人に顔を向けるより、
背中を向けていたい。
完全な好みの話だけど、
いわゆる「成功者ブランディング」は
正直、好きじゃない。
成功者ブランディングってのは、
「私はうまく行きました。
私をゴールに目指してください」
ってやつ。
そこまで あからさまでなくても、
ゴールを「自分のような人間」と設定し、
「成功の型」
として、スキル提供などをするタイプ。
スポットライトが当たっているのが
提供者自身、という感じのやつやな。
それが経済的なことであれ、
ビジネス的なものでも、他でも、
「見本は私」
ってのは、ダサい。クサい。
30代くらいまでならいいけど、
40代以上になってやってるのは
ぶっちゃけ、イタい。
自分の「後」を追ってきている人に
顔を向けて、
「私のようにうまく行くために、
私にお金を払いなさい」
「私が蓄えてきたスキルや
人脈を得たいなら
私に貢献しなさい」
って、ホント
いい歳してなにやってんの?
と思う。
そんなことするくらいなら、
「成功者」なんて、ならなくていい。
人を積み、自分の石垣を強くし、
安定を求めるのは、なんか変だ。
それなら、「成功者」じゃなくて
「開拓者」がいい。
誰が自分の「後」にいるかなんて
見ている暇なく、
未開拓の場へ踏み込んでいく
挑戦者でありたい。
立ち止まって、人々に顔を向けて
「さぁ、ここまでいらっしゃーい」
と笑っているよりは、
動いて、人々に背中を向けて
未開拓地で転ぶ姿を晒して、
歯を食いしばってる方がいい。
人生が終わる時、
「自分の城」
の大きさと堅固さを誇るより、
「自分の歩いた未開拓地」
の距離に満足したい。
頂上の一点へ、ではなく
一点から無限に広がりたい。
背中を向けているということは
一見冷たいようだけど
実のところ
「同じ方を向いている」
という事だから。
、、、ま、好みやな。好み。
「開拓者」に見えて違ったり
「成功者」に見えて
実はすげーチャレンジャーの人もいるから
一概には言えんし、ね。
そんな風に言うワタシ自身が、
どこまでできているか分からないけど。
開拓者でありたいと願う
ペペロンチーノを食べたランチタイム。
ではでは。