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好きなことを仕事に、だがリアル。

えーと、今回の話は
ぶっちゃけハードな話かもしれないっす。
 
辛口!とまで行くか分からないけれど、
少なくとも中辛くらいだと思う。
 
 
 
なぜなら、
 
「好きなことを仕事に!」
 
っていうキラキラフレーズを、
現実の世界に引きずり出す内容だから。
 
 
 
なので、
 
「え?私は夢の中で
 好きなことを仕事にしていたい!」
 
という人は、お気をつけください m(__)m
 
 
 
 
ただ、
 
 
少なくとも私が知っている
 
 
「好きなことを仕事にできている人」
 
 
は、個人事業主であっても、
お勤めでいらっしゃる方も、
今から話す原則から外れた人がいないんだよねぇ。
 
 
 
という訳で、もし
 
 
「好きなことを仕事にしたいなぁ」
 
「好きなことで食べて行けるなんて
 うらやましいなぁ」
 
「なんで頑張ってるのに
 私はできないんだろう?」
 
 
と思う方は、参考にしていただければと。
 
 
 
 
さてさて。
 
 
好きなことを仕事にして
それで食べて行けるプロセスとしては、
こんな感じだと思っておりんす。
 

  1. 一万時間以上続けていることをピックアップする。
     
  2. その能力を、誰かのために使う。
     
  3. 値決めをする。
     
  4. 自立する。
     
  5. 他の能力者と組む。

 
 
この順番を経ると、
好きなことが仕事になるんじゃないかな?と。
 
 
 
さてさて、えーと。
 
 
まずは、
 
 
【 1. 一万時間以上続けていることをピックアップする。】
 
 
ここが、いきなりハードルが高い。
が、考えてみると、あたり前体操だ。
 
 
一人ひとりの人たちは、それぞれに素晴らしい。
 
多くのことをやり、いろいろな体験もしている。
 
 
 
その中で、
 
「じゃあ、これを誰かに頼もうかな?」
  
となった時には、自分では
とても出来ないレベルとクオリティがある人に依頼したい。
 
 
それは、頼む側としては、当然だよね?
 
 
 
そんな中で、目安になるのが
 
「一万時間以上やっていること」
 
だと思う。
 
 
 
よく、
 
「好きなことを仕事にするためのヒントは
 子供の頃に好きだったことだ」
 
みたいなものがあるけれど、
それは、一万時間以上やっている可能性が高いからだ。
 
 
 
他の人が使っていない時間の使い方で
試行錯誤を繰り返してきている。
 
しかも、その試行錯誤を無意識のうちに選んで
放棄せずにコツコツとやっていることになる。
 
 
 
「え?私、好きなことを仕事にしてますけど
 一万時間以上やっていたかなぁ?」
 
 
「私がやっていることは、最新の業界なんで
 一万時間以上は、誰もやってないです」
 
 
というケースも、まれにあるけれど、
それは今までにやってきたことが形を変えているだけで
似たようなことは、必ずやっている。
 
(あるいは、単に時流に乗って
 瞬間最大風速的に稼いでいるだけで、
 本人の実力ではないこともあるけれど)
 
 
 
なので、 
 
 
よく「ブランディング」という言葉を聞くけれど、
それは
 
 
「一万時間以上やってきたことを、
 どのようにお客さまに理解してもらうか?」
 
 
という思考回路か、
 
 
「一万時間以上やってきたことが
 複数あるので、それを整理統合する必要がある」
 
 
という場合にしか、機能しない。
 
 
良く見せよう!
 
と思っても、そんなメッキは、はがれちゃうので注意。
 
 
 
ってことで、
 
「好きなことを仕事に!」
 
したいのなら、
一万時間以上やってきたことがないと、できません。
 
 
とはいえ、絶対どの人にも
一万時間以上やってきたことがあると思うけれどね。
 
 
 
 
さて、次。
 
 
【 2. その能力を、誰かのために使う。 】
 
 
一万時間以上やってきていることがあっても、
自分のために使っている時は、
それは「趣味」でしかない。
 
 
ので!
 
 
それを、誰かが喜ぶような形で
アウトプットする必要がある。
 
 
そのアウトプットのためには、
もちろん市場のニーズが分からないとダメだし、
時流にも合わせないといけない。
 
 
「えーと、、、
 私がやっていることは、
 自分のためなのか、誰かのためなのか分かりません」
 
 
となっていたら、安心してください。
それはヒャクパー、自分のためです。
 
 
 
「これは、間違いなく、誰かのため!」
 
「私の一万時間以上を、誰かに捧げる!」
 
 
みたいになって、やっと50%くらいの確率で
誰かに届くようになります~。
 
 
で、はじめは無料でもなんでも届けてみて、
誰かが本当に喜んでくれたら
次の段階に入るわけ。
 
 
 
たぶん、好きなことを仕事にしたいのに
それでは食べられない、という人は、
 
一万時間以上やってないか、
100%誰かのため!となってないかのどちらか。
 
 
あるいは、事業としてやり始めて間がないか
値決めがとんでもなく安すぎる、
ということもあるけれど、だいたいは、
プロセス1か2に問題がある場合が多い気がします。
 
 
 
 
ってなワケで、次は、
 
 
【 3. 値決めをする。 】
 
 
ここで、自分の能力に値決めをする。
 
 
そこは、いろんな戦略とか、なりゆきがあるから
今回は詳細は省くけれど、
自分が引き寄せているお客さまが
喜んで支払ってくれる価格になる。
 
(自分が引き寄せているお客さまが、ってのが大事かな、と)
 
 
 
そして、
 
 
【 4. 自立する。 】
 
 
この「自立」を、何をもって自立、
とするかは分からないけれど、
 
少なくとも、自分ひとりだったら、
なんとか食べて行けるやろ?くらいかな?
 
 
 
この「自立する」の前に、
ビジネスパートナーを作ろうとしても
あまりうまく行かずに、
 
「傷の舐め合い集団」
  
になる可能性が高いっす。
 
 
自立した者同志が組むと、
それは新しい価値を生むチームとなり、
そうでないと、
 
「そのままでいいんだよ団」
 
か、いざこざや嫉妬や足の引っ張り合いに
なりやすいように思っておりマッスル。
 
 
 
 
 
ほんでもって、
 
【 5. 他の能力者と組む。 】
 
に至る。
 
 
1から4までをコツコツやってくると、
ふとした時に、ご縁がつながる。
 
 
もちろん、1から4までの間も
誰かに協力してもらったり、お世話になったり
友達や仲間はいる。
 
 
ただ、
 
「こちらに提供できるものがある」
 
という明確なギフトがあると、
素晴らしい化学変化が起きやすいように思う。
 
(こんなことを言っているワタシに
 何があるのかは、知らんけど。笑)
 
 
 
こうやって、
 
またコツコツ時間と労力を重ねていくと、
自分の「得意技」が増えてゆき、
そして提供できるギフトの質も量も増えてゆく。
 
 
そうしたら、いつのまにか
 
「ああ、これ、
 好きなことを仕事にできてる、
 って状態なのかも?」
 
となるような気がする。
 
 
 
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
偉そうなことを書いてしまった。
 
ワタシが、どこまで出来ているのかは
ホント、オン・ザ・シェルフ(棚の上)。
 
 
 
なんだけれど。
 
少なくとも、ワタシの近くにいてくれる
素晴らしいプロフェッショナル達は
こんなルートをたどっているようなので、
よかったら参考にしてみてくださいな。
 
 
ではでは。
 

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