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混ぜるな危険!「好かれる」と「モテる」

たまには(でもないけれど)
今回は、やや軟派なトピックをお送りします。
 
 
 
さて。
 
 
 
「俺に聞くなよ!」
 
と、いつも思うんだけれど、なぜか色んな人に
 
「異性に、どうアプローチしたらいいんですか?」
 
と聞かれることがある。
 
 
 
 
 
せっかく聞かれたからには、それがたとえ
 
「異性に好まれる方法」
 
だろうが、
 
「神は存在するのか?」
 
だろうが、その時の全力でお応えするのが
礼儀だと思っているので、一生懸命考えて
答えてはいるんだけれどね。
 
 
 
 
で、
 
 
その時にまず私が相手に確認するのは、
 
 
「異性に好かれたいの?
 それともモテたいの?」
 
 
ということ。
 
 
 
 
 
 
大抵の場合は、
 
 
「え?それって同じ事なんじゃないの?」
 
 
という顔をされるし、
私もずっと同じ事だと思っていた。
 
 
 
 
 
でも、違うんだよね。たぶん。
 
 
 
 
「好かれる」のは、
基本的に同性へのアプローチとあまり変わらない。
 
 
 
相手のために良い事をし、
 
感謝の気持ちを忘れず、
 
相手の話をじっくりと聴き、
 
相手の要望に、相手が思っている以上に応えようとする。
 
 
 
 
相手が心ある人であれば、
あなたのことを人間的には好意的に受け取るだろう。
 
 
もちろん、そこから恋愛に発展することもないとは言わない。
 
 
 
 
 
 
 
 
ただ、「モテる」というのとは違う。
 
 
「モテる」という言葉が適切じゃないのだとしたら
「魅きつける」とかでも良いんだけれど、
 
 
 
要するに、異性として意識してもらうのは、
また別のアプローチになる。
 
 
 
 
「好かれる」のは、相手の「理性」に訴える状態で、
「モテる」「魅きつける」は、相手の「本能」を刺激すること。
 
 
 
 
あなたもたぶん、経験があると思うんだけれど、
 
 
その人が良い人なのかどうか、わからない。
 
感謝の気持ちを持っているのか、そんなことは知らない。
 
自分の話を聴いてくれるのかなんて、関係ない。
 
こっちの要望には、知らんふりするかもしれない。
 
 
 
でも、それでも異性として「グッ!」と
魅きつけられてしまう存在、って、いない?
いるよね?
 
 
 
 
 
まるで重力のように、引力のように
抵抗することが出来ない魅力。
 
 
 
いつのまにか目で追いかけてしまうような魅力。
 
 
 
そこには外見もあるかもしれないけれど、
それ以上に、相手の存在そのものに魅せられてしまった状態。
 
 
 
そういう「魅力」「引力」を手に入れたいのか?
 
 
 
それとも、相手の理性に訴えかけて
「良い人」だと思ってもらいたいのか?
 
 
 
その前提が分からないと、
アドバイスしたくても、できない状態になってしまう。
 
 
 
 
 
 
これまた別の機会に書きたい事だけれど、
 
誰かにアドバイスを求められた時には
必ず「前提」を明確にする必要がある。
 
 
 
 
前提を間違っていたら、
相手が欲しいと思っているゴールには
絶対にたどり着けない。
 
 
 
 
 
相談者が「引力のような魅力を持ちたい」
と思っているのに、
 
 
「じゃあ、相手のことを考えて貢献してみれば?」
 
「女性に会ったら、まず誉めましょう」
 
「大皿料理が来たら、男性に取り分けてあげましょう」
 
 
なんてアドバイスしても、全く意味がない。
 
 
 
 
 
逆に「異性に“良い人”だと思われたい」
と思っている人に、
 
 
「じゃあ、まず生物学的な本能のメカニズムは。。。」
 
とか、
 
「相手の脳の占有率を高めるには。。。」
 
 
なんて話をしても、ウザがられるだけだ。
 
 
 
 
 
この「前提」の話は、また詳しくするけれど、
 
 
自分が本当は何を望んでいるのか?
 
その前提は何か?
 
何かを混同している可能性はないか?
 
 
みたいなことは、チェックしてみるといいかもしれないね。
 
 
 
 
 
 
 
 
今回の「異性に好意を持ってもらう」もそうだし、
他の事でも、「混ぜるな危険!」なものは多い。
 
 
 
「健康」と言っても、
アスリートみたいになるのと、
長寿を目指すのではアプローチの異なる部分がある。
 
 
 
「お金持ち」と言っても、
稼げるビジネスマンと資産家ではアプローチが違う。
 
 
 
 
 
 
なので、
 
 
 
あなたが今、もし何らかの分野で
 
 
「頑張っているのに、なかなか効果が出ない」
 
 
と思っている事があるのだとしたら、
 
 
 
もしかしたら、
 
目指しているゴールと、
やっている行動がちぐはぐで、
 
 
何らかの「前提」を「混同」してしまっている可能性が
あるかもしれない。
 
 
 
 
 
 
お互いに、
 
「混ぜるな危険!」
 
には、注意しながら日々を楽しく過ごしたいよね。
 
 
 
ではでは。
 

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