今日は久しぶりに恋愛系のお話。
男性に
「年下の女性と年上の女性、
恋愛対象にするなら、どっちがいい?」
と聞くと、多くの男性は
「年下の女性」
を選ぶ。
それを聞いて、
「あー、ホント男ってバカ。見る目ないよね。
結局、若い身体が目当てなんでしょ?」
みたいに思う女性も多いかと思うが、
それは当たっている半面、間違ってもいる。
それはまだ甘い見方であり、
優しい見方と言わざるを得ない。
男はバカなのではない。
大バカ野郎なのだ!!!
男が本能的に「若い肉体が好き」という部分は否定できない。
が、男はそれ以上に、
自分がバカであることを見抜かれることに
極度の恐怖心を抱いている生き物だ。
女性に、特に自分が好きな女性に
「あ、この男、バカだわ。」
と看破されようものなら、
真っ白な灰になってサラサラと崩れ落ちるほどの
ダメージを負ってしまうのが男ってもんだ。
(なっ!そうだろ?男のみんな?)
なので、基本的に
・たいした社会的ステータスも持ってなくて
・たいしたデートコースも知らない
・たいした知識もあるわけでもなく
・たいした人格でもない
ということを
「まぁ、若い女の子なら、見抜かないんじゃね?」
という消極的な思いもあって、
年下の女性をチョイスしたくなる、
なんていう阿呆な側面を持っているわけだ。
まぁ、実際に
「こんな店、はじめて!」
「こんな体験、はじめて!」
という事は、そりゃ若いうちの方が圧倒的に多いんだから、
そういう意味においては
「年下には、新しい体験をさせてあげられるから、
バカにされないで済む」
みたいなことは、多少はあるかもしれない。
しかし。
残念ながら、他の事に関しては、
年下だろうがオコチャマだろうが、
女性は、その男性のバカさ加減を見抜いてしまう。
だって、本能的に、
「この男には、本当に力があるのか?」
を見抜く能力をもっていなければ、
とっくの昔に人類は滅びちゃってるんだもの。
なので、
「自分より若い女の子を選べば、
私がバカなことはバレないだろう」
なんていう幻想は、持たない方が賢明だろう。
。。。この言葉は、完全に
私自身に跳ね返って突き刺さってくるんだけどね(笑)
では、ひるがえって女性からすると、
「なぁんだ。
男性が若い子を好きなのは、
ワカさとバカさで選んでいるだけなんだ。
あんしんあんしん☆」
みたいに思っていると、これまた痛い思いになる。
「ワカさ」と「バカさ」。
同性から見ると(特にバカさは)
大して価値のないことかもしれないけれど、
男性からすると、その二つは、ものすごい武器になっている。
若い女の子に
「ふぅん。
で、アタシはワカさとバカさを持ってるけど、
アンタはナニ持ってるの?」
と挑発されようものなら、
「ぐぬぬ」
と歯ぎしりをするか、逆ギレするかしかなくなってしまう。
じゃあ、どないすりゃええねん?
と思うかもしれないけれど、解決法は
実はとてもシンプルだ。
「ワカさ」と「バカさ」以上に
男性が欲している魅力と価値を手に入れればいい。
じゃあ、男性に対して効果のある
「最大の武器」とは、なんなのか?
それは、男性が何に人生を捧げているのかを知ると
分かってくる。
では、男は何に人生を捧げているのか?
もちろん、たくさんの答えがあるだろうけれど、
ものすごく抽象度をあげて答えると、
「男は、プライドのために自分の人生を捧げている」
だと言える。
男は自分のプライドを守り、高めるために
お金を稼ぎ、社会的ステータスを上げ、
知識を蓄え、肉体を鍛える。
そして、プライドを認め、
高めてくれる人をひいきしたくなる、という
女性からすれば、本当にワケワカラン生き物だ。
もちろん、
「自分のプライドなんて、気にしないですよ」
という男も、中にはいるだろう。
しかしそんな男は、
自分にも何にもプライドを持つことのない
モヤシ系男子か、
国家とか世界とかにプライドを持つ
オーモノ系男子か、
仏門に下って悟りの道をきわめようとする
ブッダ系男子だ。
恋愛対象には、なりにくい男子ばかりだから
この際、無視して大丈夫だ(笑)
だから、
「あなたといると、プライドを満たしてくれる」
という女性になれば、
男にとっては、最良のパートナーになるだろう。
プライドを満たす、ってのも
「男性のことを立ててプライドを満たす」
とか、
「女性自身が輝いて、
“この素敵な女性のそばにいられるオレ”
というプライドを満たす」
とか、他にもいろんなアプローチがあると思うんだけれど、
とにかく「プライド」をキーワードにすると
いろんな「オトコのナゾ」が解けるかもしれないね。
さてさて。
女性からしたら、本当に男ってバカで単純で
どうしようもない存在なんだろうなぁ、と反省する。
しかしまぁ、こっちとしても
ワケワカラン女性という相手に
右往左往しているわけなので、大目に見てくれると助かりまする。
ま、そんなことを言っている私自身が、
ちっぽけなプライドを必死に守りながら
精一杯の背伸びをしている
「イタい男代表」
であることは、間違いないんだけれどね。
ではでは。