ちょっと前、とあるプロフェッショナルの方が
「今と比べると、昔は知識も技術も未熟だった。
あの頃のお客様に申し訳ない」
とつぶやき、
「イグさんは、昔のお客様に対して
申し訳ない気持ちになったりする?」
と質問された。
ワタシの答えは、
「いや、ぜんぜん」
だった。
、、、いやね。
そりゃ、昔に比べれば今の方が
セミナーのスキルとか、ライティングのスキルとか、
ビジネスアイディアの質は、自分比では高いと思うよ?
そして、過去のクライアント様に
今だったらもっとクライアント様のお役に立てるとは思うよ?
ただ、
「申し訳ない」
という気持ちは、スミマセンが湧いてこない。
申し訳ない、と思わなくて、申し訳ない。笑。
でも、それにはもちろん理由がある。
なので、もし、
「昔のクライアントさんに申し訳ない。。。」
とか、あるいは
「私の今のスキルで、お金を頂戴していいのかしら、、、」
とか思っている人がいたら、続きを読んでみてほしい。
ほい!
【理由1】ベストタイミングなんてないから。
たしかに今の方が、昔に比べれば様々な面において
クォリティは高まっているだろう。
でも、5年後は、今より上がっているかもしれない。
となると、今のお客さんに申し訳なくなるやん?
そうやって突き詰めて考えていけば、
サービス提供していい日が来るのは、
世界トップになった時か、
この世から旅立つ直前しかなくなる。
また、個人レベルより「外」を見れば、
ニンテンドーSwich2が出た今となっては、
スーパーファミコンは申し訳なかったのか?
ファミコンは?ゲームウォッチは?
新幹線のぞみが走っている今、
飛脚は申し訳なかったのか?
という話にまで飛躍する(←しない)。
なので、「その時のベスト」を尽くしているのであれば、
それがベストタイミングだと思うからだ。
【理由2】その時のレベルに合ったお客様が来るから。
やや誤解を生みそうな書き方になっているが、
このまま誤解を恐れずにやっていこう。
昔は今に比べれば、
たしかに技術や知識、経験が少なかったりしただろう。
だが、その時には、「そのあなた」に対価を支払ってもいい、
という人が波動をハドドドー!と感じて集まってきている。
さらに敵しか生まれない話をするが、
「なんで、あの人にお金を支払う人がいるんだろう?」
と、誰か他のサービス提供者に思った事はないかい?
ワタシは、大いにある(笑)
でも、それは「そんなあの人」にお金を支払いたい人たちなのだ。
波動がそうなのだ。
波動や周波数の違いがなければ、
1つの分野においては、究極一人にしか
お客様が集まらなくなってしまう。
が、そんなことにはならない。
なぜなら違う波動だから(笑)
もちろん、お金を支払う人の中にも
「その時のあなたのサービスを受けたい」人もいれば
「応援の気持ちでお金を払うよ」という人もいれば
「サービスはどうでもいいから、あなたがいい」という人もいる。
そして、技術や知識や経験がアップし
波動が変われば、違うお客さんもやってくるし、
ずっとお客さんでいてくれる人もいる。
「その時のあなた」にお金を払ってくれているのだから、
ありがたく受け取ればいいのだ。
大丈夫だ。
あなたがあまりにも低クォリティのサービスを提供すれば、
それに満足しない人は、きれいに去って行ってくれる(笑)
『勝手にシンドバッド』を歌っていたサザンに、
「お前、あの頃より上手くなって売れやがって!
シンドバッドに払ったお金、返せ!」
とか言ってくる人は、ただのクレイジーだ。
【理由3】人間だから。
なんじゃそら?と思うかもしれないが、仕方ない。
人間。つまり人の間で私たちは生きている。
私も
「うわー!こんな素晴らしいのに、
こんな安くちゃ悪いでしょ!?」
と思うものにお金を支払うこともあれば、
「うわー!別の意味で…うわー!」
と思うものにお金を支払ったこともある。笑。
その中で、コツコツと続けられているのであれば、
それは世の中としては「マル」をもらえているのでは?
少なくとも「バツ」ではない。
もちろん誠実に、その時の全力を尽くすことは、
お客様へ対する誠意としてあった方がいいと思う。
その上で、
「私は、これに価値があると思っています。
賛成してくれる方は、買ってください」
という提案に、少なくとも一度はお金を支払ってくださる方がいる。
その「人の間」で、縁あって生きている。
開き直るのとは少し違う形で、
ありがたいなぁ、と思いながら、
サービスを提供し、それを磨いてゆく。
それでいいのかな、なんていう風にも思っている
次第でありんす。
さてさて。
「昔は未熟だったなぁ」
と振り返ることは、ある。あっていい。
ワタシなんて、1秒に1回くらい振り返りすぎて
首がもげそうだ。
その上で、
「今」のベストを提供していこうという気持ちがあれば、
「それ」を提供することを遠慮しなくていいし、
「今」のベストを提供し続けているのであれば、
「昔」のクォリティの低さに申し訳なく思わなくていい。
そしていつか、どこかで誰かが
あなたのバトンと受け取って、
また未来のサービスを創っていくのかもしれないのだから。
ではでは。
