セミナーの中で、参加者の人それぞれが、
自分の目標を叶えるための手段を
同じ参加者の人に聞いてみる、という時間があった。
４人でグループになって、
そのグループの人に
「私はこんなことを叶えたいんですけれど
どんなアイディアがありますか？」
と聞くわけだ。
自分以外の３人が
「ああ、こうやってみるのはどうだろう？」
「それなら、こんな方法もあるのでは？」
と、知恵を絞ってくれる。
その時間、わずか１０分弱。
でも、その１０分弱の間に、
アイディアの神が降りて来る。
自分だけでは思いもつかなかった方法が
いくつも飛び出してくるわけだ。
しかも、そのアイディアは、
本人が悩んでいる事の専門家じゃない人が
バンバン出してくれる。
これって、すごくね？
でーじスゴくね？（←沖縄方言）
１人で悩んでいるくらいだったら、
悩みを打ち明けてしまった方がいい。
もちろん、内容によっては
秘密を守ってくれないと困るし、
相手は選ぶ必要もあるだろう。
でも、
思っているよりも、人は優しい。
少なくとも、あなたのそばにいるような人ならば
なおさらだ。
あなたの方が心を開いて
「ねぇ、ちょっと聞いてくれる？」
と話し始めれば、けっこうな確率で
思った以上のアイディアをくれる人が多い。
「そうかもしれないけれど、私は甘えベタで」
なんて思っているかもしれないけれど、
まずは軽く話し始めてみるのもいいかもしれない。
あなただって、誰かから頼られるのは
そんなにイヤじゃないでしょう？（笑）
今回の沖縄行きが決まったのも、
ものすごいご縁からだった。
私の本を読んでくれた人が、
自力で私のフェイスブックフィードを見つけてくれて
そこからのご縁で
「イグゼロさん、沖縄来てください！
セミナーの主催者になります！」
と手を挙げてくれたのだ。
私たち両方が
「直接会いたいよねー。
どうしようかねー」
と、互いに相談しているうちに
沖縄でのセミナー開催の話になり、
のべ人数７０名くらいの方々が受講して下さった。
「どうしようかねー」
と話してなければ、実現することのなかったことだ。
そんな中、ふと
「１人で悩むだけの時代は
どうやら終わっているようだ」
なんて思ったんだよね。
もちろん、大切な事を自分との対話を通して
深く掘り下げてゆくことも、
１人だけで悩む時間も、とっても大切だろう。
１人で悩む時間が、
あなたの人格を熟成させ、深い人にもする。
でも、
もう、それだけじゃなくても
いいのかもしれない。
今は、たくさんの人と情報共有できる時代だ。
ネットを検索すれば、知りたいことのほとんどが
ちょっと昔の何倍も早く知ることが出来る。
そして、普段から親しくなかったとしても、
メールや掲示板で連絡がとることが出来るし、
新しい友達も、ご縁も、以前に比べれば
格段に広げることもできる。
ネガティブな悩みばかりをつぶやいていたら
それはそれでネガティブな人ばかりを
集めてしまうかもしれない。
でも、
あなたの悩みに共感してくれる人は必ず現れるだろうし、
あなたの
「どうしよう？」
に真剣に耳を傾けてくれる人もいるだろう。
そして。
あなたの
「どうしよう」
を、いろんな人に語っているうちに、
あなたの中で
「どうしよう」
が、
「こうしたい」
にも変わるかもしれない。
深く悩んで来たことであればあるほど、
あなた自身だけでなく、誰かの痛みを解消することにも
なるかもしれない。
そうなったら、それはもはや「悩み」ではなく
あなただけが描いた「夢」になる。
そのあなたの「夢」が、
誰かを救うことにもなるかもしれない。
今回
「会いたいねー」
と言っていただけの話が、
数十人単位の沖縄セミナー大会になったかのように。
あなたのまわりにも、たくさんの人がいるだろう。
身の回りの人。
会社やコミュニティで一緒の人。
直接会ったことはないけれど
フェイスブックやツイッターで
やり取りをしている人。
そして、まだ見知らぬ、
これから出会う人も。
あなたが心に思っている悩み。
深く考えていること。
それを勇気をもってバラまいてみたら、
違う世界が広がることもあるかもしれない。
悩みはタネ。夢のタネ。
たくさんの人とという大地に
あなたのタネをバラまいてみたら、
素敵な夢が咲くかもしれないよね。
ではでは。