仕事には人格がある。

　
仕事は人格を持つ。
　
　
普段働いていると、
　
「この人は、ホント仕事に恵まれるなぁ」
　
という人もいれば、
　
「あの人、いつも仕事がないない言っているなぁ」
　
とか、
　
「いつもグチを言いながら仕事をしているなぁ」
　
など、さまざまな人と出会ったりするよね？
　
　
　
仕事に恵まれる人は、
トントン拍子に次の仕事も決まってゆき、
しかもその仕事が、やりがいのあるものだったりする。
　
逆に、恵まれない人は
いつまでたってもつまらない仕事ばかり押し付けられ
あげくの果てには、仕事がなくなったりする。
　
　
そういう私自身は、そのどちらも経験していて、
当時は
　
「これは、運だな」
　
みたいにも思っていたんだけれど、
今日、とある方の記事を読んでいて
　
　
「あ、違うわ、運じゃないわ」
　
　
という考えに至った。
　
　
　
　
その方の記事の中には
　
　
「これは私の仕事じゃないと思う」
　
　
といって、自分のやる仕事を制限する女性が出てきていた。
　
　
それを読んで、
　
　
「あ、この女性、たぶん自分がやりたいような仕事を
　やらせてもらえなくなるだろうなー」
　
　
と感じたんだよね。
　
　
　
そして、そこからインスピレーションが飛躍して、
　
　
「そうか！仕事って、きっとそのものに人格があるんだ！」
　
　
なんて考えに至った。
　
　
　
どういうことか？というと。
　
　
　
　
ほら、人同士って、基本的には
　
　
「好きになると、好かれる」
　
「嫌うと、嫌われる」
　
　
ってことがあるじゃない？
　
　
こっちが好意と誠意をもって接すれば、
基本的には、向こうも友好的になってくれる。
　
　
逆にこちらが拒否反応を示したり嫌悪感を示すと、
基本的には、相手も同じように嫌ってくる。
　
　
もちろん、そうじゃない時もあるけれど
（特に恋愛なんかは。笑）
基本ルールは、そんな気がする。
　
　
　
　
そして。
　
　
たぶん「仕事」そのものにも人格というか
　
「好き嫌いを察知する力」
　
みたいなものがあって、
　
　
「仕事、好き好き☆」
　
　
ってなっていると、「仕事さん」の方も
　
　
「そこまで好きでいてくれるなら
　私も、あなたの事が好きだよ」
　
　
ってなって、もっとやりがいのある仕事とか
その人が活躍できる仕事を「持ってきて」くれるんじゃないかな？
　
　
　
逆に、
　
　
「はぁ～、仕事なんて、ヤダヤダ」
　
　
と思って仕事に接していると「仕事さん」も、
　
　
「そんなに私の事嫌うなら、もういいもん！
　私だって、あなたのことキライだもん！」
　
　
と、すねてしまって、どんどん仕事の方から逃げてゆく。
　
　
そんな風になるんじゃないかな？
　
　
　
もちろん、実際はお客さまや同僚、
そして上司が仕事ぶりを見て
　
　
「じゃあ、今度の仕事は、君に頼もう」
　
　
となるのは分かっている。
　
　
ただ、そんな事とはまた別のところで、
不思議なご縁で仕事が舞い込んでくることもある。
　
　
そういう事も踏まえると、
　
　
「ああ、仕事自体に人格があって、
　私の事を好きになったり、嫌いになったり
　してるんじゃないかな？」
　
　
なんて風にも思えてしまうんだよね。
　
　
　
　
　
だから。
　
　
やっぱり、仕事はその仕事自体を
好きになって取り組んだ方がいいし、
　
出来る限り、自分が好きになれる仕事を選んだほうが
長期的には良いように思う。
　
　
もちろん、自分が好きな仕事を選んだからって、
すぐに素晴らしい仕事が舞い込んでくるとは限らない。
　
　
それは、対人間でも同じこと。
　
　
　
こっちがどんなにスキスキでも、
相手にも「人格」があるんだから、すぐには打ち解けない。
　
　
ましてや、他のみんなからも人気のある仕事だったら
　
「いやー、好きって言ってくれるのは嬉しいけどさー。
　ほら、私ったら、こんな人気だから～」
　
と、ツンデレ系みたいに、
すぐには振り向いてくれなかったりするだろう。
　
　
　
でも、自分の好きな仕事につながる下積みを積んで、
コツコツと「好き」をアピールしていけば、
「仕事さん」も
　
　
「そんなに好意を持ってくれているんだ。。。」
　
　
と、振り向いてくれるように思う。
　
　
　
え？ちょっとおかしい？
　
大丈夫大丈夫。まだ妖精とかは見えてない（笑）　
　
　
　
でも、きっと、そんな側面があるような
気がしてならないんだよね。
　
　
　
私自身の経験で申し訳ないけれど、
　
　
本心ではイヤイヤやってたのに、
表面だけ取りつくろっていた時は
ロクに仕事ができなかったし、クレームばかり来た。
　
（しかも、自分とはまったく関係ないところで発生した
　クレームの対応に追われたりもした）
　
　
逆に、心から「スキスキ！」と思える仕事をやっていると、
なぜか追い風が吹き、事態が好転することも多かった。
　
　
また、コツコツ好きな事をやっていたら、
　
「なんでこんなご縁が！？」
　
と、驚くような方向から、驚くべきご縁を頂いたりもしている。
　
　
　
　
こりゃもう、
　
「仕事そのものに人格があるんでしょ？チミ？」
　
と、仕事さんを小一時間ほど
問い詰めたい気持ちでいっぱいだ（笑）
　
　
　
　
　
さてさて。
　
　　
「仕事には人格がある」
　
　
そして、
　
「人と同じように、
　好きでいれば、いつかは振り向いてくれる。
　嫌ったり、取りつくろったりすると、離れてゆく」
　
のだとしたら。
　
　
今している「仕事さん」に、どれだけ愛情を注げているかなぁ？
　
今の「仕事さん」を、どれだけ好きでいられるんだろう？
　
　
　
お互いに、
　
「仕事さん」と、良い付き合いをしたいものだよね。
　
　
　
ではでは。