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信頼とは?

「イグさん、今ってSNSありきで
 写真や動画で信頼を得る時代じゃないですか?」
 
「それはそうなんでしょうけれど、
 そもそも信頼って、なんなんですかね?」
 
 
と、先日、ビジネスをされている方から
質問をちょうだいした。
 
その方は、着実に個人ビジネスをされているのだが、
SNSにビジネスの活動写真などをアップしてない。
 
 
そこで、
 
「そうか。。。
 信頼を得なきゃ、、、、
 、、、でも、信頼って?」
 
と、ワタシに質問をしてきた、というワケ。
 
 
 
ふーむ、なるほど、、、
 
、、、って、いやいや!ちょ待てよ!
 
 
もう、伝説の偉人、
チョ・マテヨ(1853~1938)さんもビックリだよ!!
(※そんな偉人は、いません)
 
 
 
 
それ!
質問相手、間違ってるよ!!!!
 
 
 
顔出しナシ。
 
名前もアヤシイ。
 
職業すら不明確。
 
 
そんなワタシに、それ聞いていいの??
 
 
、、、と、心の底から思うのだけれど、
定義の質問には、できるかぎり答える。
 
 
それが僕のスタンド「ザ・ワード」の能力!
(嘘ですハイうそつきましたわたし)
 
 
 
 
 
・・・さてさて、えーと。
 
 
信頼の定義をする前に、
とても近くて、実は違う言葉がある。
 
 
そうそう。「信用」ね。
 
 
これって、近しいようで、実はけっこう違う。
 
 
たとえば、
 
 
「銀行に信用がある」
 
「株の信用取引」
 
 
って言葉はあるけれど、
 
 
「銀行に信頼がある」
 
「信頼取引」
 
 
っては、使わない。
 
 
 
「信頼と実績の~~~」
 
 
って言うところを
 
 
「信用と実績の~~~」
 
 
って言うと、なんか
うさん臭さがただよい始める。
 
 
みんな、なんとなく使い分けてはいるけれど、
じゃあ、どう違うのか?までは不明確。
 
 
そこでまず信頼と信用の違いを考えてみたのだけれど、
ひと言で表すのであれば、
 
 
 
「YESならGOが信用。NOでもGOが信頼」
 
 
 
だと思う。
 
 
 
 
信用は、ある一定の側面において、
ある一定のルールのもとで、相手を信じること。
 
 
銀行や株ならば、
お金の貸し出しや取引等において、
本人の資産状況などのルールのもと、
相手を信じてお金を提供する。
 
 
個人同士の約束にしても、
 
「これこれをやって欲しい」
 
という場合に、
 
「じゃあ、Aという方法でやるね」
 
と提案されて、それを頼んだ人が理解できて
OKを出すのであれば、
それは信用していることになるだろう。
 
 
 
 
 
しかし、「信頼」は違う。
 
 
相手のことを、まるごと信じている。
 
それが、たとえ自分が理解できていなくても、
今の自分の意思とはまったく違っていても、
相手の行動のまるごとすべてを信じる。
 
 
これが信頼だと思う。
 
 
たとえば、ある商品を、
 
「○○社のやつだから」
 
「○○さんのお勧めのお墨付きだから」
  
と、説明を受ける前に買うのは、かなり信頼に近い。
 
 
 
個人の場合でも、たとえば
 
「インドを解放したい」
 
といった時に、
 
「じゃあ、私と一緒に歩きましょう」
 
とか言われて歩くのは信頼だし、
 
 
「私を成功者にして!」
 
と頼んだ時に、
 
「じゃあ、まず靴磨きから」
 
と言われて、即座に靴を磨けるのならば
それは信頼関係があるだろう。
 
 
 
そう。
 
  
信用には、愛はなく、ルールがある。
 
信頼は、愛が先で、ルールは関係ない。
 
 
そんな違いがあるのかなー、と思うのでありんす。
 
 
 
 
ってなわけで。
 
 
信頼とは!!
 
 
「頭でNOであっても、
 GOサインが出る状態や関係」
 
 
ってことで、よろしいでしょうか?
 
 
 
「なるほど。
 じゃあ、信頼を得るには
 どうすればいいんですか?」
 
 
ってのも、ここからヒントを導き出せるんじゃないかな?
 
 
信頼は、愛がメインなんだから、 
相手に、ルール以外の
何かポジティブなものを注げばいい。
 
 
 
それは、コツコツとした時間かもしれない。
 
実績かもしれない。
 
愛情を満たすことかもしれない。
 
 
 
そう。
 
信用は頭で勝ち取れるものだけれど、
信頼は心の扉を開かせるものだ。
 
 
そこに、邪念や下心が垣間見えたら、
信頼するのは難しいだろう。
 
 
その下心は、相手が欲で目がくらんでいない限り
見破られてしまう。
 
 
あるいは、LOVEでなくNEEDSだけを
満たしたいのであっても、
信頼関係は破綻するだろうけれどね。
 
 
 
 
さてさて。
 
 
 
信頼。
 
今は、SNS時代だし、
写真や映像がそれを手助けしてくれることも
大いにあるだろう。
 
 
ただ、写真や映像は
信頼の絶対条件ではなく、あくまでひとつの
愛の表現方法だ。
 
 
 
 
信頼は、NOでもGO。
 
それに足る人間として
相手の前に立てるかどうか?
 
決めるのは相手だし、
それは、それまでの関係性によっても変わる。
 
 
 
だから信頼とは、
それまでのあり方を試される、
その人との人間関係の総決算なのかもしれないね。
 
 
 
 
ワタシができているのかは、
オルウェイズ、オン・ザ・シェルフ(棚の上)。
 
自戒を込めて。
 
 
 
 
ではでは。
 

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