いや、成功者って言葉が適切か知らんけど。
今回の話で言う「成功者」ってのは、
「社会的に見て、ある一定の成果を出し、
本人もその状態に心から満足している人」
みたいな意味ね。
（まぁ、成功者やろ？）
さて。
おかげさまで、いろんな方々とお会いしている。
その中で、その人たちの「成功の秘訣」を聞くと、
ほぼ１００％、同じ言葉が返ってくる。
たとえば私が
「本当に、この視点は凄いですね」
とか、
「この発想は、どこから生まれたんですか？」
とか、
「ここまで仕組化するの、素敵ですわ」
みたいに話すと、絶対返ってくる言葉。
それは、
「いや、はじめから狙ってたわけじゃないんですよ」
という返答だ。
今までお会いしてきた中で、
「やる前から、すべて狙ってました」
「計画通り！」
なんて言った人は、デスノートのキラさんくらいだ。
もう全員、
「計画通りなんてことはない」
「結果、こうなっただけ」
「うまく行った法則は、後付け」
という人たちばかり。
もちろん、
まだあまり親しくなっていない人とかだと
「私の成功法則」
「うまくいったきっかけ」
みたいのを話してくれる人もいるけれど、
それは建前上の話か、
本人の中で脳内変換されているかだけで、
親しくなると、
「いや、たまたまや、たまたま。ニヤッ」
と教えてくれる。
そして、さらに共通する点としては
「そこに至るまでに、
とんでもない量の積み重ねや試行錯誤がある」
ということも。
そうなんだよ。
途方もないトライ&エラーがあって、
その中で、たまたま本人に
ぴったりとフィットする方法が見つかり、
なんらかの追い風にも助けられて確立した、
みたいのが、すべての人の「成功の真実」だ。
この「成功の真実」について、
いろんな具体例を出したいのだけれど、
ここで他の方の「真実」を暴露するワケにもいかないので、
私がうまくいったことを書いてみるね。
まぁ、ワタシゃ成功者か知らんので、
ささやかな例になっちゃうけどね。
えと、たとえば。
たまに、
「イグさんの記事って、よくシェアされてますよね」
「やっぱり、最後にシェア歓迎！、
って書いた方がいいんですね？」
みたいなことを言ってもらえたりする。
たしかに私はフェイスブック記事の最後には
「シェア歓迎」って書くし、
そのおかげで、皆様にシェアをしていただけている。
でもこれって、狙っていたわけじゃないんだよね。
真実は、こうだ。
記事を日々、つらつら書いていたら、
「こちらの記事、シェアしてもよろしいですか？」
と、丁寧にメッセージで、
こちらの了承を得てくださる方が何人かいらして、
「なんか、シェアしてもらえるのに、
いちいち気を遣わせてしまっては
申し訳ないよなぁ。。。」
という気持ちから、ある時から、
「シェア歓迎」
と、記事の最後に書くようにした。
そうしたら、シェアをしてくださる方が
さらに増えた。というわけ。
なので、こちらとしては、
「ふふふ。。。シェア数を稼ぐために
テクニックを発揮してやるぜい！」
「ふっ。。。計画通り！！」
みたいなことは、まるでない。
また、私の記事は
フェイスブックでも、ブログでも、メルマガでも、
基本、同内容のことを流す。
普通は、
「フェイスブックは浅めの記事で、
ブログ、メルマガと行くにしたがって濃い内容にして
ファン化をはかる」
というのがセオリーらしいんだけれど、
それをしていない。
これも、
「何か計画が？」
みたいに思ってくれる人もいるけれど、
チガウチガウ、ソウジャ、ソウジャナ～イ。
めんどく。。。。じゃなくて、
「読む人の好きな媒体で読めればいいんじゃね？」
ということで、変えていなかっただけだ。
その結果、どうなったか？
私よりもはるかに面白い人たちが
私に興味を持ってくれるようになった。
私を信奉してくれるファンはいないにしても、
色んな意味で
「この人、すげーっ！！」
っていう人と知り合うことができるようになった。
おそらく、
「みんなが読める記事では出し惜しみ」
とかしてたら、ワタシが
御しやすい人は集まったかもしれない。
だけど、
いま仲良くさせていただいている方々の
アンテナには、一生キャッチされなかったことだろう。
でも、それも、
たまたまや、たまたま。笑。
「この方がいいのかなぁ～？？？」
っていうのが、たまたまうまくいった。
みんなも喜んでくれるし、私もうれしい。
だから続けている。
そんな感じやで？
だからもちろん、
全然うまくいかなかったトライもたくさんある。
まぁ、うまく行かなかったことは
だいたい忘れちゃってるけどな。笑。
さて。
ってなワケで。
色んな人の秘訣を聞くのも大事。
先達から学ぶのも大事。
でも、その法則は、たいてい
成功者本人にとっても、後付けだ。
なので、
「一番効率のいい方法は？」
と探すのもいいけれど、
「とにかくやりなはれ。」
というのが実は一番効率がいいのかもなぁ、
とも思う。
もしかしたら、とんでもなく頭のいい人は
すべてを計画通りに進められるのかもしれない。
ただ、少なくとも私の知り合ってきた
魅力的な人物たちは、
「こんな形になるとは、
当初は思いもよらなかった」
という人たちばかりですわ。
何かの参考になったら幸いです。
ではでは。