スポンサーリンク

収束と終息の違い。

収束?終息?
 
同音異義語の中でも
これってけっこう使い分けづらいよね。
 
 
これがカンキだったら、
 
「あれ?カンキしろって
 換気すればいいの?それとも歓喜?」
 
とはならないよね?なる?
 
 
ということで(?)
今回は収束と終息の使い分けを
あらためて。
 
 
 
収束は、
 
「物事の混乱していた状態が、一旦落ち着くこと」
 
で、終息は、
 
「物事がひとまず完全に終わること」。
  
 
 
なので、
 
イメージとしては、
本の「章」がおわるのが「収束」で、
本一冊がまるまるおわるのが「終息」。
 
そんなイメージでオッケーだと思う。
 
 
 
ま、「終息」も、未来永劫の
ピリオドを意味するとは限らないのは
本一冊が終わっても、
 
「ハリーポッター ○○のなんちゃら」
 
とか、
 
「ターミネーター2」
 
とか、
 
「○○ シーズン2」
 
とか始まるところから察していただきたい。
 
シリーズ全部が終わる時は
「完結」とかなんやろね。
 
 
 
もうひとつ別の見方をするならば、
 
「収束」は、ピークアウト。
「終息」は、ひとつの事件やイベントの終わり。
 
そんな感じ。
 
 
 
なので、今流行りの新型コロナとかは、
ワクチン等が開発され、
感染の規模縮小が始まったら
 
「収束に向かい始めた」
 
と言える。
 
 
そして、多くの人が日常生活を取り戻し、
安寧な日々を送れるようになったら
 
「ひとまず終息した」
 
と言ってもいいんじゃないかな?
 
 
 
収束は、終息へのプロセス。
 
終息のためには、
まず収束していかなければならない。
 
 
そんな流れがあるようだね。
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
もちろん、今回の件は
早く終息に向かって欲しい。
 
 
ただ、おそらく
完全なる完結ということは無いように思う。
 
新型ではないコロナはずっとあったわけだし、
今回のコロナが完全に地球上からなくなることは
難しいのではないかな?
 
 
 
人類は新しいものを手に入れるたび、
新しい脅威にもさらされることを繰り返してきた。
 
 
そして、その中から新しい学びを得て、
歴史をつむいできた。
 
 
今回も、そのひとつになるんだろう。
 
 
 
 
えーと。
 
別にこれは、脅しているつもりでもないし、
達観しているわけでもない。
 
 
今回は、収束と終息の話。
 
 
今回の件については、
上記のようなことを踏まえると、
 
「どのくらいのタイムスケールで見るのか?」
 
によって、どっちを使っても間違いじゃないな、
と思う、ということ。
 
 
 
もちろん終息してほしい。
 
ただ、もっともっと長いタイムスパンに立った時には
せめてひとつの収束に向かって欲しい。
 
 
そして、今まで人々が繰り返してきた
笑顔を取り戻すサイクルに入れますように。
 
 
そんな風に祈り、
今、自分ができることをコツコツやるわけでありんす。
 
 
ではでは。
 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク