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正しいギブの仕方。

「人に与えることが大切って言うよね?」
 でもなんで大切なの?」
 
「私、けっこうギブしていると思うんだけど
 その割に幸せになってないんだけど?」
 
みたいに思うことがありんすよね?
 
 
「ギブしましょう、与えましょう!
 さすればあなたは豊かになってゆきます!」
 
 
みたいに言われているけれど、
「そうでもなくね?」みたいに
思えちゃうこともある。
 
そりゃ、なんでなん?
 
 
 
ってことなんだけれど、
それ、たぶん「ギブの仕方」が
ちょいズレてる(ワタシ含め)。
 
 
けっこう些細なことなんだけれど、
報われるギブには「やり方」がある。
 
 
相手を選ぶことも大事。
 
TPOも大事。
 
 
でも今回は、
ギブの「仕方」を考えてみたいと思う。
 
 
 
 
さてさて。
 
 
 
まずギブの話の前に
寄り道を少ししたい。
 
 
「欲しい」という想いについてだ。
 
 
なぜなら、
 
「ギブしてんのに、
 なんか報われない。。。」
 
って思っているのは、
なにかしらに「欲しい」という
想いを抱いているからだからね。だよね?
 
 
 
、、、と、唐突だけれど、ここで問題!!!!
 
 
 
あなたは今この瞬間、
 
「空気が欲しい」
 
と、切実に願っているだろうか?
 
 
あるいは、トイレの中で
充分にそこにあるのに、
 
「ああ、トイレットペーパーが欲しい」
 
と思うだろうか?
 
 
 
おそらく、「欲しい」とは思わないだろう。
 
ってか、そんなことを意識すらしないのが
通常なのではないだろうか?
 
 
 
。。。そうなんよ。
 
 
 
つまり、
 
「欲しい」
 
という想い、感情が発生するためには、
まず「それ」が、
 
「ない、足りていない」
 
という前提(の認識)が必要になってくるのよ。
 
 
 
「お金が欲しい」
 
と願う時は、前提として
 
「お金がない、足りていない」
 
という前提の認識が必要だし、
 
 
「素敵なパートナーが欲しい」
 
と願うときには、前提として
 
「パートナーがいない、
 相手の素敵さが足りてない」
 
という前提の認識が必要だ。
 
 
それは全部そうで、
 
「夢が欲しい」「やりがいが欲しい」
「人気が欲しい」「才能が欲しい」
「時間が欲しい」「トイレットペーパーが欲しい」
 
などなどなどなどすべてが
 
「それがない、足りていない」
 
時じゃないと発生しないのだ。
 
 
 
ためしに、
あなたの欲しいものを書き連ねてみ?
 
 
全部、あなたが
 
「それは今、ない。足りていない」
 
と思っているものだから。
 
 
逆に、誰かに
 
「私って、何を持ってる?」
 
と聞いてみ?
 
 
けっこうな確率で
 
「ああ、それは意識してなかった」
 
「そりゃあ、自分にとっては普通だし」
 
っていうものが挙げられるから。
 
 
 
なので、
 
「欲しい」
 
と思うものは、
 
「ない、足りてない」
 
という認識が先にあるので、
そこにフォーカスを合わせている限り、
それが入ってくることは、限りなく難しい。
 
 
トイレットペーパーがない時に、
トイレットホルダーをカラカラしながら、
 
「欲しい!」
 
と願っても、なかなか手に入らない。
 
 
それなら、戸棚とかにフォーカスを移した方が
まだ手に入る可能性が出てくるし、
助けを呼ぶとか別の行動をする方がいいかもしれない。
 
 
それと同じように、あらゆるものが、
 
「欲しい!」
 
と願っているものにフォーカスしているだけでは、
決して手に入ることはない。
 
 
 
欠乏にフォーカスして手に入るものは欠乏で、
充足にフォーカスして初めてすべては手に入るのだ。
 
 
 
「お金が欲しい」と願えば願うほど
「お金がない、足りない」と自分を教育していることになり、
 
「時間が欲しい」と願えば願うほど
「時間がない、足りない」と自分を追いつめていることになる。
 
 
 
ああ、大いなるパラドックスよ。。。
 
 
 
 
と、ここまで読んでいたら、
 
 
「だから ” お金がある ” ” 時間がある ” って
 思いなさい、ってこと?」
 
「あー!でたでた理想論」
 
「それがムズいんじゃワレ!!!!!」
 
 
と思うだろうから、そろそろ絶妙のタイミングで
話を最初に戻そうと思うんだけれどさ。
 
 
 
「欲しい!」と思ったものを
 
「今、私は足りてる!ウフフ!」
 
って思い込もうとするのって、
けっこうな、つらみじゃん?
 
そう簡単にいきませんやん?
 
 
フォーカスを変えよう!で簡単に変えられたら、
今頃ワタシは完璧超人になってるわいな。
 
 
 
 
 
だ・か・ら・!!
 
 
ここでギブが登場なんですよマドモワゼル。
 
 
 
ギブ。
 
 
 
ギブの最大の効能の一つは、
 
「自分の無意識下に、
 ” これは、私には足りている ”
 という教育ができること」
 
だ。
 
 
アタマだけで思い込むのは
無理がありまくりなことも、
実際の行動としてギブをすると、
 
「あ、これって自分にとって
 不足してないんだ」
 
と自分自身の無意識に思わせることができる。
 
 
それはもちろんモノだけじゃなく、
知識とかもそうだ。
 
 
だから、自分の得意分野とかをアウトプットすると、
 
「これに関して、私は充足している」
 
という潜在意識へのメッセージとなり、
 
「欲しい」
 
という状態から
 
「たくさんあるやん?」
 
と自然に思えるようになってゆく。
 
 
だから結果として、充足にフォーカスが行くために、
さらに「それ」を手に入れることが
できるようになってゆく。
という仕組みだ。
 
 
富裕層がますます富むのは、
いろんな理由があるだろうけれど、
最も大きな理由の一つは
 
「充足が普通」
 
の状態になっているからだ。
 
 
空気のように意識しないで、
充足にフォーカスができているからだ。
 
 
 
なので、もしあなたが
 
「欲しい!」
 
と願っているものがあるのだとしたら、
それをこそ大いにギブするといい。
 
 
 
ただし!!!!!!
 
 
ただーーーーーし!!!!!!
 
 
 
欠乏マインドのまま、
顔をピクピク引きつらせながらギブしても、
効果はゼロだ。
 
 
同じように、
 
「ギブしたら、あとで返ってくる」
 
と、下心マックスパワーでギブしても、
それは返ってこない。
 
 
 
報われるギブは、
 
・相手のことを想い
 
・自分は充足していると思いながら
 
提供したものだけだ。
 
 
 
「欲しい!」をその瞬間だけでも
手放したギブにこそ、奇跡が宿る。
 
 
 
ギブに
 
「報われるやり方」
 
「正しいやり方」
 
があるとすれば、これがすべてだ。
 
 
 
自分の中の「欲しい!」という欠乏感を
かき消す。
 
そんな頭の中の消しゴムが
ギブには秘められていたりするんやろな。
 
 
ま、いつもそんなに理想的にはいかんかもだけど、
どうせギブするなら、
欠乏している自分よりも
充足している自分に目を向けるといいのかもね。
 
 
ではでは。
 
 
 
 
 
 

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