ほんの先ほど実際に起きたことなんだけれど、
家で仕事をしていたら、
「ピンポーン」
と、玄関のチャイムが鳴ったのね。
なにかの郵便かな?
と思ってインターホンに出たんだけれど、
インターホンの画面には、
なぜか緊張しまくっている
スーツ姿の若い男性が立っていた。
どなた?と私が聞くよりも早く、
「え、え、実はワクタシ、
〇〇証券の新入社員でゴザイシマテ」
と、インターホン越しに声が飛んできて、続いて
「株や資産運用に、ご興味はおありでしょうか?」
と、紋切り型のセールストークがはじまった。
え?株?
ええ、、、まぁ、
株には興味おありますよ。。?
ってか、あなたがポケモンとか虫採りとかに
夢中になっていたころから、
株のトレーダーですよ?
と心の中では思ったんだけれど、
彼がインターホン越しに一生懸命
株の魅力や、自社の商品の説明をしているのを見て、
「ああ、ごめんなさいね。
今、玄関開けます」
と、玄関を開けて直接彼の話を聞いたのね。
彼の一生懸命さに、
インターホン越しで対応するのは
失礼な話だな、と感じたので。
まぁ、残念ながら現時点では証券会社を変えるつもりはないので、
彼の売上げに貢献できたりはしないんだけれど、
最後に、できるだけ心をこめて
「がんばってね!」
と言って、彼の背中を見送った。
そのあと、
「ああ、そういえば、自分が新入社員の時も
いろんな対応をしてもらったなぁ」
と思いだした。
私自身も、営業マンとして一軒一軒を回っていた時が
過去ある。
もちろん、そっけない対応をするところもあったけれど、
こっちの話を一生懸命聞いてくれたり、
至らないところをやさしく指摘してもらったりもした。
商品知識もままならない新入社員だったのに
直接、お取り引きをしてくれた人もいたし、
取引までには至らなかったとしても
時間を割いて、さまざまな事を教えてくれた人もいた。
当時からすれば
「こんなに教えてくれるなら
取引してくれてもいいのに」
とも思ったんだけれど、そこで教えてもらったことは
様々なところで活かされているんだな、
と、あらためて思い返してみた。
そして。
たぶん、今も私はどこかでは
誰かに目に見えない形で守られていたり、
育てられたりしているんだろうなー、と思う。
スピリチュアルな話でもなく、
「どうせ愛されてるもん☆」系でもなく、
現実として、守られ育てられている。
そうじゃなかったら、たぶん個人事業者なんて
一撃でペシャンコだろう。
ふだんは感じないけれど、
一生懸命な新入社員さんの姿を見て
今までも、今も、そしてたぶんこれからも
色んな人に接し、ある時は守り育て、
いつも守られ育てられているんだろうなぁ、
なんてことを感じさせてもらいました。
ありがとう。
。。。と、たまにはこんな記事を書いて
「実はイグゼロさん、良い人なのでは?」
アピールをしようと思ったんだけれど、
この記事を書いている最中
「新入社員」
を、何回も
「侵入写真」
をタイプ変換ミスをするくらいだから、
やっぱり本性は隠せないな、なんて思った次第です。
まぁ、オチはない(笑)
ではでは。