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たとえば、こんなシェアハウス。

むかしむかし、あるところに
おとなり同士で住んでいた若者たちがおりました。
 
 
若者たちは、それぞれ別の夢を持っておりましたが、
ある時、
 
「みんなで、起業家同士で
 シェアハウスに住むことにしないか?」
 
と、全員でひとつの家に住むことにしました。
 
 
 
今までは、それぞれ別の家に住んでいたのに比べて、
 
 
「これで、みんなで切磋琢磨しながらがんばれるね!」
 
「泥棒とかが来ても、みんなでやっつけよう!」
 
「家事とかも分担できて、便利だよね!」
 
 
と、みんな期待に胸を膨らませていました。
 
 
 
近くに住んでいた他の村人も、
 
「すてきなシェアハウスができたものだ」
 
と、温かく見守っていました。
 
 
 
 
 
ところが、
 
 
しばらくすると
そのシェアハウスに不協和音が響き渡ります。
 
 
起業家マインドがあり、自分のビジネスで売上げを上げ
他の村人ともうまくやるシェアハウスのメンバーもいましたが、
その数は少なく、多くのメンバーは、
 
 
「まぁ、そんなに頑張らないでもいいんだよ」
 
 
「痛みは、みんなで分かち合わないとね」
 
 
「私なりには、がんばっているの!!」
 
 
と言いながらも、なかなか自分のビジネスを
軌道に乗せることができませんでした。
 
 
 
 
 
中でも一人、
 
 
起業家マインドをまったく育てる事が出来ずに
のんびりと構えている青年がいました。
 
 
彼は、売上げにつながることにはエネルギーを注がず、
自分の身の回りが快適になることばかりに
精を出していたのです。
 
 
 
自分のビジネスがある程度うまくいっている
他のシェアハウスのメンバーは、
 
 
「もっと、きちんと働きなよ!」
 
 
と忠告をするのですが、なかなか言うことを聞いてくれません。
 
 
 
厳しいことを言いたいものの、
同じシェアハウスに住んでいる手前、
彼に倒れられたりしても困ります。
 
 
「やっぱり、シェアハウスなんて
 うまくいかないものじゃのぉ」
 
なんて、他の村人から言われるのも、しゃくです。
 
 
 
 
そこでビジネスが上手く行っているメンバーは
彼にお金を貸し、
 
 
「これからは、きちんとシェアハウスの住人らしくしてよ」
 
 
と支援し、その時は怠け者の青年も
 
 
「よし!わかった!」
 
 
と、返事はしてくれるのですが、
彼はなかなか本気になってくれません。
 
 
 
 
 
そんな日が続く中、ある時、
 
怠け者の青年の膨大な借金の返済日が迫っている事に気が付きました。
 
  
「ぅおおおおいっ!!!!?
 何これ!?これって、まずくね??」
 
 
「ああ、そうだねテヘペロ。
 でも、お金ないし」
 
 
「お金ないし、じゃないよ。
 どうするんだよ??」
 
 
焦って聞くシェアハウスのメンバーに、
怠け者の青年は、とうとう逆ギレします。
 
 
「うるさいなぁ!!分かってるよ!
 なんだよ。今、ちょっとうまく行っているからって偉そうに!
 
 僕がこんなになったのも、むかしキミが僕をいじめた
 トラウマが原因なんだ!!
 
 このトラウマの分、僕を支えるのは当然だろ!!」
 
 
「えええええーーーーっ!!?」
 
 
 
ビジネスが上手く行っているメンバーは、困り果てました。
 
 
「このまま逆ギレされたら、
 今までの借金が全部帰って来なくなる。
 
 そもそも、シェアハウスの信用はガタ落ちだし、
 村人にも借金しているみたいだから、それをどうすればいいのか。。。」
 
 
また、怠け者の彼に、完全に逆ギレされて
破産宣告でもされたら、たまったものじゃありません。
 
 
怠け者の青年よりはマシなものの、
他のシェアハウスのメンバーでも、うまく行っていない人がいます。
 
 
彼が破産宣告したら
 
 
「破産宣告、いいね!」
 
「シェアしました」
 
「拡散希望!」
 
 
と、他の人まで破産宣告するかもしれません。
 
 
 
そうなったら、たとえ今ビジネスが上手く行っていても
 
 
「ああ、あのシェアハウスのメンバーなんでしょ?」
 
 
と、自分のビジネスにもケチがつきます。
 
 
 
そんな風に頭を抱えている中、
 
怠け者の青年は
 
 
「僕は、いまのままで行くよ!キリッ!!」
 
 
と、なぜか勝利宣言をしています。
 
 
 
さぁ、シェアハウスはどうなるのでしょう??
 
 
 
 
。。。。というのが、
 
ざっくり、私のギリシャ問題の理解だ。
 
はしょりすぎ??
 
 
ではでは(笑)

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