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誰かに何かを伝える時には、

おかげさまで、長年
 
「誰かに何かを伝える」
 
ということをやってきて、
私の話に耳を傾けてくれる人がたくさんいる。
 
 
本当にありがたいことです。
 
 
 
 
 
そして、最近あらためて
 
 
「誰かに何かを伝える時には、
 コレが最も大切だなぁ」
 
 
と深く感じたことがあったので、シェアさせてもらうね。
 
 
 
 
 
これまた、年末にあった仲間主催のセミナーでの話。
 
 
 
 
前回もちょっと書いたけれど、
 
誰かに何かを伝える時には、必ず
 
 
「前提」
 
 
というものが必要になる。
 
 
 
最も基本的な「前提」は、
 
「相手は人間か?」
 
から始まり、
 
 
・相手は日本語が通じるのか?
 
・相手の年齢は?
  
 
という、比較的分かりやすい前提から、
 
 
・相手の性別は?
 
・相手の過去の経験は?
 
・相手の性格傾向は?
 
 
といった段階にまで及ぶ。
 
 
 
 
 
 
そして、できるかぎり相手の「周波数」に合った形で
伝えるようにしないと、こっちが伝えようとしていることが
まるで伝わらない、ということがあると思うんだよね。
 
 
 
 
 
 
 
特に大切なのは、相手の世界観かもしれない。
 
 
 
たとえば、ある人に
 
 
「あなたの欲望は押さえず、
 あるがままの自分で行動すればいい」
 
 
と伝えた結果、
 
 
今までのストレスから解放され、
大きく飛躍できる人もいるだろう。
 
 
しかし、逆に
 
 
我欲だけを押し通して、
色んな人に迷惑をかけまくってしまう人も
出てくるかもしれない。
 
 
 
 
「今のままでいいんだよ」
 
と言われ、本当に何の努力もしなくなる人もいるし、
 
 
 
「あなたは愛されている」
 
と言われ、人に優しくできるようになる人もいれば
今まで以上にワガママを言う人も出てくる。
 
 
 
 
 
 
世界観の前提、
その人の思考回路や成熟度の前提というのを抜きに、
色んな事は伝わらないなぁ、と思う次第。
 
 
 
 
 
 
 
 
なので、
 
何かを伝える時に、最近は
 
 
「その人の前提は何なのか?」
 
 
と言う事を気をつけようと意識しているし、また
 
 
「AさんとBさんに伝えたことが
 一見矛盾するような言動だったとしても
 気にしない」
 
 
という開き直りもしている。
 
 
 
 
言動が矛盾しないということよりも、
相手に伝わることの方を優先させている、
という感じなのかもしれないね。
 
 
  
 
もちろん、これは私が完璧にマスターしているかと言うと
全然そんな事はない。
 
 
「え?あれ?
 そんな前提だったの?」
 
 
と間違えることもたくさんあるし、
それによって、意図せず相手の機嫌を損ねるようなこともある。
 
 
(まぁ、意図して相手の機嫌を損ねる「挑発」もするから
 始末に負えないんだけれど(笑))
 
 
 
 
 
 
 
 
相手が言葉で教えてくれる前提。
 
本人も意識すらしていない前提。
 
 
そんなことをたくさん加味したうえで
伝えられる人になって行ければいいなぁ、と
思っております。
 
 
 
 
まぁ、1対1のコミュニケーションではなく、
たとえばいつも書いている記事になると、
読み手の前提を全ては網羅できないので、
さらに高度になっていくんだろうけれどね。
 
 
 
「伝え手」として、
いろいろと精進していきたいと思いますわ。
 
 
ではでは。
 

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