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分かっている、とは?

誰でも、自分が慣れ親しんでいて
分かっていることと、まだ始めたばかりで
あまりよく分かってないことってあるよね?
 
 
その違いは、一体何なのか?
 
 
 
「分かっている、って。なんなのさ?」
 
 
 
そんな質問をされたのだけれど、
答えはものすごくシンプルだ。
 
 
てか、もう答え出てる。
 
 
 
分かっているのと、分かっていないの違い。
 
 
それは、 
 
 
「分けられていること」
 
 
だと思う。
 
 
 
 
たとえば、ゴルフとか野球のスイングでも
 
 
「こう握って」
 
「こうスタンスを取って」
 
「こう引いて」
 
「こうインパクトして」
 
「こう振りぬいて」
 
「こうフィニッシュする」
 
 
みたいのが、きちんと分解して
頭と体に染みついている。
 
 
分かっている人は、
普段はそれが滑らかに統べられているので
意識しないけれど、もし誰かに質問でもされたら、
自然に「分けて」答えることができる。
 
 
それが「分かっている」ことだ。
 
 
 
分かってない人は、
なんか全体が、ぱわぁっと見えてて、
 
「あー、なんか、こうで、こう?」
 
みたいに、ぼんやりと全体を雰囲気でとらえている。
 
 
だから、分かっている人に比べて
やってもうまく行かない。
 
 
 
それはもちろんスイングだけでなく、
 
 
筋トレでも美容でも
ビジネスでも特定スキルでも
料理でもスポーツでも絵でも楽器でも写真でも
時間の使い方でも片付けでも人間関係でも
異性でも家族でも夢でも生き方でも
 
 
もう、なんでも構わない。
 
すべてに共通する、マスターへの真実だ。
 
 
 
細部に分けられたものの積み重ねが
スムーズに磨かれた時に、
プロフェッショナルな成果は現れる。
 
 
 
分かっているか分かってないかは、
分けられたものを分かっているか、だ。
 
(ややこしいが、そう思わん?)
 
 
 
 
そして。
 
 
うまくいくか行かないかは、
 
 
「どう分けられているのか?」
 
 
によって決まる。
 
 
 
ノウハウって、ある一つの事を
 
「どう分けたのか?」
 
ということに尽きる。
 
 
 
どう分けて、
それを再度、どうつなげて、
そして滑らかにするか?
 
 
それがすべてだ。
 
 
 
なので、
 
 
肝心の「分け方」がイマイチだと、
理解もしにくいし、成果も出ない。
 
 
練習とは「滑らかにする行為」なので、
分けてつなげたものがダメだと、
そのまままっしぐらにダメになってゆく。
 
 
ダメになるための練習を重ねて
時間を浪費し続け、
ダメな成果が滑らかに出せるようになっちゃう。
 
 
 
わけかたがわけわからんと
わかるものもわからんくなるわけだ。笑。
 
 
 
 
だから、もし何か
 
 
「かなり練習しているのに、
 いまいち上達しないなぁ」
 
 
「もっと成果を出したいのに
 いくらやってもダメだなぁ」
 
 
という場合は、
 
 
・全体だけぼんやり見て、分けていないか
 
・分け方そのものが、よろしくないか
 
 
そのどちらかしか原因はない。
 
 
 
分かるためには、分ける。
 
 
 
その分け方が優れているのかを
立ち止まって見てみる。
 
 
 
 
そんなことをやるといいと思いますよん。
 
 
 
ではでは。
 

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