さすが、ものごとを深く考えていると
 言うだけあるわ」
 
 
という人物評になるような気がする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そうではなくて。
 
 
 
過去に「起きたこと」を、
 
 
「なんであんなことが起きたんだろう?」
 
「あれは、こんな意味だったのかな?
 それとも、あんな意味だったのかな?」
 
 
と、アレコレ深く考える人は、
深さは深いんだろうけれど、広がりは、ない。
 
 
 
それは、深く考えているというよりも、
過去の出来事にずっと反応し続けているだけ、
とも言えると思うけど、キツすぎ?(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、個人的には、
 
人生は究極的には壮大な暇つぶしだ
という面もあると思っているので、
 
どちらの方向に深い思考力を使っても
 
「良い」
 
「悪い」
 
という話ではないと思う。
 
 
 
 
どんなに深く考えても、
ひとつ問題が解決すれば、
新たな問題は必ず私たちを試しに来る。
 
 
 
分かったような事を言うつもりはないけれど、
人生は
 
「どの問題で悩みたいか?」
 
という選択でしかない、という気もする。
 
 
 
だから、
 
「起こること」に深い思考力を使っても
「起きたこと」を深く思索しても、
 
どちらも素敵だと思う。
 
 
 
 
ただ、
 
 
もし、あなたが
 
 
「なんでこんなに深く色々考えているのに
 イヤなことばっかり起こるんだろう?」
 
 
「なんで状況は良くならないんだろう?」
 
 
と思っているのであれば、
 
 
せっかく持っている思考力を、
 
 
「起きたこと」よりも、
 
「起きること」に使ってみるのも
 
悪くない選択肢かもしれないよね。
 
 
 
 
ではでは。
 

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