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相談相手の選び方。

相談相手の選び方。
 
「イグさん、相談相手って
 どう選べばいいんですか?」
 
という相談をいただいた。
 
 
え?
 
なにその相談の相談?
 
 
相談したくて相談相手を探してて
その相談をワタシに相談してるの?
 
 
なんじゃそらー!!
 
めくるめくワンダーランド!
インド人もまいっちんぐ!ってなもんよ!!
 
 
 
しかしっ!
 
 
聞かれたからには答えよう!
じっちゃんの名にかけて!!
  
 
。。。まぁ、実際にはワタシは
父方の祖父にも、母方の祖父にも
会ったことないんだけれどな!!!!
 
(父方の祖父は商売人で、
 母方の祖父は芸術家だったらしい)
 
 
 
 
 
 
。。。さて。
 
 
相談相手としてベストな人を
ひと言で表すとしたら、
 
「俯瞰力と渦中力のある人」
 
じゃないかな?
 
 
 
え?わかんない?
大丈夫だよあせるなよ説明するよ。
 
 
 
つまり。
 
 
ものごとを客観的にとらえ、
バードビューでアドバイスできる
「俯瞰力(ふかんりょく)」。
 
 
そして、それとは対照的に、
 
ものごとを「自分ごと」として
制限を肌で感じながら寄り添える
「渦中力(かちゅうりょく)」。
 
 
この両者を持っている人が
相談者として最適だ。
 
 
簡単に言えば、
すごく地に足がついているんだけど、
空も飛べるライディーンみたいな人だ。
(よけいわかんねぇよ)
 
 
 
 
 
だってさ。
 
 
悩んでいる時って、
基本、近視眼になってますやん?
 
 
そんな中で、ちょっと離れた目線で
立場を変えて見られるってのは、
とっても大切なこと。
 
 
全体を見渡して、どう行けばいいのか?
ということをイメージできる人がいい。
 
 
言うなれば、相談ごとを聞いて、瞬時に
相談ごとの「地図」を頭の中で作り、
「相談者の現在地」をピタリと当てられる人。
 
もちろん、最も適した「縮尺」の地図で、だ。
 
 
 
 
しかし。
 
 
 
俯瞰力で見えたものを
そのままアドバイスするような人に
相談をしてはいけない。
 
 
なぜならば、俯瞰オンリーの人に話をすると、
 
「正論アンド正論。そして正論」
 
で、叩きのめされるからだ。
 
 
あるいは、どっかから仕入れてきた
なんちゃらコンテンツとか、
 
エセすぴりっちゃるなホニャラランで
煙に巻かれる。
 
 
 
そんな人に、どんなに今の辛さを話しても
分かってもらえないし、究極的には
 
「じゃあ、やめちゃえば?」
 
「今のアナタ全部ダメ」
 
みたいな、ドンガラガッシャンな事を
言い始めたりする。
 
(いや、本物の俯瞰力ならば
 そうじゃないんだけれどね)
 
 
 
すべからく悩みがある時ってのは、
なんらかの「制限」がある時だ。
 
 
これをしたい!でも。。。
 
みたいな時。
 
 
それは、経済的な制限かもしれないし、
時間的な制限かもしれない。
 
肉体的、年齢的な制限かもしれないし、
人間関係だったりかもしれないし、
倫理や恩義が関係する事かもしれない。
 
 
そんな様々な制限を考慮しないで
「空から見たまま」を喋る奴なんて、
ゴーヤとからめてチャンプルーにしてやれ!!!
 
 
 
「迷路で迷ってる?空飛べば?」
 
できるかーーーーーっ!!!!
 
 
 
「バーベルが重い?
 手を上げるだけじゃん何やってんの?」
 
お前、持ってみろーーーーーー!!!!!
 
 
 
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない?」
 
火あぶりになれーーーーーーっ!!!!!
燃えさかる業火で灰になれーーーーーっ!!!!
 
 
 
な?
 
いいかよく聞け?
 
 
何かを迷うって時は、
必ず制限があるんだよ。
 
それが、何かを得たい時でも、
何かをなくしたい時でも。
 
 
それでも、どうにかしたい。
ベストは何なのかを探し当てたい。
そんな切実な思いやろ?
 
 
それなのに制限を一切考慮せずに話したら、
それはもう、何かのニュースになった人に
批判コメントを垂れ流すのと同じことだ。
 
 
それはアドバイスじゃなくて、感想。
 
 
どんなに助言っぽく見えても、
それは相手の渦中に入っていない
安全圏でのピーチクパーチク。
 
 
 
なのでっ!! そこで渦中力!!!!
 
 
相談ごとを聞いた時に、
ギュイン!と相手の置かれた状況にダイブして、
同じようにもがく準備のある人こそ
相談者にした方がいい。
 
 
ただ難しいのが、
渦中力だけあっても、
 
「つらいね、つらいね」
 
と言うだけで、何の解決にもならない。
 
 
俯瞰しつつ、そこで見えた景色は
ぐっとこらえて、相手と共に問題を考えて
 
「これなら。。。」
 
と提示できる人が、相談者としては最適だろう。
 
 
 
 
「えー、そんな人、
 どう見つければいいんすか?」
 
 
うんまぁ、たしかに見つけにくいかもしれへん。
 
 
 
その中で、強いて言うと、
 
・悩み事じゃない別の話をしている時に
 決めつけが少ない人。
 
で、
 
・話しはじめが「私」ではなく「あなた」の人 
 
かな?
 
 
 
どんな話でもいいんだけれど、
何かについて話している時に、
「絶対」とか「普通は」とか言う言葉が
少ない人は、比較的俯瞰力があるだろう。
 
「こう見ることもできるよね」
みたいな話ができる人なんじゃないかな?
 
 
 
それと、
 
会ったり、メールとかのやり取りで
はじめに自分の話からするのではなく、
「あなたは?」とふってくる人は
比較的、渦中力がある可能性が高い。
 
 
 
。。。いや、あえてものすごく単純化してるので、
そんなにすぐには分からないけれどな。
 
 
でも、この2チェック項目で
いきなり「アウトー!」の人は、
相談者という意味においては、避けた方がいいかもしれない。
 
 
あ、そういう人が人間的にダメ!とは
ひとことも言ってないからな!!
 
相談者としては、だからな!!!
 
 
 
 
。。。ふぅ。
 
 
 
ってなわけで。
 
 
誰に相談すればいいの?っていう
ナゾ相談に関しては、個人的には以上でありんす。
 
 
みなさまに、最適な応援者が現れますように!
 
 
起立!礼!マアッサラーマ! ←アラビア語
 
 
ではでは。
 

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